《魔がない世界で魔を使って世界最強》ステータスと職業 前編
窓から朝の暖かな日差しが差し込む。そんな中、彌一は意識が覚醒していくのをじる。
(・・・ん?なんか暖かい。それに・・・らかい?」
そのを確かめる様に彌一はそれを手繰り寄せて抱きしめる。
「ん。・・・やい、くん・・・」
「・・・。!?!?」
抱き枕を抱きしめた瞬間、その抱き枕から自分を呼ぶ聲とく気配が伝わってきて驚く彌一。とっさに目を開けると、
「・・・」
「・・・」
たった今目を開けたのかし寢ぼけたじの凜緒と目が合った。
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
場が靜寂に包まれる。
「き、きゃぁあああああああ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それからし後、凜緒もだいぶ落ち著いたのかベットの上で向かい合う二人。
「ご、ごめんね。私がいい出したのに・・・」
「いいや別に大丈夫だ。」
と顔に何故か季節はずれの綺麗なもみじを咲かせている彌一が凜緒を安心させるように言う。
「うっ、本當にごめん・・・」
「だから大丈夫だって気にすんな」
そうして凜緒が落ち著きお互いに顔を合わせるが、昨夜の事を思い出しお互いに顔を真っ赤にしてしまった。
そうして朝からラブコメ全開をしていると・・・
「彌一様?どうかなさいま、し、た、か・・・」
先ほどの凜緒の悲鳴を聞きつけ彌一の部屋にはいって來たアーシア
「彌一くーん。凜緒の聲が聞こえたんだけど知ら、な、い・・・」
「彩。いくらなんでも彌一の部屋にいるわけない、だ、ろ・・・」
そしてアーシアに続いて部屋にってきたのは子生徒だった。
波 彩みなみ あや。凜緒と仲がいいクラスメイトで凜緒が彌一を除けばいつも一緒にいるような仲の良さだ。背は子の平均長で長い黒髪を後ろでポニーテールにしている。目の下のほくろが特徴的で目はし鋭い。全的に活発的な彼の格を表しているようだ。
その彩に続いてってきた男子生徒は、赤木 健あかぎ けん、彩の馴染で長が高く部活はサッカー部のエースであり、彩の馴染でだいたいいつも一緒にいる。凜緒と彩がいつも仲がいいので男友達として彌一もよく話したりするため彌一とは親友のような仲だ。
そしてその3人が見たのはベットの上で寢巻きがし著崩れた狀態で向き合い顔を赤くして俯いている彌一と凜緒である。「昨夜はお楽しみでしたね」の狀況である。どう考えてもそうとしか思えない。
「な、な、なにゃやってるんですか二人とも!」
とアーシア
「みんなぁぁあああ!!彌一君と凜緒がお、お、おとなのかいだんをぉーーーーーーー!!!」
と廊下に向かってにぶ彩
「今日の飯は赤飯だぞぉおーーーーーーーぐぼぉあっ!!」
と彩と一緒に廊下に向かってんだ健の顔面に彌一が投擲したベットの壁に飾ってあった寶石がクリーンヒッツ!!健は鼻出しながら床に沈んでいった。
「ち、ちがうんだってばぁーーーーーーー!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんな朝からちょっとしたハプニングがあり彌一と凜緒がクラスメイトから暖かい目や好奇の目で見られ冷かされた朝食の後、生徒は全員王城の中庭に集められた。
そうして生徒が集まって話している中、アーリアと一緒に立派な甲冑姿の大柄な男が中庭に現われた。
「私はアーセラム聖堂王國王宮騎士団騎士団長ルイバート・ロジャーと言う。今日から君たち勇者の戦闘訓練の指導などを行うことになる。よろしくたのむ。それではまず最初に君たちの能力の測定を始めるとしよう。」
すると何人かの騎士が現れ測定の準備を始めた。
そんな中クラスメイトの一人が、
「あのすいません。」
「ん。なにかな?」
「僕たち、ここに來て特に能力が上がったわけではないんですが・・・」
そう。神の力で勇者は強力な力を與えられると言われているが、彌一たちの能力は地球から何も変わっていないのである。
「それは君たちが”ステータスプレート”を確認していないからだ」
「”ステータスプレート”?」
この世界にはステータスプレートという自分の潛在的な能力やスキル、職業を見ることのでいきるがあり。古代の跡から発見されたステータスプレート製造裝置によって作られ、この國では10歳を迎えると國から配布されるで、分証の代わりにもなる。
初めてステータスプレートを見ることによって自分の潛在能力を認識することによりその潛在能力を目覚めさせると言うものであり、勇者として召喚された彌一たちはまだステータスプレートを見ていないので地球の頃と変わらない能力なのだ。
「と言うことなので、まずはステータスを見ていない狀態での能力測定を行う。」
そうして午前中は測定で終わった。ちなみに彌一は今も魔師としての訓練は継続しておりステータスを見ていないいまでもクラスメイトや先生よりも能力は高いが、ここで目立つのは何かと面倒ごとに巻き込まれそうなのでそこそこで手を抜いて記録は平均よりし上にとどめた。まぁ相川は平均をぶっちぎってたが・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後は騎士団の人たちとの簡単な自己紹介で終わったのは午後4時ごろだった。
「それではこれよりステータスプレートの配布を行う。ただしステータスプレートは初めて表示させた場合、潛在能力を目覚めさせる変化のせいでの調子を崩すのでステータスは部屋に戻って見るようにしてくれ。また明日にはステータスプレートの開示をしてもらうので明日の晝のはここに集まるように!それでは解散!!」
そういって騎士団長は城の中に戻っていき、れ違いで人數分のステータスプレートを持った騎士が中庭にってきてステータスプレートを配布していった。
ステータスプレートは、明な金屬の板でサイズはスマホよりし小さいくらいだった。そしてプレートの右上にある幾何學模様に自分のを一滴たらすとステータスが表示される。
(これがステータスプレートか・・・見たことない金屬だな?それにコレに使われてる式も詳しくは分からないが初めて見るものだ・・・あとで【解析】を使ってみるか。)
その後、凜緒たちとし話し彌一は部屋に戻っていった。
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「さて、それじゃあさっそくやってみるか。」
そういって彌一はステータスプレートといっしょに渡された針を親指に刺してを出しそれを幾何學模様に垂らす、するとステータスプレートが輝き、明だったプレートが白と金で裝飾され、その瞬間ステータスが表示された。
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《日伊月 彌一》 男
レベル:13
職業:魔師
筋力:2600〔+5200〕
力:3010〔+6020〕
俊敏:3490〔+6980〕
耐:2500〔+5000〕
魔力:56000〔+56000〕
〔契約霊〕
・
スキル
言語・剣・撃・思考強化・地・魔力回復速度上昇
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「おぉ~。これがステータスか。う~ん・・・このステータスすごいのか?基準がないからいまいち分からん。それになんだ?この+の數値?・・・・・あっ、もしかして【強化】で強化した數値か!」
【強化】とは。自分の能力を2~3倍にする魔で彌一の場合【強化】を使用すると筋力の場合、《2600→7800》となり3倍の強化が可能なのである。
「てことは魔力の方は【魔力増幅】か。」
【魔力増幅】とは。魔加工をした鉱石を砕きそれを神水と呼ばれる魔力循環効率が90%の水に混ぜた〔魔力ブースター薬〕をとしての魔力を2倍に活化させる魔である。ただしこの【魔力増幅】を使うと魔力回路の魔力循環が一時的に落ちるため、使いどころが重要な魔だ。ちなみにこの〔魔力ブースター薬〕は呪符と同じ魔補助である。
「ほかには、〔契約霊〕?まぁこれはいいか。あとは・・・・《魔師》、か。俺は確かに魔師だが、そういうい意味じゃないだろうし。何か効果でもあるのか?」
そうしてプレートの職業欄にれてみると
「おっ!説明が出てきた。なになに・・・」
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職業:魔師
説明
・魔構築の際大幅な補正
・発速度の上昇
・魔力循環効率の上昇
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「な、なにぃいいいいいいいいーーーーーーーーーー!!!!」
12ハロンの閑話道【書籍化】
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