《英雄様の非日常《エクストラオーディナリー》 舊)異世界から帰ってきた英雄》第4話 天宮月は陣野月ではない
お兄ちゃんが帰ってきた。
これだけなら、私は飛び跳ねて喜んだのだろうだがお兄ちゃんが言った言葉が頭の中をまわる。
『俺は“天宮”じゃないんだ』
どういう事なのお兄ちゃん?
私は妹だよね?
どうして。
「エルちゃん大丈夫?」
「ねえ」
「おーい聴いてる?」
バチンッ!
頭に鈍い痛みが伝わる。
「痛っ何するの!」
「私の話を聞いてよ、エルちゃんどうしたの? 晝休みからずっとボーっとしてるよ」
「……なんでも」
「うーむ」
「おーい月ちゃん千晴ちゃん」
「あー太さん」
「月ちゃんどうしたの?」
「んー私が聞いても何もわかりませんでした」
「帰ってたら話せるかい?」
「……うん」
お母さんになんて言おう。
***
夕食の時間
家族全員で久しぶりに食べるごは・・・
一人を除いて。
「月何があったの」
「お母さん驚かないで」
「?」
「今日、転校生が來たの」
「ほう、だがそれだけじゃし驚く程度だぞ」
お義父さんの言う通り転校生ぐらいじゃあし驚くぐらいだ。
問題はこの後
「その転校生が
お兄ちゃんだった」
「「「えっ?」」」
「えるな?お兄ちゃんってまさか」
「蒼月お兄ちゃんだよ」
バタンっ
お母さんは、文字通り後ろにひっくり返ってしまった。
慌てたお父さんがお母さんを揺すりながら言う。
「月 噓じゃないよな?」
「うん」
「うーんはっ」
「大丈夫?お母さん」
「ええ、それより蒼月は?」
「俺は、天宮じゃないだって」
「そう」
そこから先に話は進まなかった。
私は、気づいてなかった。一人お兄ちゃんに手を出そうとする存在を。
(蒼月君、君はどれだけ月ちゃんを苦しめるんだ。僕は絶対に君を許さない)
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