《ラノベ獨學の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一~》トレイルの警察
落ちているエシアをお姫様抱っこと言うやつで持った。
「大丈夫か?」
「助かった。ありがとう」
本當に男らしくなったな、エシア。
と言うと絶対腹パンくらうので心の中でこっそりと……
「腹パンが何だって?」
「なんで聞こえてんだよ」
本當にびっくりするよ。
時々、エシアは俺の思ってる事を軽々しく読んでくる。
プライバシーの損害よ!
ほんっとにもう。
「それは置いといて、さ、帰るぞ」
「それって?」
「それはそれだよ。早く帰るぞ」
俺がエシアの手を引っ張ると瞬時にエシアがどこかを向いた。
そうして帰っていると、後ろから何やらうるさい奴らが。
「待て!警察だ!今空を飛んでいただろう」
俺はこう言わジェットエンジンを使ってみせた。
「はい、どうぞご覧の通り飛べますけど何か?」
「逮捕だ!」
「だろうね。なんか分かったよ。けど、こいつと一緒に飛んだって意味、ちゃんと分かってもらいたいね」
「早く降りてこい!」
「それじゃさよならー」
そう言って宿がある方向に音速で向かった。
そんなに時間はかからなかった。
「ただいまー」
「おかえりなさい」
「あー、ちくしょう。だるいな。警察に目、付けられた」
「その警察が帰ってきたら手の屆く所にいるのはやっぱりだるいね」
「……お前は!?」
目の前に立っていたのは、警察だった。
「この國の広場を歩いている住民、旅人の家、宿などの住んでる場所は把握済みだ。元を突けば全ては収まる。警察を舐めるなよ」
暫く、揺してけなくて、手枷を付けられた。
手枷は抵抗するとどんどん閉まっていくと言う便利機能付きらしい。
同じようにエシアも拘束され、外に置いてあった車に乗せられた。
△▼△▼△▼△▼△▼△▼
スノウ國では失敗したが、ここの國では上手くいっているみたいだ。
流石はここの教祖様、スノウ國の教祖とは全く違う。
どこの國の教祖も変人だと聞いていたがここは案外普通で、紳士なんだな。
「あなた方はとりあえず、A2の人達を連れてきてください。お願いします。その人達を逃がさないで下さいよ?あの部屋で待っているので」
やっぱり普通だ。
「教祖様連れてまいりました。それではちょっと外に出ていてください。すみません、すぐに終わりますので」
皆、すんなり外を出た。
そうすると中から
「あぎゃぐぎょぎぎぎぎぎゃぁぁあ゛」
ってび聲が聞こえてきた。
やっぱり、変人でした。
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