《ラノベ獨學の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一~》悪魔誕生
両親が居なくなった後、その子は我に帰り、その事に対して泣き出したのだ。
まるで自分が被害者であるように。
時の力によって忘れていたが、思い出してしまった。
そう、俺が悪魔だ。
開き直る訳じゃない、だが思い出してしまった。
これが俺の罪。
「どうした!」
騎士が來てしまった。
しょうがない。
真・っ・直・ぐ・クリスのところに行こう。
聞きたいことも増えたしな。
「お前ら先言ってるぞ。騎士は適當にやっとけ」
最上階はここの真上。
俺は足を曲げ、力をれた。
そのまま真上に飛んだ。
一瞬クリスの顔が見えたがすぐ通り過ぎてしまった。
「あ、飛びすぎた。」
最上階に著陸して、目の前の景は見たことある様なものだった。
クリスが吊り上げられていた。
キースと同じだ。
「大輔!來んな!」
「大輔というのかい?良くも家を壊してくれたね!もうすぐアイツの魔力が溜まるからちょっと待って!」
「あ、あの『無慈悲の異端者クルー・ヘリテック』とか言うやつ?」
「は?よく知ってるね。そうだからちょっと待ってて!」
「まずそう言われて待つやつなんか居ないけど、しかもそいつ倒したし」
「何?倒したの?それも許されないね!」
そう言うと、騎士に囲まれた。
「この國の強い騎士だけを集めた。まずこの包囲をくぐり抜けるのは無理だろう」
「じゃぁ倒すしかないな」
周りの騎士は一瞬で吹っ飛ばされていた。
「こいつらは強いかもしれないが、俺は悪魔だ。そう簡単に負けねえ。」
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