地球で12月25日。

この世界で雪月二十呉日。

そう。

この日は、クリスマスだァ！

リア充どもよ。そして、非リア充どもよ。

笑顔でクリスマス過ごせよ！

そして俺は王宮を練り歩いている。

ん？人が居るな。なにか喋ってるぞ？

聞き耳立ててみるか。

「なぁ知ってるか？」

「知らね。」

「話聞くぐらいいいだろ別に」

「はいはいなんですか？」

「地球で今日キリストの生誕祭じゃろ？」

「確かにそうだな。」

「今までの勇者の名前知ってるか？」

「確か、サカモト、イエス、オダ、ルーデル、あ…ああ！」

「そうだよ。キリスト１回勇者としてこの世界に來てるんだよ。」

「マジかよ」

「キリストこの世界で死んでるんだよ。」

───いい事を聞いたな。

《検索：イエス・キリスト》

んー。あ、いたいた。

死霊になってるな。

種類は…あ、死神グリムリーパー

になってるか。

じゃあ、倒すかな。

この場所に転移！

よし、この扉の先にいるのか。

相手はグリムリーパーだし、まぁ、この武でいいか。

いや、あれを付けておくか。

《武付與：敵苦手屬付與》

よし、行くか！

「..........。」

「戦う準備は出來てるってことかいな！っと！あっぶねぇな！！？」

「...！」

桐とグリムリーパーの攻防は続くが、グリムリーパーが劣勢のようだ。

「砕け散れ！《限界突破：終焉のラグナロク》！！」

ドッカーンと発後には寶箱が1つ。

その中は、

魔聖剣キリスト

聖人キリストと、グリムリーパーとしてのキリストがくっついた剣のようだ。取り敢えず放つ魔力やべえから閉まっとくか。

ま、そのうち改造するかな。