《異世界転生の特典は言語理解EXでした〜本を読むだけで魔法習得できるチートスキルだった件〜》第六話「冒険者になった」
あれから9年。俺は14歳になった。
小さかった背はび、今じゃ170cmほどある。
可かった顔も今じゃイケメンだ。
6歳のとき、アルデバン學校に學した。
アルデバン學校は、國が運営している學校で、國に住んでいる子供のほとんどは、ここに通う。
通えないのは、親のない子供達、貧乏すぎる家の子供達だ。
いくらアルデバン王國がかで栄えていると言っても、前世でいう日本のような狀態にするには、難しいだろう。
國の子供ほとんどが、アルデバン學校に通うため、學校の敷地面積は、すごく大きい。
學校、寮、訓練に必要な施設、娯楽施設、森。これらのおかげで、學校での生活や授業の質は、ものすごく高い。
こんな學校で生活を送れたら、きっと楽しいのだろう・・・。
と、俺は全然思ってなかった。
なので、8年間、俺はほとんど學校に行っていない。不登校だ。
たまに、學校に行ったときに耳にってきた俺のあだ名は、ひどいもんだった。
「親がすごいだけのゴミ」
「親の七り」
「無能系イケメン」
「態度だけマン」 など
はは、笑えるだろ?
ソフィは、毎日のように學校に行こうとってきたが、斷った。
斷るたびに、ソフィは悲しそうな顔をして學校に向かっていたのが、心苦しい。
だが、學校に行くより俺は、やりたいことがあったのだ。
山のようにある『ガロア魔法書』を読みたかったのだ!
學校で習う容は、既に知っているし、學校生活というものにも興味はない。
だから、俺が學校に行かないというのは、必然なのだ。
しかし、家の書庫にあった『ガロア魔法書』は、4年前に既に読み終わっている。
じゃあ、それからは何をしていたか。
古代魔法を使って、超効率よく強くなっていたのだ。
百聞は一見に如かずという言葉があるぐらいだ。まずは、俺のステータスを見てもらいたい。
鑑定
アレク・バーベンベルク
種族:人間
別:男
職業:年
年齢:14
レベル:1
≪能力≫
魔力量:9800
攻撃力:4271
防力:3284
俊敏力:4061
≪固有スキル≫
言語理解EX
≪現代魔法≫
火屬:初級~最上級 水屬:初級~最上級 風屬:初級~最上級 闇屬:初級~最上級
屬:初級~最上級
≪古代魔法≫
魔法創造
≪武≫
剣Ⅸ、拳Ⅷ、槍Ⅷ
こんなじだ。
能力が異常に上がっているには、訳がある。
魔法を使って、筋を破壊し、回復した。手っ取り早く、を強化したのだ。
だが、それだけでは能力値は1500までしかびなかった。
そこからは、自分のだけ重力を変化させた。
10倍、20倍、....100倍と増やしながら特訓をした。
その結果があれだ。
これが、どれくらい異常なのかというと、王國最強と言われている俺の父さんの能力値は、大2500ほどだ。そんな父さんを軽く超えている俺は、異常だと言わざるをえない。
古代魔法を片っ端から習得していったら、魔法の作り方を理解してしまった。そのときからステータスの古代魔法は、魔法創造だけになった。
魔法創造は、便利すぎる魔法だ。
能力は、名前通りで、自分が思った魔法が使えるというチート魔法である。
これを使って、筋を壊して、治したり、重力を変化させたりしていた。
これが、俺が學校に行っていない間に得たものだ。
學校に行けばよかったという後悔は、全くない。
なぜなら、15歳になったら學校に行くことになっているからだ。
俺の両親は、俺が、アルデバン學校に行かないことは納得してくれている。
しかし、ある條件が下された。
條件は、簡単。
アルデバン魔法學園に學し、卒業しろ。という條件だ。
これさえ、してくれるならアルデバン學校に行かないことは、目を瞑るとのことだ。
アルデバン魔法學園。エルタニア大陸の國々で優秀な生徒が集まる學園。
優秀な生徒だと認められた者しかれないという意味ではない。
學試験にさえ合格すれば、晴れてアルデバン魔法學園の學生の仲間りだ。
試験容には、筆記試験と実技試験がある。
難易度は高いらしいが、俺にとっては朝飯前だろう。
學試験まで、あと大1年ある。
この1年間、俺は冒険者になろうと思っている。
なぜ、冒険者になるのか。
高ランク冒険者は、依頼主や他の冒険者たちとたくさんの繋がりを持っている者が多い。
なので、冒険者として名を上げると、その分報を集めやすくなるのだ。
それを利用して、俺は、古代文字で書かれた本を探そうと思っている。
『ガロア魔法書』以外にも古代の本は、存在する。
それを見つけ、読むために俺は冒険者になるのだ。
それができる期間は、1年。
この1年間で俺は、できる限り多くの古代の本を読みたい。
冒険者登録をするために、冒険者ギルドにやってきた。
冒険者登録は、ギルドの付で、氏名、種族、職業、別、年齢を記すれば登録することができる。
俺は、付にいる一番かわいいと思った付嬢の元に歩いて行った。
「冒険者登録をしたいのだが」
「それでしたら、こちらの紙に、氏名、種族、職業、別、年齢を記してください」
俺は、分を知られたくないため、偽名を使うことにした。
氏名にア・レ・ン・、職業に剣士と記し、あとは正直に記した。
職業に剣士を選んだのは、所持してる武が剣だったから。という単純な理由だ。
「これで、アレン様の冒険者登録は完了しました。新規の冒険者の方々は、一度だけランク測定のための適正試験をけることができます。試験容は、ギルドにいる冒険者の中から相手を選び、実際に戦ってもらいます。審判が判定を下したらそこで試験は終了です。相手役の冒険者のランクは、あまり高くない方をオススメします。験なさいますか?」
「もちろんける。相手のランクは、今このギルドにいる最高ランクで頼む」
冒険者のランクは、F、E、D、C、B、A、S、SSの順で決まっている。
F~Eはビギナー、D~Cはベテラン、それ以上は、二つ名がつくらしい。
「..いいんですか?実力差がでかすぎる相手の場合だと、正常に実力を測れない場合や大ケガをする危険だってあるんですよ?」
付嬢は、バカを見るような目をして呆れ果てているように見える。
「そうなのか。じゃあ俺は、正確に実力を測ってもらえないかもな」
「それなら、なぜ・・・」
「ん?何を勘違いしてるんだ?今このギルドにいる最強じゃあ、俺の相手をするには力不足だって言ってるんだよ」
「なっ......」
付嬢の発言は、そこで止まった。
理由は、俺の後ろにいる人が原因だろう。
「おいおい、こんな糞ガキに俺はバカにされてんのか?アァ””!」
チンピラがいた。
俺よりし背が高く、背中に大剣を背負っている。
「あぁ...ザントさん...」
「この新人冒険者君は、俺に勝てるつもりでいんのか??」
「聞こえてたんじゃなかったのか?その頭の悪そうな顔つきにお似合いの理解力だな」
「ってめぇ...もう許さねえからな。來い。適試験に付き合ってやるからよ」
「それは有難いが、お前は本當に高ランクの冒険者なのか?」
「言ってろ、お前は殺すからよ ついてこい」
そう言って、チンピラはギルドの奧にある闘技場まで歩いていく。
おい、待て待て。
俺の疑問が解消されてないのだが・・・。
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