目を開けると、草原にいた。辺りを見回して、誰も居ない事を確認して「ステータスオープン」と言ってみる。

シュンヤ・オリハラ

人間 

LV.1

HP25

MP10

筋力20

防力20

敏捷27

魔力10

運100

スキル

鑑定・隠蔽LV.10

固有スキル

スキル強奪

神の加護

取り敢えずステータスが出た事も嬉しいけれど、

「運高くね？」最初に思った事がそれだ、この世界の平均を知らないが運が他よりも、群を抜いて高い。魔力は元々無かったから仕方がないかな？

まぁ気になるものを見ていくか、そう思いずっと見ていると詳しく見れた。

神の加護

神ユミナにされている者に與えられる

LVやステータスが上がりやすくなる、長補正がかかるようになる。

神と話せる （念話）

々とツッコミたいけど、神と話せるって何だ？

取り敢えず念じてみるか、プルルルルと何度か鳴ったと思ったら「はい、ユミナですけど」と、出てきた。

「あ、俊哉だけど」 「え、しゅんやしゃんですか！？」

なんか慌ててるのか？ 「なんか神の加護って言うので

神にされている者に與えられるってあったんだけど、なんか分かる？」

「さあ分かりません」「え？」「だから、分かりません」「はい」

「加護に関しては、長速度が普通の人の數十倍ぐらいになります」

「無茶苦茶チートじゃん」「あ、仕事があるのでもうこれで」「忙しいのにありがとう」「い…いえ大丈夫ですけど、その…」「どうしたの？」「出來ればでいいのでたまに連絡して下さい」「勿論」「本當ですか」

「うん」「やった。約束ですよ」「じゃあ」

プツン

そう言って切れた。しかし、結構チートだよなー。

ゴソゴソ  

「なんだ？」音のした方を見るとなんと、緑で醜悪な顔をしたファンタジー定番魔のゴブリンがいた。

早速ゴブリンを鑑定して見る。

ゴブリン

魔

LV.5

HP35

MP0

筋力40

防力25

敏捷8

魔力0

運2

スキル

剣LV.1

「運低すぎるだろ」魔を見ての第一聲がそれだった。

一般人の平均ステータス

人間

LV.1〜5

HP20

MP10

筋力10

防力10

敏捷10

魔力10

運5〜20

スキル