《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(6)妖の門
(6) 妖の門
俺は、ウナが泣き止むのをハンバーガーを食べながら、待った。食べ終わって暫くして、泣き止んだ。
ヴ~ン メニョ 目の前の空間に歪みが生じた。
「おい、ウナっ!あれ…。」
歪みを指差す
「ん? あっ! 妖の門!?」
ヒョコッ ヒラヒラ ふわふわ
一人の妖が出てきた
ウナと同じくらい12~3センチの妖が。
妖は俺に気づき ギョッとするが、見えていないと勝手に思って、気にすること無く飛んでいく。
俺の肩に座っていたウナが飛んでいき聲をかける、ビックリする妖、見ていて面白い。
何か、話している、時々驚く、その仕草が面白い。両手両足を大の字で驚くのを初めて見た。空中だから出來る驚き方だ。
妖の服裝は花びらぽいをいくつも巻き付けた様な服裝、ウナも著を著けてない、歪みから出てきた妖は短い花びらミニスカートで、大開くから見えるんだよね…。視力が良いから。まあ、妖では興はしないが。興味は大いにある。
恐る恐るウナの後ろを飛ぶ妖、ウナは茶髪だが、この子は緑の髪、ショートのウナに対し、ウェーブのかかったセミロング、髪型はウナより大人っぽいが顔はく見える。
ウナは見た目も喋り方もボーイッシュだから、ショートの方が似合っている。
「だいすけ。彼と、妖界に帰っても良い?」
「そうか、帰るか。1年間だったが楽しかったぞ。また會えるか解らんが達者でな。」
「な! 違うわよ、霊様に斷りに戻るだけよ、何言ってるのよ」
「そうだったか、ごめん。どれくらいで戻って來れる?」
「直ぐに霊様に會えるかも解らないから…、何時(いつ)になるか答えようがない」
「そうかぁ…、俺は妖界に行けないのか?」
「出來るわけ無いじゃない。この大きさよ、だいすけは通れないでしょう」
妖の門は10センチ程の歪みだ、人間が通れる大きさじゃない。
試しに指をれてみた…、何の抵抗も無くる、とても気持ち良い。
に力が涌き出てくるじがする。
俺が指をれたことに妖が驚く、結界がってあったようだが…何の抵抗も無かった。
ウナが言うには、俺が危害を加え無い者…邪気を持たぬ者と判斷されたのだろうと言う。 気持ちが良いのは、魔素が人間界より遙かに濃いため魔力を持つ者には気持ち良くじるのではないかと言う。
人間が、妖界にった(れた、招かれた)ということはウナも、木の妖のベルデ・フレスコ(スペイン語で新緑を意味する)も聞いたことも無いと言う。
「ベルデ・フレスコは、妖の門を開けるだけの力が有るのか?」
ベルデが驚いた。
「な 何で私の名前を知ってるの?」
「あっ、ごめん。勝手に見ちゃった」
【鑑定】で斷らずにステータスを確認していた。
「そう、ステータスを見れる、スキルを持ってるのね、でも勝手に見ちゃダメでしょ」
お姉様口調…、顔とのギャップがありすぎる。
「私は、妖の門を開けるわ、魔力を3000使うけど」
通りでMP:799(/3799)だったんだ。
10センチで3000…、100センチなら30000、150センチなら45000まさかね…。
妖の門に手(指を4本)をれて、魔力を込めてみた 60000程
ブ~~~~~~~~ン
妖の門が広くなった200センチに。
「出來た?」「「えー!?」」
俺は、妖の門を潛り、妖界にった。
俺の回復率は高い方だが消費した60000もの魔力がこんなに早く回復したことは今までない。
みるみるMPが回復していくのをじる。
気溫も森より快適、風も気持ち良い。
草原 そんな場所に出た。
「ここは、何処だ?」キョロキョロ
「ここは、妖界、プラデラの草原」
プラデラ、スペイン語で草原。草原の草原?
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
え? スペイン語が、出來るのかって?
出來るわけ無いじゃないか、妖をスペイン語で表そうと思っている作者の意図天の聲をじただけだ。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
遠くに森が見える。10キロくらい先。
左手には火山?煙を上げる山が見える。30キロくらい先。
右手に海?青く見える。30キロくらい先。
上は空です。月の様なが幾つも見える。距離までは解らん。たぶん、めちゃくちゃ遠い。晝間の様に明るいが、月それは、はっきり見える。
「ねぇ!早く妖の門を閉じて!」
「どうやって?」
「貴方が広くしたんだから閉じなさいよ、私はこんな広い門閉じれないわよ。 そうしないと、魔がってくるでしょう。 妖界の魔素は、魔も好むから、早くしなさい」
『魔力吸収アヴソーヴ』『魔法霧散マジウザ』等は使えないが、俺には【嫌われ質】こ れがある。
妖の門にれ、嫌われ質で、門**に嫌われてみた。
パーン 門が弾け霧散…、キラキラと消えていく。
「これで、良いか?」
「え えぇ 大丈夫」「!?」
ベルデは喋れたが、ウナは目と口がこれ以上開ひらかないのではというくらい開あけて驚いていた。
この瞬間とき、俺は『妖の門・開閉』と『魔法霧散マジウザ』を習得した。
おっ、ラッキー。毎回、嫌われ質発させなくて済む。
森から何かが、飛んでくる。(黙視)
『サーチ999』を使う。
この瞬間とき、俺は【サーチ10】(青)を習得した。10キロ以の探知能力だ。
正確には、サーチ999…999メートルが10…10キロにレベルアップした、數字が小さくなり範囲が広くなった…。深緑から青になったからだ。妖界はスキルのレベルも上がりやすいみたいだ。
反応は妖の様だ。數は15人
(と數えても良いが、人とする)
§§§§ ステータス(青) §§§§
名前:ベルデ・フレスコ
種族:妖族
職業:木の妖
別: 198歳
分保証クラス:霊
素質:ー
レベル: 60/100 [ ー ] [ ー ]
§ § § § § § § § § § § § §
H P: 4620(9240(/9240))
M P: 3799(7598(/7598))
攻撃力:2795(5589)
防力:2828(5612)
魔攻撃:2795(5589)
魔防:2828(5612)
力 :1540(3080)
丈夫さ:1540(3080)
魔 力:1540(3080)
敏捷:323(646)
用さ:773(1546)
賢 さ:993(1985)
運 :60
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
《裝備》
裝備:妖の服(青+23)
※人間界では、ステータスが半減する。
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