《【嫌われ質】自覚したら最強?かも》(150) 魔都『アルティスバーナ』
(150) 魔都『アルティスバーナ』
13月27日 17:37
お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジで、魔都『アルティスバーナ』、人目を避け、魔都から數キロ離れた街道わきへ転移し、夕食を食べながら、ミスリルゴーレムの馬モードに引かれ移。
夕食後、外に出ると
「雪ですね」
チラチラと雪が降っていた
まだ、積もってはいない
ネプトティスでは、雪は降っていなかった、余り雪が降った事は無いようだ。
~ ▼ ~ ~ ▼ ~
魔都『アルティスバーナ』は海抜2000メートル、ネプトティスからしずつ上がっていた
700キロかけて1800メートル上がる、ネプトティスも海抜200メートルだった
魔都『アルティスバーナ』の北側の山脈から川が流れている
水源は山から流れてきている川なので、魔都が海抜2000メートルだとは気づいていなかった、勾配0.2%に気づく者が居なかった
海抜を調べる技は無い
この時期には雪が降り、積もる事がある
以上、解説終わり
~ ▲ ~ ~ ▲ ~
【神眼】
ここから、後1時間も進めば、魔都に著く、到著予定18:50
「明日だったら、雪が積もっていたかも知れませんね」
メガクラームが外を見ながら呟いた
「飛んで行きたかったんじゃがなぁ」
「じゃ、ここから、飛んで行きましょう」
「アメイヤ、ユニコーン・ペガサスを呼べ、飛んでいこう」
「!? ユニコーン・ペガサスじゃと?」
アメイヤにシロ(ユニコーン・ペガサス)を召喚させ、お泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジを、飛行魔法フライで浮かせ引く
4分で魔都『アルティスバーナ』に、17:57到著
魔都は、黒い城壁に囲まれた都市
この世界は黒が上位権力の象徴的なだから、魔族に相応しいかもしれない
魔都に都するための(平魔族と思われる)行列にドラコス並の魔力持ちを何人もじる
『非戦闘系に見える者でさえ、MP500はある…流石、魔族だな』
雪がちらつく夕刻、魔都にるために並んでいる人々が、馬車が飛んできて驚く
シロ(ユニコーン・ペガサス)に驚く
魔都にも、魔貴族用の専用門があるので、そちらに並ぶ
「空の旅は一瞬じゃったな」
「夕方で雪も降ってて、眺めは良くなかったですよ、帰りは飛んで帰りますか?」
「空からの景も楽しみたいのぉ、楽しみにしておこう」
余程空を飛びたいとみえる
順番がきて、ネプトティス卿がお泊まり馬車ハウスウェア・キャレィジから、車イスで降りる
ビューティーが介助する
車イスを降ろせる昇降機(魔力で上下する板)もつけている
魔族の門番が興味津々で見ている
「変わった馬車ですね。それにそれは、何ですか? 車のついたイス?」
「『車イス』とか言うそうじゃ、孫娘の婿殿むこどのからの贈りじゃ、の不自由なワシには、とても有難い」
「初めて見ました。 足の不自由な方には便利そうですね」
もう一人の門番も心していた
また、売れそうなを作ってしまった、カイブンさんに相談してみよう
ネプトティス白爵しろしゃくの証の短刀
ビューティー…プルクラームの証の短刀を、出す
門の警備兵が驚く
シロに引かれ、都する
同乗者のチェックは無し…いいのか?
ビューティーの短刀が王族関係者の証だった、普通が証の短刀を持つこと自希だと、ビューティーも知らなかった。
「魔都の屋敷に行くのは、久しぶりじゃ」
スマホでメールはしている様だ
ネプトティス白爵しろしゃく邸が、魔都にもある
そこに、奧さんがいる
プランテ・ダ・ローラ
ローラの方が元気なので、領主ではないため魔王様には、挨拶は出來ないが、魔都に來た魔貴族への年始の挨拶のため、魔都の屋敷に來ていた
『メガクラーム、プルクラームと、魔都に行く』とメールしたとき、凄~く驚いた一人
屋敷に著くまでに、目立った
「やっぱり、ユニコーン・ペガサスは、魔界でも珍しいのか?」
「馬車を引かせるのに使とるのを見たことは無いな、得に真っ白なユニコーンやペガサスを見らんし、ましてやユニコーン・ペガサスじゃからな」
「それもこんな子供が使役していて、驚きです」
ネプトティス卿も、メガクラームも
アメイヤを見て、心する
「ところで、お主ら、ワシの屋敷を知っとるのか? プルクラームさえ知らんと思うんじゃが」
「知らないが、アメイヤには、探しを見つけるスキルがある、屋敷は直ぐ解ったようだ」
アメイヤが、頷く コクリ
シロに『念話』で指示して、屋敷に向かっていた。
ネプトティス卿もメガクラームも驚き、心した。
魔都の町並は、禍々しいは無く、至って普通の建
通行人が、角が有ったり、翼が有ったり、ザ・魔族的な人が多い
人族は、今のところ見ない
獣人…ワービースト、獣の姿の獣人が多く、人に近い容姿の獣人は、ない
魔素の影響でワービーストが多いという説もある。
~ ~ ~ ~ ~ ~
解る人には解ると思うが、ワービースト同士の間に、人族に近い容姿の獣人が生まれることの方がおかしい。
~ ~ ~ ~ ~ ~
馬車の中には聞こえないが
「ギャッ」「うわっ」
とか、目を押さえるヤツが居る
勝手に鑑定しようとして、鑑定防止の『閃』にやられている
「者も無しで、凄いのぉ」
「シロは賢いし、何かあればボクと『念話』出來るから、大丈夫です」
グフトはアメイヤをでる
メガクラームは、キュートを抱いていた。
ネプトティスの屋敷の、執事、メイド達に新年の休みを取らせ、ボーナス(月給3ヶ月分)とドラゴンの(2kg)を持たせて、里帰りさせた。
里帰りと言っても、みんなネプトティス生まれのネプトティス育ち。
者はローラさんのお供で留守(魔都の屋敷)
お供は無し、ネプトティス白爵しろしゃくとメガクラームで、魔都に來ている
魔貴族エリアの検問前で、止まる
またシロに驚く門番
者も居ないのに、停止の合図に止まった事に更に驚く
ネプトティス白爵しろしゃくと、ビューティーが降りる
車イスに驚く
「見ない馬車ですね、ユニコーン・ペガサスも従魔登録している魔貴族が來られる事は知らされてないのですが。それに、それは何ですか? 車のついたイス?」
「ユニコーン・ペガサスは、ワシのひ孫、アメイヤの従魔じゃ、これは『車イス』とか言うそうじゃ、孫娘の婿殿からの贈りじゃ、の不自由なワシには、とても有難い。 ホッホッホ」
自慢げに笑うネプトティス卿
「ユニコーン・ペガサスを従魔にですか?凄いですね。『車イス』ですか? それも初めて見ました。足の不自由な方には便利そうですね」
心する警備兵たち
「馬車の中には、他に同乗者は居られないのですか? 居られましたら、一応確認いたします」
メガクラームが降りる
俺がキュートを抱いて降りる
続いて、紅、アメイヤ、ウナ、ランコが降りる
メガクラームのしさに驚き
俺とウナが人族で驚き
(ウナは羽が無いと人族に見える)
俺が17歳の子持ちで驚き
その子がビューティー魔族との子で驚き
紅、アメイヤが竜人で驚き
このアメイヤ子供がユニコーン・ペガサスの主人ヴィルマだと知り驚く
ランコは獣人だが、人に近い容姿に驚く
口笛が鳴らされ、詰所から4人出てくる、合計6人に囲まれる
追加の4人はフルアーマーで頭がない、首なし騎士。
デュラハンとか言ったか?
召喚魔獣?従魔?
この時間に、首無しはちょっと怖い…ちょっと怖い
ウナが腕を組む、キュートを片腕で抱く姿勢になる。
ウナはこの手が苦手だったか?
「どういう、ご関係でしょうか?」
「メガクラームは、ワシの娘じゃ、だいすけ殿は、孫娘プルクラームの婿で、抱いてるキュートは、ひ孫になる。紅さんは、だいすけ殿の妻で、その子供がアメイヤになる。ウナさんと、ランコさんもだいすけ殿の妻じゃ」
「「はい?」」
理解できなかった門番たち、デュラハンは、喋れない様だ。
証の短刀を出して
「ワシが、プランテ・ダ・ダフト・ネプトティス白爵しろしゃくじゃ」
「メガクラームは、ワシの娘で、その娘がプルクラームで」
「プルクラームは、魔王様とメガクラームの娘で」(驚く)
ビューティーが短刀を出して驚く
「孫娘プルクラームの婿殿が、だいすけ殿で、抱いてるキュートは、ひ孫になる。」
「紅さんは、だいすけ殿の第一夫人で、その子供がアメイヤになる。ランコさんが第二夫人で、ウナさんが第三夫人。」
なんか、睨まれる
「プルクラームは、第四夫人じゃ、解ったか?」
益々、殺気がこもる
ネプトティス卿は警備兵が解るように丁寧に説明した。
「だいすけ様は、人族の高位貴族か王族の方でいらっしゃいますか?」
羨ましいという殺気オーラが見える
王族かと聞きながらも、剣から手を離さない
「いや王族でも貴族でもない、冒険者だ、黒のだがな」
冒険者カード(黒)を出す
剣に手を掛けていた門番、首なし騎士も、やっと剣から手を離す
黒ランクの冒険者の実力を解っているのか? 疑いが晴れたのか?
人族の王族より、黒ランクの方が怖いのか?
「それは、ご本人のですか?」
カードに魔力を込める
『ごしき・だいすけ』の文字が浮かび上がる
「俺のだ」
首なし騎士の持つ(虛偽判別の)水晶も反応しない、冒険者のカードは本人以外の魔力には反応しない
水晶は虛偽があればる様だ
「冒険者ギルドに、確認させてもらいます。そちらの方々は」
紅とアメイヤが金の冒険者カードと試練の塔オルドルタワークリア証明書カードを出す
ランコとウナが、銀の冒険者カードと試練の塔オルドルタワークリア証明書カードを出す
俺も聞かれる前に、試練の塔(オルドルタワー)クリア証明書カードを出した。
「俺達は、パーティー『アンドレ・アルス』メンバーで、ランクはSランクだ」
「!? S? (子供まで金…試練の塔オルドルタワークリア証明書カードも所持) か 確認させてもらいます」
水晶も反応しない…虛偽はない、本を、意味する。
暫くして
「確認できました、お待たせしました。 どうぞお通り下さい。」
「だいすけ様、後程、冒険者ギルド魔都『アルティスバーナ』本部へお越しくださいとの事です」
「解った」
早速お呼び出しのようです
フォロー、いいね ありがとうございます
想・誤字報告等ありましたら一言お願いします
【書籍化】外れスキル『目覚まし』、実は封印解除の能力でした。落ちこぼれの少年は、眠りからさめた女神達と優しい最強を目指す。【コミカライズ企畫進行中】
サーガフォレスト様より、1巻が6月15日(水)に発売しました! コミカライズ企畫も進行中です! 書籍版タイトルは『神の目覚めのギャラルホルン 〜外れスキル《目覚まし》は、封印解除の能力でした〜』に改めております。 ほか、詳細はページ下から。 14歳のリオンは駆け出しの冒険者。 だが手にしたスキルは、人を起こすしか能がない『目覚まし』という外れスキル。 リオンはギルドでのけ者にされ、いじめを受ける。 妹の病気を治すため、スキルを活かし朝に人を起こす『起こし屋』としてなんとか生計を立てていた。 ある日『目覚まし』の使用回數が10000回を達成する。 するとスキルが進化し、神も精霊も古代遺物も、眠っているものならなんでも目覚めさせる『封印解除』が可能になった。 ――起こしてくれてありがとう! 復活した女神は言う。 ――信徒になるなら、妹さんの病気を治してあげよう。 女神の出した條件は、信徒としての誓いをたてること。 勢いで『優しい最強を目指す』と答えたリオンは、女神の信徒となり、亡き父のような『優しく』『強い』冒険者を目指す。 目覚めた女神、その加護で能力向上。武具に秘められた力を開放。精霊も封印解除する。 さらに一生につき1つだけ與えられると思われていたスキルは、実は神様につき1つ。 つまり神様を何人も目覚めさせれば、無數のスキルを手にできる。 神話の時代から數千年が過ぎ、多くの神々や遺物が眠りについている世界。 ユニークな神様や道具に囲まれて、王都の起こし屋に過ぎなかった少年は彼が思う最強――『優しい最強』を目指す。 ※第3章まで終了しました。 第4章は、8月9日(火)から再開いたします。
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