《Re:legend》18:初旅そして初野宿
僕達は町をでて數キロ先の場所を馬車で走っていた。町から離れているせいか道が整備されてなくてかなり揺れる。
「気持ち…わる…い…」
そういいさっきから必死に吐くのをエリカが堪えていた。エリカが乗り苦手って意外だな…
そう思いながら進んでいると辺りが暗くなってきた。
「今日はここら辺で野宿しましょう」
ハルカが馬車を止める。ハルカが夜ご飯の準備をしている間僕はエリカの世話をする。2回ほど吐いていたがだいぶ楽になったようだ。
しばらくするとハルカが夜ご飯を持ってきてくれるバンクカードから取り出した素材で野菜のスープを作ってくれた。野菜スープとパンを食べながら今回討伐する魔獣について話す。
「グリフォンは炎が苦手みたいです。まあ獣系の魔獣はだいたい炎が苦手なんですけど。」
獣系?魔獣にも種類があるのかな。僕達は夜ご飯を食べ終わえた後寢床の準備をする。寢床と言っても馬車の中に布団をひくだけだが、僕達は代で見張りをしながら寢ることにした。夜の間は僕が見張りをし朝は僕が寢る。馬車の作ができるのがハルカしかいないので自然とこうなった。
あんなに揺れている中で寢なきゃいけないのか…
この旅から無事帰れたら馬車の作を覚えよう。
【コミカライズ&書籍化(2巻7月発売)】【WEB版】婚約破棄され家を追われた少女の手を取り、天才魔術師は優雅に跪く(コミカライズ版:義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される)
***マンガがうがうコミカライズ原作大賞で銀賞&特別賞を受賞し、コミカライズと書籍化が決定しました! オザイ先生によるコミカライズが、マンガがうがうアプリにて2022年1月20日より配信中、2022年5月10日よりコミック第1巻発売中です。また、雙葉社Mノベルスf様から、1巻目書籍が2022年1月14日より、2巻目書籍が2022年7月8日より発売中です。いずれもイラストはみつなり都先生です!詳細は活動報告にて*** イリスは、生まれた時から落ちこぼれだった。魔術士の家系に生まれれば通常備わるはずの魔法の屬性が、生まれ落ちた時に認められなかったのだ。 王國の5魔術師団のうち1つを束ねていた魔術師団長の長女にもかかわらず、魔法の使えないイリスは、後妻に入った義母から冷たい仕打ちを受けており、その仕打ちは次第にエスカレートして、まるで侍女同然に扱われていた。 そんなイリスに、騎士のケンドールとの婚約話が持ち上がる。騎士団でもぱっとしない一兵に過ぎなかったケンドールからの婚約の申し出に、これ幸いと押し付けるようにイリスを婚約させた義母だったけれど、ケンドールはその後目覚ましい活躍を見せ、異例の速さで副騎士団長まで昇進した。義母の溺愛する、美しい妹のヘレナは、そんなケンドールをイリスから奪おうと彼に近付く。ケンドールは、イリスに向かって冷たく婚約破棄を言い放ち、ヘレナとの婚約を告げるのだった。 家を追われたイリスは、家で身に付けた侍女としてのスキルを活かして、侍女として、とある高名な魔術士の家で働き始める。「魔術士の落ちこぼれの娘として生きるより、普通の侍女として穏やかに生きる方が幸せだわ」そう思って侍女としての生活を満喫し出したイリスだったけれど、その家の主人である超絶美形の天才魔術士に、どうやら気に入られてしまったようで……。 王道のハッピーエンドのラブストーリーです。本編完結済です。後日談を追加しております。 また、恐縮ですが、感想受付を一旦停止させていただいています。 ***2021年6月30日と7月1日の日間総合ランキング/日間異世界戀愛ジャンルランキングで1位に、7月6日の週間総合ランキングで1位に、7月22日–28日の月間異世界戀愛ランキングで3位、7月29日に2位になりました。読んでくださっている皆様、本當にありがとうございます!***
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