窟をでてしばらく走っていると辺りが暗くなってきた。

「今日はここら辺で野宿ですね」

ハルカが馬車を止め夜ご飯を作りだす。その間僕は酔っているエリカの面倒をみる。夜ご飯を食べ終え今日は僕から寢ることになった。４時間ほどたったら見張りを代する。ようやく寢れる…馬車の中で寢ようとする。今見張りはエリカがしてくれている。馬車の中にるとすでにハルカが寢ていた。

え…ハルカの橫で寢れるの？最高のご褒じゃないですか。などと考えていたら後ろから

「お姉ちゃんに何かしたら斧で真っ二つにするわよ」

エリカに脅される。安心してください変なことをする度は僕にありません。

４時間ほどしてエリカと見張りを代する。の子と一緒に寢たことないから張して眠れなかった…眠すぎる…

朝になり朝食を食べた僕達は出発の準備をする。

「みぃ〜つけた」

出発の準備をしていた僕達の背後から妙な聲がする。振り返ると可らしいの子が立っていた。の子の手には魔道書がある。

僕達は武を構える。直後僕の剣が吹っ飛ばされる。

「なっ」

僕が驚いているとの子が魔道書を開いていた。の子の周りにたくさんの剣が浮いている。

「じゃあ行くよ〜」

の子が指をかすとそれに従い剣がきだす。

の子の剣が僕達を襲う僕は飛んできた剣をバリアで防ぎながら僕が落とした剣を拾う。

どうやら狙われているのは僕だけみたいだ。2人の方へは攻撃がない。

「リュウさん気をつけてください。その子『怠惰』です。」