《Re:legend》509:処遇

「ダメだ。どこを探しても『』の反応はねえな…」

レグルスが僕に報告する。修練場でレグルスの偽とかなりの接戦を繰り広げたが負けてしまった僕は修練場から放り出されてエリスの現狀を知った。

僕は以前『』の魔法を僕の魔導書にコピーしたことがある。よってレグルスは『』の空間に自由に出りできる。だからレグルスに頼んで『』、ハーレクインを探してもらったのだが見つからないようだ。

「ハーレクインはちゃんと倒したんだよな?」

「ああ、私がこの手で倒したから間違いない」

勝手に僕達の會話にって來たウィズが返事をする。

「『』は完全に消滅したと言っていいだろう…だからエリスが暴走したり『』にられる心配はないと思う…」

「『』は消えたが『』の書は殘ったか…わけわかんないな…」

僕がボソッと呟くとウィズとレグルスもそれに同意する。

「とりあえず『』は君が預かっておくんだな」

ウィズに言われた通り僕は僕のバンクカードに『』を封印した。一応何かあった時『』を自由に使えるようにするためにエリスに僕のバンクカードと繋がり『』を自由に取り出せるアクセサリーを渡しておいた。

そして僕達は一旦家に帰った。飛行島に何かあるといけないので飛行島にはモノ、トリ、ジの3人をおいて來た。

家に帰ると修練場で疲労がたまっていたせいかみんなすぐに眠ってしまった。

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