《Re:legend》511:ヴァンパイアロード

「リュウ…さん…連れて行ってしい場所が…ある…」

夕飯を終えて僕が部屋でグダグダしているとソラミちゃんが僕の元にやってきて言う。

「正確な場所が分かれば連れてってあげるけどどこに行きたいの?」

「世界で魔神王の侵略を防いでいる數ない國…ヴァンパイアの國…ヴァンパイアロード…」

「ヴァンパイアロード?」

「すごく危険な國…だけど…私は行かないといけない…」

「わかった。ハルカたちに出かけるって伝えてくるから準備して待ってて」

「わかりました…」

ソラミちゃんは軽く一禮して部屋から出て行く。僕はハルカたちに出かけることを伝えた。するとアミちゃんとフランも同行したいと言うので一緒に連れて行くことになった。アミちゃんとフランの他にジャンヌとシャインも同行する。

「ドリフト:ヴァンパイアロード」

ソラミちゃんからヴァンパイアロードの正確な位置を聞きドリフトで一気に移する。

「ここがヴァンパイアロードですか…なんか暗いですね…」

フランがそう呟くと僕たちは謎のドームのようなものに閉じ込められた。

「ドリフト」

僕は慌ててドリフトを使うが機能しない。

「リュウ様、これは転移魔法阻害の式です。これに囲まれている間は転移魔法を使えません」

シャインにそう言われ僕はドームから出ようとするが僕が移するとドームも移する仕様のようだ。逃げられない。

「シャイン、どうすればいい?」

「このクラスの式だと師に解除させるか師を討つしかありません。おそらくですが我々は夜狩りの対象になってしまったのかと…」

「夜狩り?」

「勝手に侵した侵者を逃がさないようにしてからじわじわと追い込み、狩る。そして悪魔への供として侵者の魂を差し出す悪しき風習です」

「なるほどね…みんな、囲まれてる。おそらくヴァンパイアだ。なるべく殺さないように倒せ」

「「「「了解」」」」

ソラミちゃん、アミちゃん、フラン、ジャンヌが勢いよく返事をするとヴァンパイアの大群が襲いかかってきた。

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