《Re:legend》538:話し合い

「あ、ゆめみちゃんおはよう。昨日はよく寢れた?」

シャインと共にリビングにやってきたゆめみちゃんに僕が尋ねる。

「………はい。おかげさまでよく眠れました」

「そっか、ならよかった。とりあえず朝食を食べてそのあとできたら話を聞かせてもらっていいかな?」

ゆめみちゃんは僕の言葉に黙って頷いて朝食を食べる。

ゆめみちゃんが朝食を食べ終えたあと僕はゆめみちゃんの前に座り話を始める。

「えっと、その魔導書をどこで手にれたか聞いていい?」

「………死んだお父さんからもらった」

ゆめみちゃんは大切そうに魔導書を抱えて僕の質問に答える。

「ゆめみちゃんはこれからどうしたいとかそういう希はある?」

「………特にないです」

「そっか、ならしばらくうちで暮らさない?」

「………迷でないならお願いしたいです」

「よし、じゃあ決まりだね。部屋は今日寢てた部屋を自由に使っていいから」

「………ありがとうございます」

「リュウさん、その子が昨日話していたゆめみちゃんですか?」

僕とゆめみちゃんが話していたリビングにって來たハルカが僕に尋ねる。

「うん。そうだよ。あ、この子はハルカ、僕のお嫁さんだよ」

「………結婚してるんだ」

「まだ正式にではないけど6人ほどと…」

「………ふーん」

「ハルカです。よろしくね」

「………よろしく」

「そういえばリュウさん、ゆめみちゃんがここで暮らすなら必要なものを買わないといけませんよね?今から買いに行きません?」

ハルカの提案に乗り僕とゆめみちゃん、ハルカ、エリカ、エリス、ニコルちゃんは街に買いに行くことにした。

「ゆめみちゃん、すごくかわいい〜」

服屋で完全にゆめみちゃんはハルカとエリカの著せ替え人形にされていた。可哀想に…

「ねえねえ、リュウさん!ゆめみちゃんすごくかわいいと思いません?」

「あー、うん。すごくかわいいと思うよ」

僕やハルカやエリカがかわいいと連呼してもゆめみちゃんは無反応だった。

服屋を出た僕たちはゆめみちゃんの生活用品を買い漁り家に戻った。

そしてゆめみちゃんにシャインを護衛として側にいさせる許可をもらいその日は終わった。

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