《現代知識で異世界無雙したかったよ……》を隠すやつは大攻撃力が低いんだよな

本戦が始まった。第1試合は第1ブロックのヘビさんと第2ブロックのヘイドという人の戦いだ。

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これもヘビさんが圧勝。ヘイドさんは巖石を創造して飛ばす魔法を使用したが熱知で全く當たらず、逆にヘビさんは暑さで相手をじわじわ消耗させて勝利した。

「いやぁ、余裕だなぁ」

「私に勝ったんだからそれくらいは當然のようにしてくれないと困るよ!」

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次は第3ブロックのルシャードという人と第4ブロックのエリックさんの戦い。

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當たり前と言わんばかりの速さでエリックさんの圧勝。

相手が魔法を使う暇もなくエリックさんが4つの元素魔法最上級を同時に使用してワンパン。

める魔力は相當なものだったが、魔力を練り上げるのが遅すぎたの」

「いや、お師匠様と比べたら誰だってそうなりますって…」

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次は第5ブロックのオルトという人と第6ブロックのセディンという人の戦いだ。

もし次の試合で俺が勝ち進んだら、この試合で勝った方と當たる。

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なんだあの魔法は…特異魔法であることは確かだけど…

「なんだよ、あれはよぉ?」

「僕にも分からないね。でも、もしかしたら彼に魔法は通用しないのかもね」

あいつと戦うことになるかもしれないと思うと、正直不安しかないけど……

自分の試合に集中しよう。

俺の相手は第7ブロックのクラウディという人だ。第7ブロックでは闘技場が霧に包まれ、霧が晴れるころにはあいつしか立ってなかった。

となると、霧をはらえば勝てるはず。

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「悪いな嬢ちゃん、速攻で行かせてもらう」

試合が始まった直後、辺りが霧に包まれる。

「嬢ちゃんの戦闘を見た限り、強化魔法による格闘戦がメインだ。この霧の中で俺に攻撃を當てることは不可能。俺の勝ちだ」

調子に乗っていられるのも今のうちだ!

「ストームブリンガー!」

どうやらこいつは俺が格闘戦しか出來ないと思ってるらしい。

風系最上級魔法で霧が吹き飛……ばない!?

「殘念だったな嬢ちゃん、この霧の中じゃ魔力は拡散しない。元素魔法と理魔法は使いにならない。それに強化魔法じゃ俺に攻撃は當たらない。俺は対魔法使い戦において最強なんだ」

やばい!これじゃ勝てないぞ!

……

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…………

勝てた。何も出來ずに防戦一方だったけど、相手の攻撃が俺の化にダメージを與えられなくて、相手の魔力切れで勝った。

全然勝った気がしねぇ……俺1歩もいてねぇ…

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