《クラス転移はts付きで》三話~神ほど意味不明なはない~
フェルさんのセクハラを我慢しつつ、著いたのは城からし離れた、屋敷だった。
「一階の部屋は男、二階はの部屋だ、詳しくは明日話すので今日は休んで下さい、では」
フェルさんはそう言い何処かへ行ってしまった。……何処かに行く前にボクを見てにっこりと微笑まれたのは気のせいだよね?
そんなことを考えてると、周りの人達がざわざわとざわめき始めた。
「あれ、まさかお前、田中なのか!」
「ああ」
「「「ん? 呼んだ?」」」
……ボクのクラスには田中が四人居る。だから田中を呼ぼうとすると他の田中三人が絶対に反応する。まあ、それを揺で忘れていた人が居たのか、そんな會話になっていた。……て言うか田中は相変わらずここでもするんだね。蕓人として尊敬するよ。あいつ等は蕓人じゃないけど。
「ちょっと! みんな落ち著け、まずは誰が誰だか確認しないと駄目だろ!」
そう言ったのは眼鏡を掛けた子だった。ボクやシンノスケが転換したことから、たぶん男のはず、そう考えるとこのクラスには眼鏡を掛けた男子はヒロセしかいなく、多分あの眼鏡子はヒロセなんだと思う。
「じゃあ、一応そこのライムにしか思えない人からね」
そんなヒロセ(仮)が急にボクを名指ししたあと、指差してきた。
「むう、なんでボクは直ぐわかるのさ!」
何でだろうか? ボクは顔だけどさ? 男だったんだよ? それなのにボクだけ名指しされて、男であるプライドがズタズタなんだよ? もう、振り切ってフェルさんの前で泣いてやろうか?
「いや、ボクボク言ってるのってライムしかいないから」
な、なんだぁ、そう言うことかぁ、てっきりボクは顔を見てボクだと気付かれたかと思っt――
「まあ、それよりも先に顔を見た瞬間に分かったんだけどな」
ぐるるる、やっぱりそうじゃんよぉ! 顔で! 顔でボクってことを認識したんじゃん! もういいよ! 絶対にいつかヒロセ(仮)を噛み殺してやるぅ!
そんなことを思いながら、ボクはヒロセ(仮)を睨んでいた。
「じゃあ、次は右の赤髪の長の」
ボクが睨んでいる事に気付かなかった、と言うか無視したヒロセ(仮)シンノスケを指した。
「それよりも! ボクよりも! まずは自分から自己紹介したらどうなんだよぉ!」
「ああ、俺はヒロセだ。あとライム、睨むのを止めて黙ってろ」
やっぱり睨んでいる事には気付いていたみたいだけど、無視していたらしい。まあ、ボクが注意をしたことで、結局會話しないといけなくなったので、注意されたが、それにプラスして、睨まれた。おお、こわいこわい。
「くくくっ。ライムって豬突猛進過ぎだろ。俺なら未だしもヒロセにそんなことを言ったらそうなるに決まってるじゃん。
あ、俺はシンノスケだ。あと、今後とも更に可らしくなったライムをよろしくたのむ」
どうやらボクがヒロセに怒られた事に、調子に乗ったシンノスケはボクを馬鹿にしてきた。
「ふんっ! 後で覚えておけよ!」
ボクがシンノスケにそう吐き捨てると、シンノスケは黙った。と言うよりかは、黙ってくれた、と言う風の方が合っているかな。だから未だに笑いを堪えているんだろう。
そんな事してるから格が悪いって思われることに、何で気付かないのかな?
そう考えているにもどんどんとヒロセは進めていった。その中で驚いたのはカシモトがカッコいい男になっていた事だ、一瞬見た時になんと言うか、その、…………惚れてしまった。
ま、まあ! それは置いておいて分かったことはクラスの全員が転換していることだった。
「じゃあ、現在子は二階に行って部屋決めするか」
ボク達はそう言って二階へ行った。二階に有った部屋數は八で現子の人數は十六なので二人部屋になった。ボクの部屋には友達だからと、シンノスケとペアになった。ただ、シンノスケが特徴的……と言うか下衆の笑みを浮かべていたので何かをする気なんだろうと思っていた。
「じゃあ、トイレ行ってくるから先ってて」
そう言って、シンノスケは走っていきボクは部屋の中にった。すると突然何処からともなく半明の晶が表れた。そこには
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どうも、こんにちは? おはようございます? こんばんは?
アルスだよ、一応この世界……この星の方が合ってるのかな? まあ、どちらでも良いけど、神をやってるよ、
その神が何故君のような存在と會話……なのかな? まあ、良いや、會話してるかと言うと君がこの世界0026世界を救う救世主だからだよ。。
もうすぐ誰かが來るみたいだから、最後にふたつだけ言わせて、まず、ライムが機械種ってばらさないことは守ってね、普通に殺されて材料とかにされるから。
次に、今みたいに私と話している事はにしといて、ばらすと宗教関係の人に追いかけ回されて訓練とかをまともに出來なくなったりするから。
あと、最後にこのメール? はライム以外の人が近くに來ると出來ないからね。ありゃ? 最終的に3つになっちゃったけどまあ良いか、そろそろ終わるね。
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シンノスケが部屋の扉をノックすると半明の晶は消えていき、部屋はボクが來たときと同じ様になった。
0026世界ってなにっ! て言うか何故神? て言うかこの神様絶対大雑把だよね、まあ良いかが口癖になってるよね。
【書籍化】キッチンカー『デリ・ジョイ』―車窓から異世界へ美味いもの密輸販売中!―【コミカライズ】
.。゜+..。゜+.書籍発売中!TOブックス様よりイラストはゆき哉様で発売中! コミカライズ化決定!白泉社様マンガparkにて11月下旬、漫畫家水晶零先生で公開です!。.。゜+..。゜+お読みくださる皆様のおかげです。ありがとうございます! 勤め先のお弁當屋が放火されて無職になった透瀬 了(すくせ とおる)22歳。 経験と伝手を使ってキッチンカー『デリ・ジョイ』を開店する。借りた拠點が好條件だったせいで繁盛するが、ある日、換気のために開けた窓から異世界男子が覗きこんで來た。弁當と言っても理解されず、思わず試食させたら効果抜群!餌付け乙!興味と好奇心で異世界交流を始めるが、別の拠點で営業していたら、そこでもまた別の異世界へ窓が繋がっていた!まったり異世界交流のはずが、実は大波亂の幕開けだった…。 注:キッチンカーではありますが、お持ち帰りがメインです。立ち食いOK!ゴミだけは各自で処分ねがいま……じゃなかった。料理メインでも戀愛メインでもありません。異世界若者三人の異文化(料理)交流がメインです。
8 126【書籍6/1発売&コミカライズ配信中】辺境の貧乏伯爵に嫁ぐことになったので領地改革に勵みます
身に覚えのない罪を著せられ、婚約者である第二王子エルネストから婚約を破棄されたアンジェリクは、王の命令で辺境の貧乏伯爵セルジュに嫁ぐことになった。エルネストに未練はないし、誤解はいずれ解くとして、ひとまずセルジュの待つ辺境ブールに向かう。 初めて會ったセルジュは想定外のイケメン。戀など諦めていたアンジェリクだが、思わずときめいてしまう。けれど、城と領地は想像以上に貧乏。おまけになぜかドラゴンを飼っている!? 公爵家を継ぐために磨いた知識でセルジュと一緒にせっせと領地改革に勵むアンジェリクだったが……。 改革を頑張るあまり、なかなか初夜にたどりつけなかったり、無事にラブラブになったと思えば、今後は王都で異変が……。 そして、ドラゴンは? 読んでくださってありがとうございます。 ※ 前半部分で「第1回ベリーズファンタジー小説大賞」部門賞(異世界ファンタジー部門・2021年4月発表)をいただいた作品ですが、他賞への応募許可を得た上で改稿加筆して応募タグを付けました。 ※ 2021年10月7日 「第3回アース・スターノベル大賞」の期間中受賞作に選んでいただきました。→2022年1月31日の最終結果で、なんと大賞に選んでいただきました! ありがとうございます! 加筆修正して書籍化します! 2022年6月1日 発売予定です。お迎えいただけますと出版社の皆様とともにとても喜びます。 コミカライズも配信中です。 どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
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