《クラス転移はts付きで》五十一話~勘ほど信じれるはない~
「ひ、治癒ヒール」
二度目の睡眠から目覚めると、中が怠く、前にラムから教えてもらった魔法で回復した。
「スゥー」
「ぐぐぐ」
ボクをこんな狀態にした元兇であるカシモトはいつもよりすっきりした表で、寢ていた。勿論、カシモトが原因って言う訳じゃないけど、恨まずにはいられない。そんなことを思いながら、カシモトの事を睨んだ。
「ライムー、睨んでも何も起きないよ?」
どうやら先にラムが起きていたようで、ボクがやっていることを呆れながら見ていた。
「それに君自喜んでたでしょ」
「ま、まあ、それはそうだけどさぁ、プライドってものが……」
ラムは嬉しかったから良いと言う思考らしい、まあ、ボクもその意見には反対はしないけどさ、ボクも嬉しかったし、だけどさ、ボクは元々男だったんだよ? だから男のプライドだってなからず有るんだよ! そんな簡単に割りきれないよ!
ボクは心の中で文句を言っていたが、結局口には出さなかった、と言うか出せなかった。それは元兇がおき始めたからだ。
「ふぁ、おはよぉ、もうってくるとかは止めてね」
やっぱりボクがったと思っているらしく、ボクを見た瞬間に警戒し出し、そんなことを言い出した。勿論ボクはったわけではない、滅茶苦茶にされてしまったが、本當に違う、誤解だ、カシモトの部屋にボクをおいていったのはラムだ、だから絶対に違う。
「それはラムに言ってよ、ボクは被害者だから」
「……あ、あんなに滅茶苦茶になってたのに?」
カシモトにそんなことを言われ、ボクは恥ずかしくなり、目を逸らしてしまった、勿論、そんな行為をしたら勘違いされるのは目に見えており、想定通り勘違いされた。
「別にライムがなのは別に良いんだけどさ、可い系だからもっと純的な展開になりたかったな」
「だから違うって! 本當にラムが!」
一度付いたイメージは払拭するのは難しいと言うが、流石にここまで難しいとは誰も思わないだろう、そもそも付くのが早すぎるんだよ、こんなの誰も対処できないよ。
「まあ、そんなことは良いんだよ、それよりもさ、校則を真っ向から破ってるよね? 流石に不味いんじゃないかな?」
「「あ」」
そのカシモトの発言にボク達二人は、驚きの聲をあげ固まってしまった。
「ど、どうすれば良いんだ!」
「ばれなきゃ問題じゃないんじゃないかな」
ボク達二人が、鏡合わせのに頭を抱え、その場でぐるぐると回っていると、またなたカシモトが案を出した。その案は普通なら無理な話だ、だが、紙の力を使えば、全員の記憶を抹消することくらい簡単なことだ、勿論、そんなことをしたら、あの煩い混沌神に説教をされるかもしれないが、それ以外に方法がないので、やるしかない。
「忘卻ロスト」
ボクは記憶を抹消する神法を使った、ただ、こう言う確りと効果が働いたかどうかが分かりにくいは、失敗したかもしれないと、すごく不安になる。責めて分かる様にしてほしかった。
「ライム? 何したの?」
「いやね、記憶を消去してみたんだけど」
ボクが軽くカシモトに返すと、容が容なので目を見開きボクを見ていた。まあ、ボクがカシモトの立場だったら、そんな危険な能力を気軽に使うなんて!? って驚くだろうけどね、だからそれは普通――
「それなら何度も出來るんじゃ?」
しかし、カシモトの普通はボク達の普通ではなく、ヤバイことを言い出した、勿論、冗談なのだろうが、本気だったらボクはこの神法を使ったことを一生悔やむよ、ま、まあ、冗談だから大丈夫だろう。……冗談、何だよね?
「あはは、冗談だよ冗談、そんなに怯えなくて良いからね?」
「「そんな言葉で騙されるほどボク(僕)は馬鹿じゃないよ!」」
流石、元ボク、こう言う時だけ考えることが一致するね! でもそう言うときは大抵一致してももう対処のしようが無くなってるんだよね、本當に使えない。
「て言うか起床時間も不味くない? 早く帰った方が――」
その言葉を聞き、ボク達二人は反的に全速力で寮に向かって走っていった。勿論、起床時間に部屋に居なくても記憶を抹消させれば良いだけだけど、ボクの勘が早く逃げないと食べられると告げていたので全速力で逃げた。
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