《クラス転移はts付きで》五十五話~普段騒がしい奴が靜かになる事程驚愕するはない~
「ホームルームを始めるぞ! 今日の遅刻はレティシアだな」
ボクが席に座ると、丁度チャイムが鳴り始めハンガス先生がし襲撃の後が殘っている教室の中にってきた。しかし、勇者以外の生徒は相変わらず反応が無く睨んでいるだけだった。
因みに遅刻はレティシアさんだけだ。
「えー、このクラスでの遅刻者への扱いが分からないから……學級委員が行っておけ、私が必要なら呼んでくれ」
「大丈夫です。貴方は必要ありませんので」
ハンガス先生は至って普通な行をとっているだけなのか、やっぱり何故か嫌われ居る。しかも普通の嫌われ方ではなく、憎しまれていると言った方が有っている様なじでし異常だ。ハンガス先生はなんかしたのかな?
過去にハンガス先生は恐喝とか強盜、殺人、強、とかの類いの犯罪でも犯したのかな?
「お、おう、そうか。では続きを伝えるぞ、今日はまだ完全に校が修復出來ていないので、今日はクラスでの訓練のみになる。しかも帝國の間者が表れたと言う事も有るため確りと訓練するように。とのことだ、チャイムが鳴り次第、第九訓練場に移するぞ」
「「「……はい」」」
今日もまともな授業がないらしい。ボク達が來てから間も無く、ボク達勇者は全く學習をしていない。まあ、異世界の勇者は帝國側からしたら凄く厄介だもんね、最近は全く使ってないけどボクなんて銃を手軽に生出來ちゃうから。
「「キーンコーンカーンコーン」ぜぇ、ぜぇ、お、遅れましたぁ!」
そんな事を考えていると、チャイムが鳴り、それと同時に部屋に置いてきていたレティシアさんが今更教室にってきた。本気で走ったようで息は切れ、しだけ汗を掻いていた。
「よし、罰は後だ、先に訓練場に行くぞ」
「わ、分かりました」
狀況が分からないものの、まだ治っていない校舎を見て、通常授業ができないと判斷したようで、頷きながらハンガス先生にしたがった。って、あれ? レティシアさんだけ普通にハンガス先生と會話してない? 睨んでいる訳でもないし。
「レティシアさん? ハンガス先生が憎いとかそう言うとか涌き出てこないの?」
「はぁ? ついに頭まで可笑しくなったんですか? 何故私がハンガス先生を憎まなければいけないんですか? 私はライムの事を永続的に憎んでいたいですけど? ああ、まあ、初期狀態から頭は可笑しいわね」
席が近い為、近付いてきたレティシアさん本人に聞いてみたが、ボクを馬鹿にすることがメインで返答を返してきた。凄くムカつく、ムカついたけど「何故ハンガス先生を憎まなければ……」と言う所で更に何故君は憎まないんだ? と言う様な疑問が出てきた。
まあ、こう言う時は
(助けてラムえも~ん! 何故レティシアさんだけ正常なの~? あとレティアンがめてくるよ~)
(……別に僕は未來から來たロボットでもないし、馬鹿って言う所だけは合ってるけど、レティシアさんは別にめっ子じゃないし、と言うか圧倒的にライムがめっ子だし)
かなりふざけ混じりでラムに助けを求めた。まあ、分からなかったから教えてほしいと言う事は事実なので教えてもらいたかったのだが、初手から悪口って本當に誰に似たんだろうね! ボクは格が悪くないから絶対にないね! シンノスケに似たのかな?
(ふんっ! 教えて貰いたいのならそれ相応の態度ってもんが有るでしょ?)
(……あぁ、じゃあ教えてください。ふざけすぎました)
ボクもふざけようと思ったが、ネタが思い付かなかった為、真面目に返してみると、ラムも予想外だったようで沈黙していた。まあ、別にボクはそんなにネタは知らないからね、本當に有名所しか。
(……はっ! 一瞬記憶が飛びかけた。えっとね、実はハイドリヒ先生が生徒たちに神系の魔法を掛けてたんだよ。それくらいは分かってしかったけど、……まあ、君だしね、仕方がないよ)
(何故記憶が飛び掛けていたかは聞かないでおくよ。あと何故ボクだから仕方がないのかも聞かないでおくよ)
ボク自、しだけ今の狀況に危険をじているので、流石にふざける気にはなれず真面目に返していた。しかしラムはあまり面白くなさそうだった。本當にこう言うところだけはボクに似てるんだよね、アルスに悪意が有るようにしか思えない、これを見て反省しろってか?
(あ、因みに早く魔法で解除しないと暴れ――)
ラムが不穏な事を言う終わる前に一人の生徒がハンガス先生に向けて魔法を放った。
「魔導障壁マジックバリア!」
そんななか、ボクが魔導障壁をラムより早く張れたため、「よっしゃぁ!」と言う風に検討違いな喜びをしていた。
- 連載中70 章
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第一部完結。 書籍化&コミカライズ決定しました。 「アンジェリカさん、あなたはクビです!」 ここは獣人は魔法を使えないことから、劣等種と呼ばれている世界。 主人公アンジェリカは鍛錬の結果、貓人でありながら強力な魔法を使う賢者である。 一部の人間たちは畏怖と侮蔑の両方を込めて、彼女を【劣等賢者】と呼ぶのだった。 彼女はとある國の宮廷魔術師として迎えられるも、頑張りが正當に認められず解雇される。 しかし、彼女はめげなかった。 無職になった彼女はあることを誓う。 もう一度、Fランク冒険者からやり直すのだ!と。 彼女は魔法學院を追いだされた劣等生の弟子とともにスローな冒険を始める。 しかも、どういうわけか、ことごとく無自覚に巨悪をくじいてしまう。 これはブラック職場から解放された主人公がFランク冒険者として再起し、獣人のための魔法學院を生み出し、奇跡(悪夢?)の魔法革命を起こす物語。 とにかくカワイイ女の子+どうぶつ萬歳の內容です。 基本的に女の子同士がわちゃわちゃして、ドタバタして、なんだかんだで解決します。 登場する獣人のイメージは普通の人間にケモミミと尻尾がついた感じであります。 ところどころ、貓や犬やウサギや動物全般に対する獨斷と偏見がうかがえますので、ご注意を。 女性主人公、戀愛要素なしの、軽い気持ちで読める內容になっています。 拙著「灼熱の魔女様の楽しい溫泉領地経営」と同じように、ギャグベースのお話です。 評価・ブックマーク、ありがとうございます! 誤字脫字報告、感謝しております! ご感想は本當に勵みにしております。
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武術、勉學、何でもできる主人公がVRMMOで邪神と好き放題楽しんでいく小説です。 チートマシマシでお楽しみください。 作者の辭書に自重と言う言葉はない(斷言) 処女作、毎日投稿です。色々間違っている所もあると思いますが、コメントで感想やご意見いただければ勵みになるので是非お願いします。 作品への意見なども大歓迎です。 あと誤字多いです。御容赦ください。 注意 この作品には頻繁?に書き直しや修正が発生します。 作品をより良くするためなのでご容赦を。 大きな変更の場合は最新話のあとがきにて説明します。 Twitterハジメマシタ! ユーザーネーム「クロシヲ」でやってます。 ID的なのは@kuroshio_novelです。 コメントは最新話にてお返しします
8 61 - 連載中17 章
クリフエッジシリーズ第二部:「重巡航艦サフォーク5:孤獨の戦闘指揮所(CIC)」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一二年十月。銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國では戦爭の足音が聞こえ始めていた。 トリビューン星系の小惑星帯でゾンファ共和國の通商破壊艦を破壊したスループ艦ブルーベル34號は本拠地キャメロット星系に帰還した。 士官候補生クリフォード・C・コリングウッドは作戦の提案、その後の敵拠點への潛入破壊作戦で功績を上げ、彼のあだ名、“崖っぷち(クリフエッジ)”はマスコミを賑わすことになる。 時の人となったクリフォードは少尉に任官後、僅か九ヶ月で中尉に昇進し、重巡航艦サフォーク5の戦術士官となった。 彼の乗り込む重巡航艦は哨戒艦隊の旗艦として、ゾンファ共和國との緩衝地帯ターマガント宙域に飛び立つ。 しかし、サフォーク5には敵の謀略の手が伸びていた…… そして、クリフォードは戦闘指揮所に孤立し、再び崖っぷちに立たされることになる。 ――― 登場人物: アルビオン王國 ・クリフォード・C・コリングウッド:重巡サフォーク5戦術士官、中尉、20歳 ・サロメ・モーガン:同艦長、大佐、38歳 ・グリフィス・アリンガム:同副長、少佐、32歳 ・スーザン・キンケイド:同情報士、少佐、29歳 ・ケリー・クロスビー:同掌砲手、一等兵曹、31歳 ・デボラ・キャンベル:同操舵員、二等兵曹、26歳 ・デーヴィッド・サドラー:同機関科兵曹、三等兵曹、29歳 ・ジャクリーン・ウォルターズ:同通信科兵曹、三等兵曹、26歳 ・マチルダ・ティレット:同航法科兵曹、三等兵曹、25歳 ・ジャック・レイヴァース:同索敵員、上等兵、21歳 ・イレーネ・ニコルソン:アルビオン軍軽巡ファルマス艦長、中佐、34歳 ・サミュエル・ラングフォード:同情報士官、少尉、22歳 ・エマニュエル・コパーウィート:キャメロット第一艦隊司令官、大將、53歳 ・ヴィヴィアン・ノースブルック:伯爵家令嬢、17歳 ・ウーサー・ノースブルック:連邦下院議員、伯爵家の當主、47歳 ゾンファ共和國 ・フェイ・ツーロン:偵察戦隊司令・重巡ビアン艦長、大佐、42歳 ・リー・シアンヤン:軽巡ティアンオ艦長、中佐、38歳 ・ホアン・ウェンデン:軽巡ヤンズ艦長、中佐、37歳 ・マオ・インチウ:軽巡バイホ艦長、中佐、35歳 ・フー・シャオガン:ジュンツェン方面軍司令長官、上將、55歳 ・チェン・トンシュン:軍事委員、50歳
8 155 - 連載中15 章
無能力者と神聖欠陥
一度崩壊した世界は生まれ変わり、それから特に成長したのは人類の「脳開発」だった。頚椎にチップが埋め込まれ、脳が発達し、人は超能力を手にするようになり、超能力を扱えるものは「有能」と呼ばれる。しかし、チップを埋め込まれても尚能力を持てない者は多數いた。 「無能」は『石頭』と揶揄され、第二新釜山に住む大學生、ググもまた、『石頭』であった。 ある日、アルバイト先で、一人の奇妙な「有能」の少女と出會ってから、ググの日常はそれまでとは大きく変わってゆく。
8 76 - 連載中139 章
俺の小説家人生がこんなラブコメ展開だと予想できるはずがない。
プロの作家となりかけの作家、イラストレーター。三人で小説を生み出していく軽快意味深ラブコメディ。高校を入學すると同時に小説家デビューを果たした曲谷孔と、同じ高校に入學した天才編集者、水無月桜、イラストレーター神無月茜の三人が織りなす、クリエイターならではのひねくれた純情な戀愛物語。 ※タイトル変更しました
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