《神話の神とモテない天才~異世界で神となる~》#22建設途中の町
なぜこの世界にも靜岡の地形があるか分かった。
ミナカヌシノさんは神だけの世界として切り離したって
言ってたけど、要するに人間がいない世界をコピーしたって
事だよな。だから地形が同じなのか。あれ?だとすると
前いた世界にも高天原とかがあるって事だよな?
まあいい。ここにいてもしょうがないので山を下り、
町へ向かう。町の中でも一番神がいるところに來た。
位置的には駒形通の近くだと思う。
何やら工事をやっているので何の工事か、その辺の力がありそうな
お兄さんに聞いてみる。
「すいません。今、何を造っているんですか?」
お兄さんが振り返って、こっちを見て答えてくれた。
「今は高天原まで行く新幹線が通る駅を造っているよ。
ところで君、神力は何だ?」
「移です。1㎏までですけど・・・」
「それなら丁度いい。これをあっちまで持ってってくれ」
そう言われ手渡された木材に神力を使ってみる。
神力使うのは初めてだな。し不安だったが、神力使用をイメージ
したら何と手を使わずに一瞬で移できた!
おお、すごい!そのまま向こうまでを全くかさず移ができた。
「じゃあこれも頼むよ」
とばかりに次の木材が渡された。ていうかこれ絶対1㎏以上あるだろ!
神力で持てなくないが移するときにに負荷がかかる。
これだったら普通に持って行った方が早い気がする。
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