教會から帰ってからは母さん達にこれからの相談をしていた。

｢母さん、僕達勉強をしたいです！｣

｢い、いきなりどうしたの！？｣

｢実は、さっきお祈りをしていたら神様からあなたは勉強すれば素晴らしい人になりますって言われました！｣

ちょっときつい噓だがいけるだろうか？

｢そ、そうだったの！それならいいかもしれないわね！｣

おっ、意外にいけたぞ。

｢お母さん、私もお願いしたいです。｣

｢そうね〜、ならタク君のところで一緒にお勉強したら？月に何回か帰って顔を見してくれればいいからね〜｣

遙香の母さん大丈夫か？

放任しすぎだろ！

｢あっ、タク君、放任しすぎだと思ってるでしょ？いいのよ、ハルがいい子に育つなら。可い子には旅をさせろって言うでしょ？｣

なんか読まれてるし、そのことわざこの世界にもあったのか！

｢い、いえ！そんな事は思ってないですよ！けど、ハルちゃんと一緒にしっかりと學びたいと思います！｣

なんとか、勉強する許可を得ることができて、家庭教師を雇うことも決定した。

そんな日の夜、寢ていたら例の部屋に來ていた。

｢拓哉さん、いきなりすいません。言い忘れていたことがあり夢に介させてもらいました。｣

｢あ、いえ！神様に會えるんなら平気っすよ〜｣

読者たち、遙香がいるのに神にデレるなって言いたいのか？

えっ？神もハーレムに加えろ？

それは無理じゃないか？

まぁ、出來たらないいな〜

｢う、うん！拓哉さん！お話よろしいですか？｣

あっ、神様は思考が読み取れるんだった！

｢あ、はい！良いですよ！｣

｢それでは。拓哉さんと遙香さんのステータスに加護があったと思います。神の加護についてはまだお話はしませんが、魔神の加護は魔法の神からの加護で魔法が優秀になります。武神の加護は、武の神様からの加護で様々な武、武の使い方ができるようになっています。まぁ、あなた方に元々素養があったから二方が加護をくださったのですが、ちょっとあなた達が使うと元々威力があるのに加護が発すると山一つは吹き飛ぶのでご注意ください。あっ、ちなみに今後ほかの神様も加護を與えるとおっしゃっていたのでちょくちょく教會へ來てくださいね！質問ありますか？｣

魔法の素養とかあったんだな〜

まぁ、武は々やってたからなんとなく納得だな。

｢い、いえ。とりあえず、自重しろということですね。それもこれから鍛えていきます。｣

｢その通りです。では、またお會いしましょう！｣

こうして俺は深い眠りについた。

そして、また1週間後家庭教師がやって來た！