《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》大會編 二章 レッグ

「C會場にはいなかったな」

C會場には結局のところレッグは居なかった。

「まだ半分か」

最後のD會場に向かう途中グリッグが深いため息と共に愚癡をこぼした。

「そんなにガッカリしてないでさっさと終わらせちゃいましょう!」

そんなグリッグを勵まそうとフレアは元気な笑顔を作る。

フレアの笑顔に勵まされたグリッグは瞳に熱い炎をたぎらせた。

「よし!頑張るぞー!」

グリッグ、チョロい。

俺は心の中で呟く。

そんな風に思われているとは一切頭に浮かんでいないようで、グリッグの瞳の炎は消えるどころか更に激しく燃えている。

D會場

「あ!兄貴どうしたんですか?」

D會場にると待ち伏せして居たかのようなはやさでレッグが走り寄って來た。

「お前を探してたんだぜ。全く、何も言わずに行っちまうなんてな。まぁ、俺は心のが大きいから許してやるがな」

「いや、あんたはフレアに良いとこ見せたいだけでしょ」

思わぬ聲に俺とグリッグはバッと振り返った。

そこにはいつの間にかカルラとターナが立って居た。

「い、いつの間に!」

突如現れた2人にグリッグは驚きを隠せない様で目を見開いている。

一方俺とフレア、レッグは驚いている様子のグリッグを見て笑みを零していた。

「さっきからずっと居たよ?ま、バカなアンタには分からないか」

カルラはニヤニヤと笑いグリッグを軽く挑発する。

2人は正しく犬猿の仲を表してるな。

しかし、喧嘩するほど仲が良いとも言うが。

そんな2人にターナは苦笑いを浮かべていた。

「クッソ〜。覚えとけよ!今度仕返ししてやるからな。エイトが」

顔を真っ赤に染め、サラリと俺に責任をなすりつけると言う上級テクニックを使ってくる。

「僕はやらないよ」

「う、噓だろ〜。やってくれよ。俺がやったら殺されるんだよ。マジで」

無しめ!エイト、逆にやっちまえ!」

こんなじで予選初日は幕を閉じた。

しかしこの時は気付かなかった。

これから起こる面倒な事件に…

どうも、作者です。

今回で初日は終わりました。

てか、文字數がないからなかなかストーリーが進まない…

まぁ、増やしたらいいんですけどね。

後、最近コメントを返せなくてすみません。

ちょっと放置してたらいつの間にか溜まっていました。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。

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