《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》大會編 二章 召喚を使おう4

「やべ!」

このまま飛んでったら事故になる。

それに気がついた瞬間無詠唱で無屬魔法の強化を発し、全力でジャンプして赤竜ワイバーンの近くまで跳んだ。

「とりゃぁぁぁ!」

ギリギリ手に屆く尾の先を摑みさらに上に飛ばす。

「浮遊フライ」

これまた無屬魔法の浮遊フライを発させる。

この魔法はその名の通り対象を一定時間浮遊させることができる。

そのかわり長時間発すると魔力の消費が激しい。

そんなことよりエイトにより空に飛ばされた赤竜ワイバーンはやっと目が覚めたようでいつのまにか空で飛んでいた。

「降りるぞ」

そう言って赤竜ワイバーンに呼びかけ、俺は再び寮の庭に降りる。

それに続いて赤竜ワイバーンも降りてくる。

よく見てみると一部の赤竜ワイバーンの鱗にひびがっている。

流石に強く毆りすぎすぎたか?

「我の鱗にひびをいれるとはな…」

何故か赤竜ワイバーンがし笑っている。

「面白いやつよ。我の攻撃をかわしたかと思えば鱗にひびがる程強い攻撃をする。更に拳でしかも痛がる様子すらなく」

まったく、驚いてばかりだ。

赤竜ワイバーンはそう言いたいのだろう。とりあえず一歩前進かな?

し期待して友好関係を築き、お引き取り願おうかと思い、聲をかけようとした。

「いいだろう。契約してやろうじゃないか」

何故かし逸れた方向で赤竜ワイバーンが話を進める。

「いや、別に契約しなくても…」

「遠慮なぞせんでいい。お主が勝ったのだ。今や我が下なのだ」

自ら下だとか言っておきながら敬語を使わないのは何故なのだろう。

それよりも、だ。

流石に契約はマズイこれじゃあ本當に噂が立ってしまう。

一瞬國に見つかって平穏な日常が崩れる景が思い浮かぶ。

慌てて首を橫に振り、嫌な想像をかき消す。

「いや、でも」

必死に斷ろうとするがなんとしてでも契約したいようで必死に頼みこんでくる。

「仕方ない。我から契約するか」

すると俺のを一握りに摑み赤竜ワイバーンの目の前に持ってきた。

「では契約しようか。ご主人様マスター」

どうも、作者です。

今回はなんだか変なところで終わりましたね。

多分次回は契約した後から始まると思います。

今回もお読みいただきありがとうございます。

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