《神様はチートはくれないけど元々俺のステータスはチートだった》大會編 二章 大會予選6

どこかわからない暗い部屋の中、三人の魔族が會話をしていた。

人間のように見えてしまうほど姿は人間と変わらないがそのめた力は人間の數倍はある。

その中でもこの三人は魔族でもかなり強い方にる。

「今度のアレ・・。準備は進んでいるか?」

2メートル程の巨大なを持つ魔族のレントが呑気に椅子に座っている魔族のシュルスに話しかけた。

「勿論だ。順調に用意は進んでいる」

しのズレも無い完璧なの計畫。

完璧なのだから過程など見なくてもよいと直ぐにタカをくくってしまう所が彼の悪い所だ。

「余り油斷するな」

この魔族で最も強いリーキドが注意をする。

魔族では力が全てだ。

自分より強い奴に逆らえば即殺されてしまうため、ほとんど自分より強い奴には逆らわない。

するとシュルスは嫌味を隠そうとするどころかわざと聞こえるように舌打ちした。

その瞬間鋭い視線がシュルスを貫いた。

「わかったよ」

シュルスの額に冷や汗が垂れていた。

「それじゃ、いい報告を期待してるよ」

だんだん面倒くさくなってきた巨な魔族がそう切り上げ立ち去っていった。

ウェンデルは部屋の中央で一禮し、

「それでは予選第2回戦始めましょうか」

と爽やかな笑顔を見せた。

今回も以前と同じ場所で集まった人數は前回よりかなり減った。

「一回戦。エイト選手対シュガー選手。両者ともこちらへ來てください」

特にフィールドが決まっていないが參加者達がウェンデルの側からし離れ、小さな空間が空いた。

「エイト。頑張れよ」

背後からグリッグが俺の肩を叩いた。

「何が頑張れよ。だよ。ってか何でお前がここにいるんだ?」

すると偉そうに腕を組み、自慢げに鼻を鳴らした。

「俺様にかかればこの程度の警備楽勝だぜ」

ベシッ!

「いって〜!」

自慢げに話していたグリッグの頭にカルラの拳が飛んで來た。強力な一撃にグリッグは頭を抑え、床を転がった。

「私のおかげでしょ」

倒れたグリッグを後ろで呆れた様子で見守っていたカルラがやれやれと肩をすくめながら足でグリッグを踏んづけた。

「た、助けてくれ…。エイトこのままじゃいつか殺され…グハッ」

最後まで言い終えることなく、無茶苦茶爽やかな顔のカルラあっさりと腹に蹴りをれられて気絶した。

相変わらず仲がいい奴らだとしみじみじながら戦いの場へと足を向けた。

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