《世界一の頭脳を持つ母と世界一力が強い父から生まれた雙子》第44話 一年後
トントントントン
「ゴウさん、朝ごはんが出來ましたよ。
起きてください」
「んん、、、」
ぼやぁ、、、
「ふぁぁ、、おはよう、サミーさん。」
「はい、おはようございます。リンさんは、もう起きて席についていますよ。」
「分かった、顔洗ったりしたらすぐ行くよ、、、。」
「ええ」
あーーねむっ。
トントントントントントントントン
階段を降り、洗面所へと向かう。
バシャバシャ。フキフキ。
ん、、?
カレンダーの日付が変わってないな、、
ペラッビリビリッ。
77月76日。
明日は77月77日。
7が揃う、宿命の日。
今日は、來るべく宿命の日に向けての準備をする日だ。
そのために、今日は朝ご飯を食べる。
いつもは晝まで寢ていたり、朝ご飯を抜いたりしているけど、今日は朝ご飯を食べる。
食べなければ、生死に関わるようなことがこれからあるから。
リビングに向かうと、リンは既に椅子につき、食事をしていた。
「あっゴウ、おはよう。」
「おはようございます、ゴウさん。」
「おはよう、リン、ユアン。」
「明日はいよいよ宿命の日ですね。」
「ああ、そうだな。」
宿命の日。
その日は100年に1度大災害が起こる。
宿命の日は、その大災害を退ける日。
そして、その大災害を退けると、
世界のどこかで特殊な赤ん坊が生まれる。
その赤ん坊は、この世界で生まれるかもしれないし、異世界で生まれるかもしれない。
その赤ん坊を探し出し、
力の使い方を教えるのが、俺とリンの仕事だ。
なんでも、不思議なことに、
俺とリンは赤ん坊がこの世界で生まれたのか、異世界で生まれたのかが分かるらしい。
「ああ、そうだゴウさん。」
「?なんだ、ユアン。」
「宿命の地に持っていく、ペンダントにあなたのをれましたか?」
「ああ、もうれた。」
宿命の日に備え、
俺とリンとユアンは今日、宿命の地という、
神聖な場所に行き、りのペンダントを置いておかなければいけない。
そうしないと、赤ん坊の持つ特殊な力に異常が発生する可能があるらしい。
例えば、本來はの屬の魔法だったのに、闇屬の魔法に変わってしまったり、
力が大きすぎて制出來なくなったり。
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【本編完結済】 2022年4月5日 ぶんか社BKブックスより書籍第1巻が発売になりました。続けて第2巻も9月5日に発売予定です。 また、コミカライズ企畫も進行中。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。本當にありがとうございました。 低身長金髪ロリ魔女が暴れまくる成り上がりの物語。 元チート級魔女の生き殘りを賭けた戦いの記録。 212歳の最強魔女アニエスは、魔王討伐の最終決戦で深手を負って死にかける。 仲間を逃がすために自ら犠牲になったアニエスは転生魔法によって生き返りを図るが、なぜか転生先は三歳の幼女だった!? これまで魔法と王國のためだけに己の人生を捧げて來た、元最強魔女が歩む第二の人生とは。 見た目は幼女、中身は212歳。 ロリババアな魔女をめぐる様々な出來事と策略、陰謀、そして周囲の人間たちの思惑を描いていきます。 第一部「幼女期編」完結しました。 150話までお付き合いいただき、ありがとうございました。 第二部「少女期編」始まりました。 低身長童顔ロリ細身巨乳金髪ドリル縦ロールにクラスチェンジした、老害リタの橫暴ぶりを引き続きお楽しみください。 2021年9月28日 特集ページ「今日の一冊」に掲載されました。 書籍化&コミカライズ決まりました。 これもひとえに皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。 2022年2月17日 書籍化に伴いまして、タイトルを変更しました。 舊タイトルは「ロリババアと愉快な仲間たち ――転生したら幼女だった!? 老害ロリ魔女無雙で生き殘る!! ぬぉー!!」です。 2022年2月23日 本編完結しました。 長らくのお付き合いに感謝いたします。ありがとうございました。 900萬PVありがとうございました。こうして書き続けられるのも、読者の皆様のおかげです。 この作品は「カクヨム」「ハーメルン」にも投稿しています。 ※本作品は「黒井ちくわ」の著作物であり、無斷転載、複製、改変等は禁止します。
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