《【銃】の暗殺者》カチコミ
毒をけてから10日
俺たちは今夜、宰相ゲイリオル公爵邸にカチコミをかける。人員は俺とシェリーの2人だけ。他にも人員を貸すと言われたが斷った。連攜の取れないやつは帰って邪魔だし、銃をあまり見られたくない。三姫達が何も言ってこないのを見るとまだ銃のことはわかっていないんだろう。
俺とシェリーは上下真っ黒の服を著ている。ローブではきづらいので新しく新調した。値が張ったが良いものらしくきやすい。それに以前買った仮面をつけている。
公爵邸は、、、デカイ。とにかくデカイ。建自も無駄に広いし、庭園があったりするし、侍や侍従の宿舎まである。さらに私的に雇っている警備が寢泊まりする建もあるのだ。その全てを回って皆殺しにする。
100人近くいるので必ずれがあると思うがそこは気にしなくて良いらしい。取り敢えずリストにある奴等を確実に殺して、ついでに目に付くの奴も殺していけば良いのだ。多分生き延びたやつも後々始末されるのだろう。この王都で三姫から逃れられるとは思えない。
「シェリー、準備はいいか?」
「ん」
完全に日が暮れた頃、襲撃を開始する。俺は魔の森での生活のおかげで夜目が効くし、シェリーは種族的に暗い中でも見えるらしい。
サイレンサー付きの銃を両手に召喚する。そのうち気づかれるだろうが、気づかれるまではコッソリやるつもりだ。
「シェリー、始めるが離れるなよ?別れた方が効率はいいが安全重視でいく」
「ん」
【隠】を全開にして門を警備している兵士に忍び寄る。2人しかいないので俺とシェリーで1人ずつ。
パシュッ
シュッ
俺は銃で眉間を撃ち抜き、シェリーはナイフで首を斬る。死はすぐにシェリーが影で飲み込む。死の発見が遅くなれば異常に気がつかれるのも遅くなるだろう。
敷地にった俺達はまず兵士の宿舎に向かう。俺が【隠】を使ってシェリーが俺の影に潛っている。
実際、俺の【隠・極】はチートだと思う。最低でも【気配探知・大】を持っていないと目の前にいても気がつかない。それに俺の【隠】と他の人の【気配遮斷】は別だ。【気配遮斷】の場合は音を立てたり、匂いがしたりすればバレてしまう。だけど【隠】例え目の前で煙管をふかしていても気づかれない。気づかれるのは攻撃をした時だけだ。一度攻撃すると視界から外れない限り、姿を消せなくなる。
警備の宿舎へ向かいながら巡回の兵士を殺していく。今のところ反撃どころか殺すまで気づかれていない。
宿舎は石造りの二階建て、一階がエントランス?になっていて、二階に個室がある。【気配探知】を使うと中にいる人數までわかる。
「シェリー、一階に20人、二階の個室に18人だ。おそらく二階の個室の連中は全員寢てる。先にそっちを殺す」
「ん」
宿舎脇の木を登って二階の人のいない部屋の窓から侵する。【隠】を使っているので音を立ててもバレないが念のため足音も立てずに各部屋に侵する。
「(シェリーは左側、俺は右側だ。起きないうちに靜かに殺れ)」
「(ん)」
部屋はベットと裝棚があるだけの質素な部屋だ。ベット脇にはすぐ取れるところに剣が立て掛けられてある。襲撃を警戒してだろう、真面目なことだ。だが襲撃に気づけなければ意味がない。
パシュッ
パシュッ
パシュッ
パシュッ
パシュッ
パシュッ
パシュッ
パシュッ
パシュッ
「ふう。これで9人、、、、お、そっちも終わったか?」
「ん」
俺の擔當の分全部殺して、シェリーと合流する。シェリーは俺と違ってナイフで首を斬っているので仮面や服に返りがついてしまっている。は落ちにくいから返りのついた服は仕事が終わったら廃棄しないとダメだ。高かったんだが。
「次は一階だけどこれはどうやっても靜かにはやれないから俺が一気に片付ける。一応影に潛っておけ」
「ん」
「GAU-17  M134」
俺は対集団用の銃を召喚する。デカイ銃で本當は攜帯用ではないんだけど、、、まぁ、一言で言えばガトリングガンだな。こいつで一気に片付ける。
「シェリー、合図で開けろ。スリーカウントだ」
「ん」
「3、2、1、今!」
シェリーが一気に扉を開け放ち、巻き込まれないように影に潛る。俺は狙いをつけず全に弾丸をばらまく。
ダダダダダダダダダ「グハッ」ダダダダダダ「ギャア!」ダダダダダダダダダダダダ「ガッ」ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
取り敢えず弾切れになるまで撃ち盡くした。全員揃ってミンチになっている。そしてここからは急がなければならない。
「シェリー!手筈通りに!」
「ん!お父さん!」
シェリーにそう言って俺は宿舎の外に出て草叢に飛び込む。そして狙撃用の銃を召喚して構える。
タンッ
ガトリングガンの音に気づいて何事かと寄ってきた使用人の頭を撃ち抜く。
タンッ
タンッ
タンッ
・
・
・
・
・
・
10人を超えたあたりで近づけば殺されることに気づいたのか誰も寄ってこなくなった。おそらくこの屋敷の主人である公爵に報告に行っているのだろう。
間のできた俺はハンドサインでシェリーに合図を送る。サインを確認したシェリーは宿舎にあった赤いこぶし大の水晶を砕いた。
シェリーが砕いたのは魔道で警報裝置だ。アレが壊れれば屋敷の全てに急事態が知らされることになる。コレはシェリーがまだ公爵の元にいた時と同じだったのですぐにわかった。
そしてワザと警報を鳴らしたのには理由がある。警報を鳴らせば公爵は自分のを優先して屋敷の奧に引きこもるだろう。公爵は自分の手勢がやられるとは思わないし、迂闊に外に出てやられるのを防ぐためだ。つまり屋敷から逃げる可能が低くなるということだ。
さらにこの警報にはもう1つの意味がある。
それは地下にいる私設部隊、シェリーのような表に出せない連中を引きづり出すためだけ。あの警報は通常の警備兵だけでは手に負えない際に使うもの。それが使われれば私設部隊の連中が出てくるのだ。シェリーのような鋭なら厄介なのでこちらの都合のいい形でやり合いたかったのでわざと準備が整ってから警報を鳴らしたのだ。
既に俺の銃口はシェリーに教えてもらった地下からの出口に向いている。
さあ、出てこい。一方的な殺戮だ!
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