６話

目を開けるとそこは俺が転生をしてきた大巖がある場所だった。

俺は周りを確認した後、麻袋を下ろし中のものを出す。

麻袋から出てきたのは、

白銀のロングヘアに長は140ほどでは白く顔も整っている超だった。

はまだ目を覚ましておらずぐったりとしている。

彼は、EXダンジョンの三層目の隠し扉にいて何重もの鎖で繋がっており見捨てることが出來ずに連れてきた。

「はぁ、また厄介ごとになりそうだ」

俺は彼のステータスを見て深々とため息を吐く。

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アリネ・コーリア・パルアウンデ

314歳     種族 吸鬼族

職業 なし

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レベル67

HP239/72000

MP0/81000

STR48200

DEF43100

AGI41700

MGA76100

MGD75800

LUK200

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スキル

気配察知レベル7、魔力察知レベル6、魔力制レベル8、詠唱破棄レベル6、同時展開レベル5

エクストラスキル

吸、魔力眼、

魔法

元素魔法（火.水.風.土..闇.無）

レベル7

上位元素魔法（火炎.氷河.暴嵐.大地.神聖.暗黒）レベル5

特殊魔法（.影.時）レベル6

上位特殊魔法（古代.重力）

レベル2

固有能力

魔法模倣

加護

魔導神の加護

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稱號

元吸鬼國パルアウンデ王國王、

歴代王最強、

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「んっ、ふんん～。ん？ここは」

「おう、やっと起きたか」

「ふひゃっ、あ、あなたは」

目覚めたアリネは俺を見るやの子らしく驚き麻袋でを隠した。

アリネの瞳のはカーディナルレッドほどのだった。

因みに俺の赤眼はサタンズスパークほどのだ。

こう言ってはなんだが俺…別にとかどうでもいいんだわ。

転生するときに言った赤ので詳しいとか別にどれでもいいんだわ。

これは後からわかったことだがシルフィ曰く、俺の瞳の細かい部分はくじ引きで決まったらしい。

「俺はミn…じゃなくてシグルズだ。君は今までのことを覚えてるか？」

危うくミナトって言いそうだったな。これからは気をつけないと。

理由は特にないが、転生者っていうことであまり目立ちたくはないからだな。

「ほとんど…覚えてない。今まで暗いとこで…ずっと一人だった」

「たしかに暗かったな。なんせ窟の隠し扉の中だもんな」

「どうしてわたしはここにいるの？」

「そんなの決まってるだろ。俺がお前をここに連れてきたんだよ」

「どうして連れて來たの？」

「放って置けなかったからだよ」

「どうして放って置けなかったの？」

「だあぁもう！。そんなことよりさ。ご飯食べない？」

「ご飯？」

するとどこからともなく可いお腹の蟲が鳴いた。

「ほら、さっさと作ってやるから大人しくしてるんだぞ」

俺はその後魔ので作ったシチューを作りアリネに手渡した。

この世界では魔はふつうに食料とされていて豚とか牛とかの家畜は存在しないらしい。

だが馬だけは馬車として使われているみたいだ。

「ほら、食え」

「食べて、いいの？」

「ん？あぁ勿論だ。そのために渡したんだからな」

「ありがと」

アリネはシチューを一口食べると眼を見開きだんだんと眼の端に涙を浮かべ泣いてしまった。

「お、おい。どうしたんだ。泣くほど味しくなかったか」

「ううん。違う。おいしかった、から、こんなに、おいしいりょうり、はじめて、で。うれしく、て」

「そうか……大変だったな」

俺はそう言ってアリネの頭に手を置いてでてやった。

そのあとはアリネが気がすむまで泣かせて気がすむまでシチューを食わせてやった。

そしてアリネは最後の一口を食べ終わると疲れていたのか橫にパタリと倒れて寢息をたてて寢だした。

「大変だったんだな。アリネも」

俺はそうしみじみと思いながらテントを用意してアリネを中にれ周りに結界を張って俺もテントにり睡眠をとった。