《全ての才能を一瞬で得た者》戦いの前
「今何て言ったのですか?」
「聞こえなかったかガルム。もう一度だけ言ってやる。フレイを含めた全員対俺で勝負するって言ったんだよ。今度はちゃんと聞こえたか?」
「なめてるのですか?今の暴騰は俺達だけじゃなくてフレイ様も暴騰したのですよ。今取り消すなら許します」
「そうですお兄様!私が本気を出しても全員同時に戦って勝つ何て無理ですよ!それなのに私を含めて戦うのはとても無茶です。なのでガルムの言う通りに取り消して下さいお兄様」
「そんな事はしない。それに良いハンデだ。お前ら一人一人倒してもつまらないからな。はっきり言うがお前達に認めらる為に戦うのは建前だ。本當は俺の娯楽でしかない。だから俺を楽しませてくれ」
「なめるのもいいか加減にして下さい!
炎よ我がむ者に現化せよ 火屬魔法 ファイヤーソード」
「水よ敵を貫け 水屬魔法 ウォーターショット」
「風よ刃となりて敵を切り裂け 風屬魔法 エアースラッシュ」
「巖よ敵を押し潰せ 土屬魔法 ロックフォール」
ガルム、ネロ、エアラス、フォースは魔法を俺に向かって使った。全部初級魔法だがとても威力が高い。さすがリアンに選ばれだけは有る。だが俺には通用しない。
「魔法よ消えろ インビュディル魔法 エクセイマジック」
俺の魔法によって魔法は消滅した。俺のインビュディル魔法によって。使って初めてインビュディル魔法が何なのかが分かった。インビュディル魔法は簡単に言えば個人魔法だ。これは俺個人が考えた魔法のみが使える。インビュディル魔法を使うにはイメージ力が必要で、イメージが弱いとこの魔法は使えない。それに人が思い付いたイメージではこの魔法は使えない。何故ならイメージする時に別の人のイメージがって、イメージが完しないからだ。それにインフォウルフを倒した時のマルチランスは完璧なインビュディル魔法だ。よくよく考えればこれが初めてじゃ無かった。それにしてもアイツら驚きすぎだろ。早く話進めたいから簡単に説明してやるか。
「何が起きたのか分からない顔してるな。簡単に説明すると。俺が魔法を使ってお前ら4人の魔法を消した。ただそれだけだ」
「お、お兄様今何と言いました?私の聞き間違いでなければ、魔法を消したと聞こえたのですが」
「そう言ったんだ」
皆青ざめていた。まぁ普通の反応だ。何故なら今までの魔法の歴史において、魔法が消す事は不可能だとされている。これまで何萬にものの研究者が魔法を打ち消す方法を探したが全て失敗に終わった。それで研究者達の結果は、「魔法を消すための魔法を作るのは不可能です。理由は魔法を消すための魔法を使用する時に、魔法を消す魔法が完した時に魔法の効果が発揮され、消えてしまうのです。なので魔法を消す事は出來ません」
と言う事になった。この事は常識中の常識なっている。なら何故俺が魔法を消す事が出來たのかは、話が長くなるので別の時に。
「そ、そんなバカな事が有ってたまるか!イカサマをしてるに決まってる!」
「どんなイカサマをしたって言うんだよ?」
「そ、それは分からない。でも何かあるはずだ!」
「ガルム醜いですよ」
「!フレイ様申し訳ございません」
「それにお兄様なら魔法を消す事なんて余裕で出來るに決まってるじゃないですか。お兄様は全知全能で最強無敵で神すら足元に及ばない人ですよ。こんなの當たり前ですよ。ねお兄様」
「めっちゃ譽めてるけど、俺神越えて無いし、それに俺お前に負けてるし」
「またまた謙遜を。あの時だって本來の力の一割も出して無いじゃないですか」
(本気出してたのに。俺そんなに弱いのか?まぁ話を進めたいからフレイの言ってる事に便乗して話を元に戻すか)
「まぁそう言う事にしとくよ。話を戻すぞ。俺がハンデの正はこれだ。この魔法を使える限り俺はお前達に負けない。だからもう一度だけ言うぞ。フレイを含めた全員でかかってこい。お前ら全員倒してやるから。場所はここからし先に有った平地でどうだ?あそこなら木もないし、広いから。これで俺の話は終わりだ。明日楽しみにしてるからな」
俺はそう言って出ていった。俺は自分の力をこの時は分かったつもりでいた。だがこの後改めて己の力がどれだけ強大なか分かった。
「今の魔力はあの方のだ!やっぱり凄い力が完全に戻って無いのに、この距離まで魔力の波を飛ばすなんて。早く持って行かないと。それに早く會いたいし。だから
我がむ場所に通じる扉よ インビュディル魔法 ミアポルテ
今行きますね主様」
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