《ファルダーミール -明日の世界-》第43話 No.0084

焚き火がパチパチと耳辺りのよい音をならしている。

  そんな中、俺とネムは食事をとっていた。

  食事と言っても、コンビニが有るわけでもないため、倒したモンスターから取れたに塩・胡椒で軽く味を付け焚き火で焼いた簡単な料理だ。

 「ハム……味しいですにゃ♪」

 「そうだな」

 「ところで……カヤトさん?」

 「どうしたんだ?」

 「明日からもカヤトさんはダンジョン探索を続けるんですか?」

 

 焚き火の周りに刺して焼いていた串を食べながらカヤトは答える。

「……そのつもりだが。それがどうかしたのか?」

「あの……よろしければ著いていってもいいですか?」

 し怯えた表をしながら、ネムはカヤトに私もついていきたいと言う意思を指し示す。

 し悩み、カヤトはネムをつれていくことを決めた。

 「あ…………ああ、よろしく頼むな」

 「はい!にゃ!」

 その後、食事が終わり。

 ネムはテントの中で寢た。

 さすがに、こんな寒いなか外で寢ろとか貓耳に言おうとは思わない。

 これでも俺は紳士なのだから。

 「おやすみ」

 「おやすみにゃ…………Zzz…………」

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