《異世界チートで友達づくり(仮)》旅立ち③
気がつくと俺は村長の家の中に立っていた。目の前にはカメルもいた。
「村長?なんで俺がここに?」
困狀態の俺にカメルは軽く笑いながら答えた。
「ただの転移魔法じゃよ」
『を習得しました』
カメルの後にすぐ脳に聲が響いた。
『スキルを習得しました』
「……………」
あっれれぇ〜?おかしいぞぉ〜?
この耐スキルはたしかーー。
「……村長?あ、あの〜ベルは?」
「ん〜アオイと一緒に連れてきたはずだかのぉ」
「ぅあったりまえだろぉぉぉぉおおおかぁぁぁぁぁぁあ!!!」
一方その頃、ベルはというとーーー。
目をぱちぱちさせてキョトンとしている。
「アオイ…?」
一瞬にして消えたアオイのいた場所をそんな様子で見ていた。
その時ベルの頭に聲が響いた。
『ベル!すまん、カメルのクソジジイに呼び出された!今から迎え行くからちょっと待っといてくれ!』
「……ゔゔ……グスンッッ……ギドいよぉ…」
泣きながら必死に呂律を回しベルが不満げに文句を言っていた。
「謝れ…クソジジイ」
俺はというとベルのの事を知っておきながらベルを家に一人置き去りにしたカメルを思いっきり睨みつけていた。
「その〜、本當に忘れておったのじゃよ…ついうっかり魔法で呼び寄せてしまったんじゃ」
「託はいい…さっさと謝罪しろ」
「そんな事より…………服を返してくれ!」
カメルはふんどし一丁で両手をの後ろで縄で拘束され逆さに天井に吊るされていた。
「それ相応の罰だ。これでもまだ足りないけどな」
企みをめたような笑みを浮かべてカメルに言った。
「…ドSじゃ………」
「いいから、ベルに誠心誠意謝ってから呼び寄せた理由をはけ」
「うぅ…ベル、本當にすまんかったのぉ」
その言葉を聞いたベルは涙目のまま顔を上げてカメルに震える聲で言った。
「ぐすんッッ……いいよ」
その言葉にカメルが激しているのを遮るように俺は再度質問した。
「それで?要件は?」
し間を開けてカメルがゆっくり口を開いた。
「…実はな………」
俺は思わず息を呑んだ。
「…わし…………お主の事…嫌いになったわい」
ガシッという音とともに俺はカメルの両側頭部を片手で摑み取って聲を怒りで震わせながら言った。
「てめぇ…さっさと要件だけ述べやがれ」
「わかった、分かった!痛い痛い痛い!」
流石に力のステ値が16000もあるだけあるな。
ベルが完全に泣きやんだ頃に気を取り直して宙ずりのままカメルが用件を話し始めた。
「用件てはゆってもそこまで大きな事じゃないんじゃよ…ただ、エルフ都市『ファルバム』におる妻ルーシャンに會うんならこれを持って行けばすぐに事は伝わるはずじゃ」
そう言ってカメルがソファに挾まれたテーブルの上を見るように促した。
「これは…?」
俺は一通の書き手紙を手に取った。
その手紙は白い包裝がしてあり正面には[親なる妻  ルーシャンへ]と書かれていた。
「それにはこれまでの事が一通り書いてある。それを渡せば快くヘルンの事を話してくれるじゃろう」
カメルの説明を一通り聞いてから俺は手紙をアイテムストレージへとれた。
そして俺達は村長の家を後にした。
縄を解けと喚き散らすカメルを放置して…。
道中俺達はこれからの計畫を大雑把に立てた。
當分の目標はベルの祖母ルーシャンに會いに行くという事。
そのためにまずはお金を集めて旅のある程度の資金を集めるという事。
これがこれからの俺達の大雑把なきの流れだ。
そして俺達は家に帰り、裝備を整えてから冒険者ギルドへと向かって報酬のいいクエストをけまくった。
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