《戦力より戦略。》予定著々と
「まぁ、無理でしたと」
「失敗したんですか?」
「いや、失敗はしてないんだけど……」
結果としては候補と思しき人を伝えるという第一目標は十分に達できたと言っていいだろう。
だが、まぁ、もしかして俺のコミュ障は改善されているのでは? という淡い期待は打ち砕かれたのであった。
伝えられたのは箇條書きのようなじで名前くらい。
なぜ、どのように期待がかかっているのかなど屁理屈こねて考えてきていたのだが、そんなの皆気にしてなかった。
普段から話してる奴らと考察した方が楽しいってことだな。
さらに言えば、本人たちからの又聞きしか報がない俺と違って本人たちの耳にはっていない報もあるからむしろ彼らの考察の方が面白そうだった。
流石にずっと聞いてるわけにもいかなかったからな。
「でも、そんな噂で相手方は気にするんですかね?」
「そりゃ気にするさ。本人はどうか知らないが、なくとも陣営はな」
政略結婚の材料にされていたご子息たちならわからんが、なくとも陣営はチャンスが出來たと聞いたら喜ぶし、レインとプリンセを好いていた當人たちは嬉しいだろう。
「火のないところに煙は立たぬって言うしな。噂が立つからにはそれなりの拠があると考えるだろうよ」
そして、もし拠がなく懐疑的だったとしても來ざるを得ない。
自分が候補だった場合、行かなければ第二候補に権利が移る可能があるからな。
それをしない奴らをピックアップしておいたし。
「それで、どうしてこんなことしてるかそろそろ教えてくれてもいいんじゃないですか?」
「……レインちゃんはともかく、私も……?」
2人には當日に城に行くことしか指示していない。
「プリンセ」
「……うん」
「レインには悪いんだが、俺はプリンセのことも好きだ」
「……うん!」
レインも頬を膨らませてはいるが、納得はしている模様。
俺がいない間に々あったんだろうな。
それでも嫉妬してしいというのは俺の我儘で、目の前で浮気してる俺に言えることじゃないので、そっとのにしまっておく。
「でもカイルさんはぎりぎり大丈夫かもだが、お前のお父さんを説得できるとは思えない」
「……そこは、頑張るとこじゃ?」
「出來ると思うか?」
プリンセの尾がくるりとはてなマークを描く。
「……無理かな?」
「だろ?」
どうしても説得できない親というのは一定數存在するだろう。
だが、それでみんなが諦めるのか。
むしろ諦めない人たちの方が多いのではないか。
で、今回はそ・の・後・の・予・定・もあるのでギリギリまで伏せておきたい。
「まぁ、楽しみにしとけって。久しぶりに俺の手際を見るチャンスってことでさ」
HoodMaker:幼馴染と學生起業を始めたのはいいが、段々とオタサーになっていくのを僕は止められない。<第一章完>
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