《異世界スキルガチャラー》長男 ジョン・ソルレイクの日記
7/05
友達に「日記をつけると記憶の補完に役立つから」と勧められたので、父に頼んで手帳サイズのこの日記を買ってもらった。
しかし、今日は特に書くこともないので、自作した晝食のサンドイッチがいい出來だったとだけ記しておく。
7/06
今日は學校の課題が多かった。特に「黒魔法の強大さとリスクについて2000文字以上のレポートを書け」というのが非常に難しかった。
7/07
昨日書いた課題をどうにかできたのは僕だけだったらしい。先生から心されたが、クラスのいくつかの席から何か嫌な視線をじた。
7/08
今日は學校が休みだった。マリーに絵本の読み聞かせをせがまれたので、本棚にあった本を順番に読んでいると、4冊目で寢てしまった。やはり妹は無邪気で可い。
7/09
一日中ユーリが部屋から出てこない。何をしているか聞くと、「!ぜってー教えねぇ!」と返された。ユーリがこういうことを言う時は大抵ろくな事にならない。注意しておかないと。
7/10
父に質移系の魔法のコツを教えてもらった。父は教師に向いていると思う。學校の先生より分かりやすく教えてくれた。そのおで4時間練習して、し上手くなった気がする。
7/11
ああ、くそっ!ユーリめ!まんまとしてやられた!まさかあそこまで手の込んだものを仕掛けてくるとは!僕が心臓が飛び出る思いをさせられるだけならまだいい。マリーを號泣させたのは許さん!今に見てろ!
7/12
マリーが昨日のことが終わった後、部屋から出てこなくなった。ユーリ、トラウマを植え付けたな。明日にでもどうにかしてマリーをめないと。
7/13
新しい人形と絵本をたくさん買ってあげて持っていったら、どうにかマリーは元に戻った。だが、ユーリは一切反省の様子を見せていない。こうなったら実力行使で謝らせよう。
7/14
ユーリを謝らせるために夕食後に部屋に乗り込んだら、部屋の床に魔法陣を描いていた!
そのことも合わせて口論になり、明日の放課後にちょっとした決闘で決著をつけることになった。
ユーリより僕の方が魔力は強いが、ユーリは魔法の使い方が上手い。勝てるだろうか。
7/15
今日は最悪の一日だった。
決闘にはどうにか勝ったものの、お互いに切り傷や火傷を中にけたし、魔力も空っぽだ。
今、こうやってペンを走らせている間にも指が痛い。
容を詳しく書くのは明日にしよう。
7/16
昨日の続きだ。
手の怪我は魔法で簡単に治した。
僕はなるべくユーリに怪我をさせないように努力したのに、あいつはそんなのお構い無しで完全に僕を負傷させるつもりで攻撃してきた。
それに対抗するためには、僕もし本気にならないといけなかった。
だから、これは不可抗力だ。
まあ、お互いに大怪我しなかっただけマシだろう。
心を落ち著かせるために、決闘の後にユーリがマリーに土下座していたことも書いておこう。
マリーがそんなユーリを見て、最後に首をかしげたのは本當に面白かった。
あそこまでわんわん泣いていたのに、今日にはもう忘れていたんだ。
これにはユーリと顔を見合わせて笑ったよ。
こういう風に書いていると、まるで誰かと會話しているようで変な気持ちになる。
やめよう。
とりあえず、昨日は決闘という名目の兄弟喧嘩をして仲直り。
今日はその印に2人でアイス屋に行った。
(この7/16の項目は、2ページに渡って書かれていた)
7/17
両親が1週間の出張だと言っていた。どうも、王城での仕事があるらしい。留守番と妹の世話を頼まれたので、心配ないと言っておいた。唯一心配があるとすれば、ユーリが暴走しないかどうかだ。
7/24
ユーリに隠されていた日記をようやく見つけた。
まさかマリーのお気にりの大きいクマのぬいぐるみの中にい込んであるとは思わなかった。
僕もあのクマにった時にいをじなかったら見つけられなかったと思う。
日記を取り出した後にほつれをい直すのが本當に難しかった。
この1週間の出來事は記したくないのでやめておく。
7/25
帰ってきた後の父の様子がどこかおかしい。獨り言が多くなった気がする。
向こうの仕事で何かあったのだろうか。
それと、ユーリの部屋の魔法陣が床と天井合わせて両方完していた。
なんでも、僕達兄妹3人しか起できない、創作世界への移用魔法陣らしい。
3人で遊ぼうぜ、と話すユーリの姿はいつもより楽しそうだった。
7/26
父の様子が本當におかしい。朝から地下室にこもりっきりで、夕食の時間だと伝えてもその後20分経たないと出てこなかった。
母は「気にしないで」と言っていたが、絶対に裏がある。息子として、探るべきだ。
7/27
まずい 見てしまった。
父は地下で黒魔の実験を行っている!しかも、母までそれに付き添っていた。今日はバレなかったが、このまま探り続けていれば見つかるかもしれない。
7/28
どうやら父の黒魔は日に日に完に近づいているようだ。母との會話から、降霊の類だと分かった。
しかし、降霊は上手くいった前例がほとんど無いと言われている。
父は何を考えているのだろうか。
7/29
父が完に近づけている降霊がどういったものか分かった。方法を記した本を父の書斎で見つけたのだ。
材料と魔法陣、そして生贄を捧げることによって魔神を降臨させ、それを使役するというものだ。
もっと詳しく調べる必要がある。
7/30
日記は、もうすぐつけられなくなる。
降霊の詳細を読むと、生贄に必要なのは「健康な年の3人分」と記されていた。
だが、儀式を失敗させることはできるかもしれない。材料の1つ、「マンドラの」を、よく似た形をした「メーゼンダイコンの」とすり替えられれば。
僕ならできる。できる。ユーリとマリーのために。
/
失敗した。材料の調合過程ですり替えることができなかった。
せめて、ユーリとマリーだけでも救いたい。それは、両親の殺害を意味する。でも、やるしかない。
/
結局、僕には無理だった。
なら、ダメな奴なりに最後の手段を取らないと。
明日、僕らは生贄にされるようだ。なら、黒魔が暴走するようにすればいい。
この街は滅びるだろうが、功した時に世界に與える被害を考えれば、仕方ない。
すぐにユーリとマリーを呼ぼう。
/
計畫は立て終わった。
最後に、もし、この日記を誰かが読んでいるのなら、どうか、街に蔓延した怨念を取り払ってほしい。
手順を書き記しておく。
1.この屋敷のどこかにいる、妹のマリーを探し出す
2.マリーをユーリの部屋まで導し、魔法陣に突き落とす
3.地下室に隠しておいた、僕とユーリで獨自調合した聖水を魔法陣にまく
これだけだ。聖水は、地下室の置棚の「硫酸」と書かれた瓶にっている。
もし、マリーと一緒に誰かが魔法陣の中にってしまったなら、別の方法がある。聖水を瓶ごと中に投げれ、中の人間が直接マリーに聖水をふりかけるのだ。
僕は、その方法の方が確実だと思う。
でも、無理は言わない。どうか、頼む。
「……なるほど。よし、すぐに地下室に行くぞ。案できるか?」
「うん、地下室の場所は覚えてるよ。こっちだ、著いて來てくれ」
日記を読み終わった啓斗とジョンは、聖水があるという地下室へ向けて走り出した。
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