《異世界スキルガチャラー》ギガンティス討伐任務 3
「しっかし、デカすぎるぞ。普通に腳を斬り付けるだけじゃまともにダメージを與えられそうにないな」
ギガンティスの左後ろ足の近くまで來た啓斗は、その途方もないの大きさにしだけ呆れていた。
「何か攻撃範囲を広げられるようなスキルは……お、あったあった」
SRスキル【大切斷】
MP持続消費系スキル:毎秒1MP
切斷系の武による攻撃や斬撃系のスキルの攻撃範囲が3倍になり、威力が1/2倍になる。
「威力半減はちょっと痛いが、この剣じゃ威力が普通でも大ダメージは見込めない。とにかく試してみるか」
啓斗が【大切斷】を発すると、剣に弾けるような白いオーラが発生する。
そのまま腳めがけて思い切り振り上げると、ギガンティスの膝辺りまで斬撃がのぼっていき、傷から真っ赤なが噴き出し始めた。
そしてその直後、傷口が発火し、その炎を覆うように腳が凍り付いた。
「グオオォォ……」
「エンチャントの効果は大0.5秒遅れくらいで発するらしいな。斬った攻撃自のダメージも反映するためか?」
剣を持ち直し、飛行スキル【3分間インスタントの・空中遊泳フライハイ】を発。一気にギガンティスの背中の真上まで飛び上がる。
「じゃあ攻撃範囲も広がったことだし、スキルチェイン、やってみるか。まずはこのスキルを発して……っと」
SRスキル【飛翔する斬撃】
剣による攻撃が直線的に飛ぶようになる。普通に攻撃した場合1回につき5MP、剣による攻撃のスキルをこのスキルにより飛ばした場合は、飛ばしたスキルの消費MPが倍になる。
「【斬空波】には効果なさそうだが、これで反撃されずに行けそうだ。それじゃあ、早速喰らいやがれ!」
まず啓斗はスキルチェインの「開始技」と記されていた【牙突】を発し、ギガンティスの背中を貫く。そのまま【スラッシュ】に繋げ、【クリティカルストライク】を発して威力を3倍に上げた一閃を放ち、最後に【斬空波】でフィニッシュした。
連続の飛ぶ斬撃をけたギガンティスの背中は橫一線に抉られるように斬り裂かれ、さらに【フレイム&フリーズエンチャント】の効果も発して傷口が燃・え・凍・っ・た・。
「よし、ある程度は力を削れたはずだ。しかしもっとスキルを把握しないとダメだな、たった4つじゃ普通にスキルを繋げたのとあまり変わらな……」
ドドドドドドドドドド!!!!!!
突如鳴り響いた轟音に、啓斗は思わず耳を塞いでしまった。
音はすぐに止み、ゼーテが発生させていた槍をギガンティスの顔面に放ったのかと思って彼の方を見る。しかし、ゼーテはまだ槍を発生させている途中だった(ざっと見て100以上はある)。
ならば何があったのかとギガンティスのを確認すると、全に細かい無數のが開いていた。
そして、背中に矢が一本刺さっているのが分かる。
「おいおい、まさか……」
啓斗は【百里眼】を発して、自分が走ってきた方向を凝視した。
「うん、上手くいった。まだ魔法で狙いをつける覚はについてないから、こうやって弓矢で狙って……」
ルカが弓を引き絞ると、彼の周囲に矢と同じ形をした無數の風の塊が出現する。
そして矢を放つと同時に、周囲の風も全てギガンティスに向かって飛んで行った。
「弓矢っていうのは、風の強さと向きでどれだけ遠くまで飛んで、どこまで深く突き刺さるかが決まるものだって教えてもらった。もしも「風」を自由自在にれたなら、矢は鉄の槍よりも鋭く敵を貫くことができる」
「ねぇ、ディーラお姉さん。私、できるようになったよ。……もし、また會えたら、褒めてくれるかな」
そう言ってルカが手を前にかざすと、風が勢いを増し始める。
あっという間に巻き起こった強風は、ルカが斜め上へ放った矢を乗せ、大空高く吹き上がる。
「……ふっ!!」
かざした手を振り下ろすと、遙か上空まで舞い上がった矢と風は、圧倒的な下向きの風に吹かれて降下していく。
「なんだろう、初めて使った技だけど、何となくこんな名前な気がする。降り注げ、【雨あめの風矢(かざや】!」
ルカが何を言っていたかまでは聞き取れなかったが、啓斗はルカの放った矢がギガンティスの真上から落下してくるのを理解する。
「龍になる必要も今は無いか。結構安心した」
啓斗がゼーテの方を見やると、彼も発生させていた無數の槍を遂にギガンティスの顔に向けて発した。
同時に、ルカの風矢も降り注ぐ。
全から噴水のようにを吹き出し、ギガンティスは両前腳の膝をついた。
1分の時があれば
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