ギルドにるとギルドは騒がしかった

俺は付に行き

「なんでこのな騒がしいんだ？」

と聞いてみる

「次の武道大會の優勝賞品が決まったんですよ！」

と答えてくれた

「へぇ、何が商品になったんだ？」

「それが希な金屬らしいですよ」

「希な金屬？それがなんでこんな騒ぎになるんだ？」

「それは私にはわかんないですねー」

ふーん、何やら優勝賞品は金屬らしいな

ちょっとそこら辺の冒険者のおっちゃんに聞いてみるか

「なぁなぉ、おっちゃん。なんでこんな騒いでるんだ？」

「ん？あぁ、これは武道大會の優勝賞品がヒヒイロカネって金屬だと発表されたからだぞ」

「ヒヒイロカネ？」

聞いたことない金屬だな

「あぁ、ヒヒイロカネは金屬の中でも最高クラスの金屬なんだ。それこそ帝達の武と並ぶくらいにはな」

ほう、帝と並ぶ……

是非ともしいな

「あぁ、ちなみ大會に出るためにはどこに行けばいい？」

「それならギルドの付で出來るぞ」

「ありがと。おっちゃん」

そう言って俺は付に行く

「大會に出たいんですが」

「はーい、じゃあここに名前とかを書いてくださいねー」

そして俺はなにも書かずに無記名で提出した

「はい、付は終了です。大會は1週間後なのでよろしくお願いしますねー」

「わかりました」

そう言って俺はギルドを出た

さて、これから何をするかな…

大會は1週間後だから時間に余裕はある

防屋でも行くか？

俺の今の裝備はお世辭にも強いとは言えない…武以外は…

だったら防屋に行くか…

防屋に向かう途中細い路地の奧から話し聲が聞こえてくる

「ーー、ーー！」

ちょっと気になったので気配遮斷を使って路地にる

路地はジメジメとしていて結構暗い所々にコケが生えており、手れがされていない事がわかる

「ーーわ！」

「ーんーーー」

ちょっとずつ聞こえてくる

まぁ気配遮斷を使ってるからよっぽどの事がない限り大丈夫だろう

さらに路地を進む

ちょうど角を右に曲がった先に話していた2人がいる

1人はちょっと長い緑の髪と緑の目をした男でもう1人は金髪で青い目をしただった

堂々と2人の話を盜み聞きする

男が

「お前だけは逃げろ！」

は

「逃げてどうするの！？」

なんだろ？

し考えていると俺の後から複數の足音が聞こえてくる

男は足音を聞いたようでに言う

「ヤツらが來る！とりあえず別々に逃げよう！後で合流だ」

は頷いて路地を奧に走っていった

男はかないで下を向いている

「………」

男は顔を上げ俺の後に視線を向ける

なんだこの狀況？

細い路地に男、俺、さっきの足音のヤツらと並んでるんだが？

俺の場違いが半端じゃないんだが？

さっきの足音のヤツらは黒い服を著ていた

人數は3人だ

男は

「あの子を追いかけるのはやめろ、警戒される」

と言う

「やめるわけねぇだろ？アイツは希な種族なんだからな」

「だからって闇奴隷はダメだろ」

闇奴隷？違法奴隷のことか？

「知らん、じゃまするなら直ぐにでもお前を殺すぞ」

「まぁまて、まだアイツは人にもなってない、それなら人まで待った方がいいんじゃないのか？」

……どういうことだ？黒い服のヤツらはヤバイヤツらってことはわかった

だが男はどっちなんだ？

を逃がしてたしな…

男に話しを聞くのが1番いいか

じゃあ黒い服のヤツらを殺すか

俺は気配遮斷を使って黒い服のヤツらの後に行く

そして鎌を背中から外して手に持って思いっきり振る

「………」

たった一度で黒い服のヤツらの首は飛ぶ

首があった場所からは噴水のようにが吹き出る

男に近づいて

「なァ、どういうことだァ？」

と満面の笑みで聞く

夜は更けていく……