「結局戦ってばかりでゆっくり出來てないな……」

俺は犯罪組織との戦いで疲れ果てあのあとすぐに眠ってしまった

「じゃあこれからどうするの？」

が聞いてくる

「とりあえずギルドに達報告しないとな…」

「えーーー！本當ですか！？」

俺は今ギルドの付にいる

「あぁ、本當だが？」

犯罪組織を壊滅させたので報告に來たのだ

「なにか証拠ありますか……？」

「壊滅させた証拠か？」

そう、俺は依頼で犯罪組織を壊滅させたのだが……規模などを話したらかなり危ない依頼だったらしい

「はい、先程の話が本當なら余裕でAランクの依頼ですよ…？」

「うーん、証拠なぁ……何が証拠になるんだ？」

「例えばリーダーの所持品とか…」

所持品か……それはないけど他のヤバいのだったらあるんだが……

「所持品じゃなきゃダメなのか？」

「いいえ？他のでもいいですよ？リーダーのなら」

これは…アレを出すしかないか……？

「ここで出したらヤバいのがあるから他の部屋で見せてもいいか……？」

俺は小聲で言う

「ええ、わかりました…準備してきますね」

「あぁ、わかった。俺もソレを持ってくるから…」

そう言って俺は宿に戻った

ギルドの部屋で付さんと俺は話していた

「これなんだが……」

「これですか……」

一応布に包んであるのだが付さんにはバレたようだ

「正気ですか？」

「正気だ」

「これ、私じゃなかったら気絶してますよ……？」

「………」

遡ること數時間

俺はにブレスレットをあげた

「ありがとうございます。大切にしますね」

「あぁ、大切にしてくれ。一応形見みたいなモノだからな」

は嬉しそうに頷く

「あぁ、それはそうととりあえず聞いてみるんだが……犯罪組織のリーダーの顔わかるか？」

「はい、わかりますよ？」

「あぁ、じゃあこれはリーダーだよな？」

そう言ってマントの中からリーダーの首を持ちながらの前に突き出す

「っっっ！？」

ばたんっ

は倒れてしまった……

「あれ？コイツ気絶したぞ？」

突っついてみるが完全に気絶していた

「これ、そんなかなぁ？」

俺の持っている首はキチンと綺麗に首を刈られていたのであまりグロくはないはずだ…

「まぁ、起きたらでいいか…寢よ」

そう言って俺は寢た…

は起きてから記憶を整理していた

「確か…私は気絶して……」

「あ、起きたか。悪かったな、いきなりあんなモノ見せて」

「いいえ、大丈夫です」

そう、私は孤児だったこともあって死やグロイのは結構慣れている

何しろ普通に道端に死が転がってたし……

「あ、そう言えばあの首ってリーダーで間違いないか？」

「はい、間違いないないです」

「あぁ、わかった。今日はギルド行くからな。一緒に來てくれ」

「はい、わかりました」

という訳でギルドにリーダーの首を持ってきたのだが……

「これ、証拠になりますか？」

「ええ、証拠としては十分ですけど…」

「けど？」

「これを持ち歩くのはちょっと…」

「……」

いや、俺も持ちたくて持ってたわけじゃないし……

「と、とりあえず！依頼は達ですので付の方へ行っておいて下さい」

「わかりました」

「お待たせしました。今回の報酬は教皇様が直々に賜れるので使者が來るまでし時間がかかると思います」

「わかりました。あ、あとこのは犯罪組織の奴隷だったのですが…どうなりますか？どこかで引き取るのですか？」

「？？」

付さんは首を傾げている

橫を見るとの目は捨てられた子犬みたいにうるうるしてる

付さんは何かを理解したようで

「あぁ！その奴隷は君のものだよ。いやーこっちの國じゃあ常識だから説明するの忘れてたよ」

「あぁ、そうなんですか…」

橫を見るとは期待したような目で俺を見てくる

俺はの頭に手を置いて優しくでてやる

「よろしくな……」

さて、武道大會まであとし