《異世界転移するような人が平凡な高校生だと思った?》4話 平凡な生活 IV「出會い」
「あ、あの....」
「ん?」
 呼ばれたので見ると、13歳くらいの......ちょうど妹と同じくらいのの子がそこにいた。
「どうかした? えっと....もしかして、何か困ってたり?」
「はい、困ってます。とても困ってます、高校生の手が必要なのです」
 取り敢えず聞いてみただけなんだけど、めちゃくちゃ食いついてきたな.....ってか俺、高校生って言ったか?まぁ制服だし、中學か高校って言ったら高校か。
「そ、そっか   俺に出來る事であれば手伝おうか?」
「.....お兄さんは平凡な高校生なのですよね?」
 ん?なんだろうディスられてるのだろうか。急に助ける気なくなってきたぞ。
 だがこんな事で怒っても仕方ない。別に目の前のが、妹と同じくらいの歳に見えるからとか、そんなんじゃないんだからね!
「うん、まぁそう...かな?それがどうかした?」
「....平凡な高校生とはこういう面倒事に関して、見て見ぬふりをして、自分には関係ないと簡単に思えてしまうような、社會のゴミだと思っていたのですが....」
このガキどうしてくれよう。
 つまりこいつは、俺を社會のゴミだと思って接してたのか、おい。
 というか平凡な高校生を、そういう奴だと思ってるならなんで、そんな奴の手が必要なんだよ....
 まぁ見たところ、中學生みたいだし、々思い悩む時期なのかもな。俺もそれに関してはよく理解できる。こういうのはそっとしてあげるのが1番なのだ。
「あの、どうしてそんな暖かい目で見てるのですか?気持ち悪いですよ?」 
おい、何だこのガキは....怒っていい?
それでも中學生を怒鳴りつけるなど、プライドが許さずに、結局俺が折れた。
「はぁ...分かったから....早く何に困っているのか教えてくれ....」
「それについては、もうちょっと貴方に質問をしなければなりません」
「....質問? どういうことだ?信用が無いとダメな事とかか?警察沙汰なら流石に勘弁なんだけど....」
そもそも早く家に帰りたいのだ。またいつ倒れるか分からないのだから。
「警察...?ちょっと待ってくださいね」
「ん?」
なんだ警察の何に疑問を持ったんだ。
「あぁ分かりました警察ですね。はい大丈夫です。特にその警察という組織は、関係ありませんので。」
さっきから何を言ってるのだろうかこの子は。
「では質問を始めますね」
「結局やるのかそれ....」
「貴方はこれまでに他人と違うと思ったことがありますか?」
 思っていたよりちんぷんかんぷんな質問だ。まぁいいか。
「ないな」
「では自分が誰にも負けないと思ったような時期はありましたか?」
「....ないな」
「本當ですか?」
「ねぇよ....」
中學の頃のあれは違う。絶対違う。
「そうですか?...まぁいいです。では質問を続けます」
「なあ、あと何問あるんだ?」
「.....貴方は友達はいますかまたその友達は普通の友達ですか?」
おい無視かよ....
「友達くらい誰でもいるだろうに。普通の友達だ」
「では貴方の住所、出地、長重、テストの點數、力テストの結果を教えてください」
「おい、いきなり個人報すぎだろ!しかも絶対それ関係ないだろ!」
「あります」
「何にだよ!」
「まだ言えません」
「.....はぁ......どうやら俺は詐欺にあったようだな....じゃあな」
流石に付き合いきれない。と、俺はその場を後にする。
追って來ると思ったが、意外とすんなり諦めたな。やっぱり詐欺で、それがバレたから諦めたのかな。どうでもいいけど。
 一応、最後まで話くらい聞くべきだったか....
 家に著いたが、もしかしたらストーキングしてるかもしれないと思い、変な道を1周してから戻ってきた。
やっぱり追ってきてるじはなかったな。なんだったんだか。
 その日は結局、ベットにって、すぐに寢た。もしかしたらあの夢を見るかと思っていたけど、全く見ることは無かった。
.......あ、先生との補修..............
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