《霊使いと冠位の10人》親父
霊使いって聞いたことあるか。
ある日親父に問われた。
當時は聞いたこともなく、なんだそれと答えたっけ。
もしお前にやる気があるんなら俺が教えてやるよ。
やる気ってなんのやる気だよとは思ったが、手持ち無沙汰だったし、その教えを請うことにした
無論、やる気も覚悟もなかったさ。
その日、始めてリーシャに會った。
おどおどとした様子で
はじめまして
という彼の姿を見た時。
普通に可いの子だと思った。
その後、こいつは霊だと親父から告げられた時は何が何だかわからなかったのを今でも覚えている。
それもそうだろ?
霊なんて今まで架空の存在だと思っていたし、こっちはこれまでろくに魔なんて使ったことなんてなかった。
そういうのには疎いんだ。
こいつは今日からお前の霊だ。大事にしてやれ。
親父の第一聲に理解が追いつかない。
どういうことかと尋ねても、自分で考えて自分のやりたいようにしろとしか道を示してくれない。
適當もいいところだ。
その次の日、俺が寢ている間に親父は出かけたとリーシャに言われて、そこから2人の暮らしが始まった。
最初は々と戸った。
いきなり霊と言われても同じ歳ぐらいの子との二人暮らしだ。
誰に相談できるわけでもないし、すごい苦労をした気がする。
そんな生活に慣れて來て一月後。
親父がハイネを連れて帰ってきた。
康太、リーシャ。こいつの面倒を見てやってくれ。
いきなり言われてもとは思ったが、弱々しいハイネの姿を見るとそんなことは言えなかった。
のちに本人から聞いた話だが、ハイネはこの數日前にこの世界に生まれ落ちた霊だったらしい。昔のしおらしい態度はもはや見る影もないが。
そしたら親父はすぐまた何処かへ行ってしまい、それっきり會っていないし、連絡もつかない。
毎月の生活費が口座にってくるということは生きているのだろうが、連絡くらいはしろよとは思う。
あの放浪親父は一どこで何をしているのだろうか。
シェアハウス【完】
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