《貴族に転生したけど追放されたのでスローライフを目指して自前のチートで無雙します》閑話 中學生の狐月湊⑦
翌朝
ピピピ
窓から薄暗いが差し込む部屋に、アラームが鳴り響いた。
先に起きたのは由理だ
「うぅぅん」
由理は重たい眉をあげながらを起こす
「んふぅ、湊くん寢てる」
由理はほっぺをぷにぷにしたりツンツンしたりしている。
「湊くん起きて」
由理は俺の耳元で何度も言う。
「湊くん好き」
不意に言われたその言葉にしさをじながら、寢たふりをしていた俺は由理の手を引いて抱きしめる
「きゃっ!」
「俺も好きだよ」
まだ俺が寢ていて聞こえていないと思って言ったのか、聞こえてると分かった由理の顔は真っ赤だった
「おはよう由理」
俺はベッドから出て眠い目をこすりながら言った
「湊くんの意地悪……起きてたならそう言ってよ」
「ごめんって」
俺は由理の頭をでおでこにキスをする。
「もぉ」
「ほら、早くしないと遅れるよ」
「もぉってば!」
俺の背中をポコポコ叩く由理を笑いながら部屋を出た。
由理side
今日は湊くんと初のデート
それもずっと行きたかったディズニーランド!
張り切って一日中いる気でいた私は湊に無理言って朝5時30分に起きてすぐに向かう予定だった。
そして朝、ピピピ! と大きな音と共に私は起きた。
目覚ましを止めを起こし、ふと橫を見ると湊くんが眠っていた。
とても整った顔に、無防備な湊くん。
しいたずらをしたかった私はほっぺを突いたりつまんだりと湊くんをしていた。
それでも起きない
「湊くん好き」
私は起きない湊くんの耳元でそう囁く
すると湊くんの目が開き私を湊くんが自分の方へと抱き寄せる
「きゃっ!」
私は湊くんの腕の中にすっぽりと収まる
「俺も好きだよ」
え! え! えぇぇぇぇぇ!
起きてたの!
は、はずかしい……
私今絶対顔真っ赤だ
「おはよう由理」
眠そうに目をこすりながら言う
「湊くんの意地悪……起きてたならそう言ってよ」
「ごめんって」
湊くんはそう言って私のおでこにキスをする。
またカァァと顔が赤く、暑くなるのが自分でもわかる
「もぉ」
「早くしないと遅れるよ」
し意地悪そうな笑顔の顔でそう言った彼の背中を軽く叩きながら私も起きた
由理side end
朝起きた俺たちは、朝ごはんを食べる事なく出かける用意をする
ご飯は行きの新幹線で食べる予定だ
そして、由理が洗面所で顔を洗っているのを確認すると、そっと部屋に戻り俺のリュックを開く
「由理ごめん!」
俺はそう言いながら勝手にクローゼットを開け、下著と靴下と制服のカッターシャツを取り出し、袋に詰める
実は今回の旅行、制服なのだ
理由は俺の著替えがないから……
なんてったって急に決まった事だから仕方がない
なら何で由理の著替えを取ってるかと言うと
由理が風呂から上がるのを待ってる間デートの場所としてディズニーを見ていたらたまたま行けなくなったらしく明日の予約が一部屋いていた。
すぐに予約を取り、泊まれるようにしたと言うわけだ。
だが、この事はまだ由理は知らない。
だから裏にいている。
俺の服は由理が昨日のうちに洗濯しておいてくれたらしく、乾燥機の中にっていた。
俺は服を著替える。
シャツは出し、ネクタイをし緩め、由理のお父さんのワックスを由理から借りて、軽くセットする。
といっても、そんなにガッツりするわけではない。
なので、特に時間がかかる訳でもなく俺の用意は終わる。
俺の用意が終わった頃、由理がメイクをして、髪のセットをして洗面所から戻ってきた。
「ねぇ、由理制服で良いの?」
「制服がいいの! わかってないなぁ、制服ディズニーなんて憧れなんだよ!」
「そっか」
そう言って由理が制服をクローゼットから取り出す
「……」
「……」
「どうしたの由理、著替えないの?」
由理が制服を持って止まっていたため尋ねる
「み、湊くん出てってよ!」
そう言って背中を押され部屋から追い出される
「良いって言うまでって來ないで!」
「あ、うん」
俺は扉にもたれかかって座った
そしてし考えていた
「由理……昔どっかで會ったことある気がするんだけど……」
誰にも聞こえない小さな聲で、俺は呟いた
過去編の更新頻度をどうするかがわからない……
どれくらいで更新していこうかな?
2作ともフォローとグッドしてくれると嬉しいです!
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【コミカライズ&書籍化(2巻7月発売)】【WEB版】婚約破棄され家を追われた少女の手を取り、天才魔術師は優雅に跪く(コミカライズ版:義妹に婚約者を奪われた落ちこぼれ令嬢は、天才魔術師に溺愛される)
***マンガがうがうコミカライズ原作大賞で銀賞&特別賞を受賞し、コミカライズと書籍化が決定しました! オザイ先生によるコミカライズが、マンガがうがうアプリにて2022年1月20日より配信中、2022年5月10日よりコミック第1巻発売中です。また、雙葉社Mノベルスf様から、1巻目書籍が2022年1月14日より、2巻目書籍が2022年7月8日より発売中です。いずれもイラストはみつなり都先生です!詳細は活動報告にて*** イリスは、生まれた時から落ちこぼれだった。魔術士の家系に生まれれば通常備わるはずの魔法の屬性が、生まれ落ちた時に認められなかったのだ。 王國の5魔術師団のうち1つを束ねていた魔術師団長の長女にもかかわらず、魔法の使えないイリスは、後妻に入った義母から冷たい仕打ちを受けており、その仕打ちは次第にエスカレートして、まるで侍女同然に扱われていた。 そんなイリスに、騎士のケンドールとの婚約話が持ち上がる。騎士団でもぱっとしない一兵に過ぎなかったケンドールからの婚約の申し出に、これ幸いと押し付けるようにイリスを婚約させた義母だったけれど、ケンドールはその後目覚ましい活躍を見せ、異例の速さで副騎士団長まで昇進した。義母の溺愛する、美しい妹のヘレナは、そんなケンドールをイリスから奪おうと彼に近付く。ケンドールは、イリスに向かって冷たく婚約破棄を言い放ち、ヘレナとの婚約を告げるのだった。 家を追われたイリスは、家で身に付けた侍女としてのスキルを活かして、侍女として、とある高名な魔術士の家で働き始める。「魔術士の落ちこぼれの娘として生きるより、普通の侍女として穏やかに生きる方が幸せだわ」そう思って侍女としての生活を満喫し出したイリスだったけれど、その家の主人である超絶美形の天才魔術士に、どうやら気に入られてしまったようで……。 王道のハッピーエンドのラブストーリーです。本編完結済です。後日談を追加しております。 また、恐縮ですが、感想受付を一旦停止させていただいています。 ***2021年6月30日と7月1日の日間総合ランキング/日間異世界戀愛ジャンルランキングで1位に、7月6日の週間総合ランキングで1位に、7月22日–28日の月間異世界戀愛ランキングで3位、7月29日に2位になりました。読んでくださっている皆様、本當にありがとうございます!***
8 78【書籍化】婚約者が明日、結婚するそうです。
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