《召喚された元勇者はこの世界に適応する》ギルド
向かいれてくれたのは、貓耳のだった。
「勇者様方のギルドへの加をお願いしたい」
「わっかりました!」
ギルド職員は、奧に消えていき、水晶らしきものを持って、帰ってきた。
「では、勇者の皆様、この水晶に手を置いてください。そうしたら、E.D.C.B.A.Sまでの文字が浮かび上がります。それの2つ下が勇者様方のランクになります」
「なんで、2つ下なんですか?」
「強さがSでも、判斷力や経験がものを言う世界でもあるので、それを養うためにも、2つ下に設定しているんですよ」
「なるほど」
「では、誰から測りますか?」
張しているのか、みんな目を合わせるだけで、手をあげるものはいなかった。そこで、騎士の人が手を挙げた。
「なら、ここは俺がお手本ということで、先にやりますよ」
「では、お願いします」
そして、水晶が青と緑にり、Aという文字が浮かび上がった。
「こんなじになる。で、誰からやりますか?」
「では、私から」
手を挙げたのは凜道ミカだった。姉の方だ。
「では、手を置いてください」
付嬢の言葉を聞き、ミカが手を置いた。すると、水晶は、緑と赤とに激しくり、Sと浮かんだ。
「すごい! この魔力量は、流石勇者様ですね!」
その後も、凜導リカ(妹)と、りりかが手を水晶に置くと、リカは、青と黃に、りりかは、緑と青とピンクに激しくり、2人ともSの文字が浮かんだ。
そして、とうとう、俺の番になった。水晶に手を置くと、7にった。それも、周りがなにも見えないほどに、そして、浮かび上がった文字はなにもなかった。
「初めて見ました。あんなにるなんて。でも、なにも文字が浮かび上がらないなんて、もしかして、測定不能? そんなことは......」
付嬢がブツブツと言ってる間に、こっちでは大騒ぎだ。
「すごいすごい! やっぱり明人くんはすごいよ!」
りりかの語彙力が著しく下がっているように思える。
「「すごいな、夜神。見直したぞ!」」
流石姉妹なのか、リカとミカの言葉が、一字一句、タイミングもよく重なった。
「で、では、勇者様のランクは、みんな同じで、Bランクからでよろしいですか?」
「えぇ、お願いします」
そうして、俺たちの、ギルドカードが出來上がり、ギルドを後にした。
「では、私たちはこれで失禮するよ」
ミカがそう言った。
「そっか、じゃ、またどこかの街で會おうね。それか、半年後ね」
そう言って、俺とりりか。ミカとリカとで、別れた。俺は、王都から出て、違う都市に行きたかったので、すぐに王都を出た。その時のりりかの顔の緩み様はとても凄かった。
こんなじで、短く適當な投稿頻度でやっていきます。
12ハロンの閑話道【書籍化】
拙作「12ハロンのチクショー道」の閑話集です。 本編をお読みで無い方はそちらからお読みいただけると幸いです。 完全に蛇足の話も含むので本編とは別けての投稿です。 2021/07/05 本編「12ハロンのチクショー道」が書籍化決定しました。詳細は追ってご報告いたします。 2021/12/12 本編が12/25日に書籍発売いたします。予約始まっているのでよかったら僕に馬券代恵んでください(切実) 公式hp→ https://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=9784824000668&vid=&cat=NVL&swrd=
8 141【書籍化】白の平民魔法使い【第十部前編更新開始】
魔法使い。 それは魔法を駆使して戦い、守り、救う超越者。 だが、魔法使いの世界は才能が物を言う。長く続く魔法の歴史は才能ある一族だけを拾い上げ、今では魔法使いは貴族のみとなった。 ここマナリル國でもそれが常識。 マナリル國有數の教育機関であるベラルタ魔法學院には今年も優秀な魔法使いの卵が集まっている。 そう、一人を除いては。 一際目を引く素樸な少年。 煌びやかな世界とは無縁の田舎者。 そこにいたのは學院唯一の平民だった。 "魔法使いになりたい" 魔法になりきれない魔法の使い手による夢を葉える物語が今始まる。 ※この度KADOKAWA様から書籍化する事となりました!11月13日発売です! ♢ 第五部完結しました! 第一部『色の無い魔法使い』完結。 第二部『二人の平民』完結。 第三部『初雪のフォークロア』完結。 第四部『天泣の雷光』完結。 第五部『忘卻のオプタティオ』完結 第六部『灰姫はここにいる』完結。 第七部『氷解のミュトロギア』完結。 第八部『翡翠色のエフティヒア』完結。 第九部『呪われた魔法使いとお姫様』完結。 第十部前編『星生のトロイメライ』更新準備中……。 第十部後編『???』 王道ファンタジー、だと思います。
8 156【書籍化決定】婚約破棄23回の冷血貴公子は田舎のポンコツ令嬢にふりまわされる
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