《召喚された元勇者はこの世界に適応する》りりかの武検証
「さて、次はりりかの武の検証だな」
「うー、分かったよ。嫌だな、絶対やばいじゃない」
「まぁ、そう言わずに」
「はぁ、えっとこの武のスキルが、魔法威力UPだっけ」
「そうそう。あ、まずは武を使わずに撃ってみてよ」
「うん! ウィンドカッター!」
りりかが魔法を放つと、近くにあった木が10本ほど倒れた。
「うん。レベルが上がって魔法の威力が上がったのがわかった」
「ねぇ、これ本當にやるの!? 絶対に危ないじゃん!!」
「えっと、うん。これはやばいね。んー、帰ろうか」
「うん。帰ろうか。あ、でも薬草取ってからね」
薬草を採取する為その場を離れ、別の場所で薬草を採取した。そして、俺たちはギルドに報告にやって來た。
「ねぇ、聞いた。あそこの森で一部だけ森が禿げてたんだって」
「あぁ、聞いた聞いた。斷面が凄く綺麗で魔の仕業とは思えないってな」
「ってことは、人の仕業なのかしらね?」
「さぁな」
「ねぇ、あれって私たちよね?」
小さい聲でりりかが耳元で囁いてきた。
「う、うん。多分そうだと思う」
「ま、まぁ。バレないわよね」
「うん。ヘマしなきゃね」
付にやって來た。
「クエストの報告に來ました」
「はい。確認しますのでし待っていて下さいね」
付の人は手元にある紙束を確認した。
「はい。薬草採取ですね」
「えっと、はい」
「……え?」
そうだよね。驚くよね。
「すみません。調子に乗りました」
「……流石に多すぎや」
その後、薬草の取りすぎはダメだとか、々怒られた。
「ねぇ、もしかしてだけど。今噂になってる、森の一部が伐採されたのって、もしかして」
「えっと、あは、あははは」
「全く、貴方達そこで何してたの」
「私の、魔法の威力の検証を」
「はぁ、今度からは草原とかでやりなさい」
「「はい」」
薬草採取の報酬をけ取り、俺とりりかは宿に戻った。
その頃、近隣で異変が起きていた。
「なぁ、最近魔の數多く無いか?」
「確かにな。一応ギルドに報告するか」
「あぁ、そうしよう。ん、待て」
「どうし、囲まれた!?」
「た、すけ」
「うふふ。さぁ、魔王様。復活の時ですよ。うふ、うふふ、あーハッハッ!!」
「ねぇ、私魔王辭めたいんだけど」
「それは、無理な話だな」
「えぇ、私戦いたくない。殺し合いたくない。勇者とも仲良くしたい!!」
「そう言われてもな。お主の魂にそう刻まれておるからな」
「また、私魔王やるの?」
「ん、んん。そうだな。あ、そうだ、いい話があるぞ」
「ん? なによ」
「実は今あの世界には勇者が30人ほど居るんだよ」
「は? なにそれ、悪い話じゃない!」
「まぁ、話は最後まで聞け。その中にたった2人だけ。お主を魔王から解き放ってくれるやも知れぬ勇者が居るのだ。そいつらを探せ。そうすれば、きっと」
「ありがとう! んじゃ、行ってくる!」
「出來うる限り近くの、死にそうなの子のに移すからな!」
「閻魔様! ありがとう!!」
「ねぇ、明人くん」
「どうした?」
「あの子」
俺たちのし先に、ふらふらと歩いているの子が1人。
「分かってる」
俺がその子に駆け寄ろうとすると、その子がバタッと倒れた。
「っ! 大丈夫!?」
その子の呼吸は著しく弱々しかった。
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