《転生したら解師のスキルを貰ったので魔王を解したら英雄になってしまった!》第22話 毒毒毒…。
「その通りさ。さっさと死にな!」
男はものすごい勢いで短剣を振り下ろしてきた。
俺は腰にあらかじめさしていた、新兵、もとい刀を抜いて短剣を払う。
紫の鱗で裝飾された鞘から出てきたのはしく加工された日本刀を思わせる武。
その刀には所々紫の線がある。
お気付きの方もいるだろう。そう。
モルテドラゴンの爪で作られた刀だ。
もちろんこの世界に1つ。
値段はプライスレス。
その名も…。モルテソード。そんまんまだ。
え?ネーミングセンスがない?ははは。
刀と短剣がれるたびに刀から猛毒が飛散する。
散った毒は、地を溶かし、植を枯らしていく。
なんとこの武、所有者には毒は効かない。
便利だろ?
「お前、剣さばき下手くそじゃないか。
そんなので英雄と呼ばれているのか?
そのタイプの剣はな、力任せに斬ればいいってもんじゃないんだよ!」
アホだこいつ。
俺の策略に引っかかってるな。
わざと力を込めて毒の飛散量を多くしてるんだよ。
刀から出た毒は気付けば、男の短剣を半分溶かしていた。
「なんだと?!剣が溶けているだと?!
そう簡単には壊れない鉱石で作られたはず…!
まさか…。その紫のは毒か!?!?」
「やっと気付いたか。そう。さっきから力任せに振っているのも、毒の飛散量を多くするためだ!」
そう。男が気付いた時にはもう遅かった。
対解繊維で作られたローブがだらけになっていた。
全部溶けないだけでもすごいな。
もともと耐久が高いのだろう。
男が揺しているうちに…。
俺はが空いた部分に向かって、
「バレろ!」
そう言った瞬間、男は悔しそうな顔をして消えていった。
その場に殘されたのは無殘にちぎれたローブ、半分溶けた短剣が落ちていた。
別の仲間に見つかったら厄介なのでこっちで回収しておいた。
そのまま歩いて湖へと向かった。
森をでた先には、それはそれは広大な湖があった。
琵琶湖、とまではいかないが、なくともその半分はありそうだ。
し前にこの國の地形をミアから教えてもらったことを思い出してここにきたのだ。
この湖はなんと綺麗な三日月の形をしている。
そこで俺はちょっと前にウィザードという魔法使い(悪)を解吸収した時に手にれた技、
魔力検知
を使った。
しかし、なんの反応も出なかったのだ。
 
一応薄めの結界を張っておいたが…。
何かがあったらドラグーンの龍翔で飛んでくればいい。
しかしまぁ…。
なんだろう…。
月の元
ねぇ…。
これは長い調査になりそうだ。
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