走り始めてから15分後前の方に砂煙が見えてきた。

「あれか……」

砂煙はこれでもかと言うほど立ち上っていて、大きいものは既に見えるくらいだ。

すると、一匹の魔が目にった。

「おいおい、なんだありゃ」

『あれは古龍種ですね。それも上級の古龍エイジェントフレイムドラゴンです。』

「なんでこんな所に」

『恐らくハクを取り戻しに來たのかと』

「ハクを？」

『古龍種は神竜の下僕の一種です。あの盜賊に取られたハクを連れ戻しに來たと思われます。』

「なるほど、ぶっ飛ばすのもいいけど今後もあると面倒だな」

『どうしますか？』

「あいつ以外ぶっ飛ばす」

もうすぐで範囲だ。

「行くぜ！與奪眼！」

『スキルーーーーー』

「リエル！それはいい！一気に行くぜ！」

『了解！』

「はああああああああああ！！！！！！」

近くにいる魔から斬り伏せていく。

どんどんとスキルや力、魔力を奪っていった。その度に強くなっていくのがわかった。150を超えたあたりで使っていた剣が折れてしまった。

「転移眼！」

ソウマは一度森の中に転移する。

「もっと強い武が必要だな。創眼」

ソウマはさらなる武を求め魔力を限界まで込める。

すると、目の前に強いが溢れ、目を開けて居られなくなる。

目を開けるとそこにはしい刀があった。鑑定してみると驚いた。

斬魔刀　斬羽

《種類》神刀

《効果》破壊耐、重量軽減、飛斬、蓄積、放出、見斬り、吸修正、魔斷、強靱化、斬鉄、魔力撃、鋭利化、剛一

「神作っちゃった。」

『まあ、さっきまでかなりの魔力を奪ってましたしね』

「一応ステータス見とくか『ステータス』」

【名前】 鳴神創真

【年齢】 15

【別】 男

【種族】 人族

【レベル】67

【力】 255100／255100

【魔力】 3985000／3985000

【スキル】

剣Lv15

棒Lv9

斧Lv8

炎魔法Lv10

水魔法Lv10

風魔法Lv8

魔法Lv6

闇魔法Lv4

強化Lv9

気配察知Lv5

気配隠蔽Lv4

鑑定Lv5

テイムLv3

力自回復Lv3

魔力自回復Lv4

【固有スキル】

狂化

吸収

分裂

 無限収納インペントリ

 月の道標

 六星の魔眼

【武】　斬魔刀　斬羽

「だいぶ強くなったな。そろそろ行くか。」

『早くしないと王都に著いてしまいますからね』

「行くぞ。転移眼」

ソウマは戦場に戻ってきた。

すると、大群はだいぶ進んでしまっていて、ソウマは真ん中に転移してしまった。

急いで周りの魔からステータスを奪い、倒していく。

「この刀すごいな。どんどん切れる」

ソウマは魔力を斬羽に込めていく。斬羽の特蓄積で限界まで溜め込み、放出と飛斬を同時に使う。

「斬波！」

ソウマは刀を橫に薙切ると魔力の刃が飛んでいき遠くに行くにつれて大きくなって言ってその刃に當たった魔は死んでいった。その間もステータスを奪い続ける。だから、魔力はそこらじゅうにあるためいくらでも打てるのだ。

「斬波６連斬！」

勝手に名前をつけ6回連続の斬波を放つ。

既にソウマの近くの魔は死んでおりまた遠くの魔も半壊していた。

次に向かおうとすると聲がかかった。

『待て』

「っ！」

聲がした方を振り返る。魔はいていない。この大群を率いているものの聲ということだ。

つまり、古龍種エイジェントフレイムドラゴン。

『ソナタは何者だ？』

「俺は鳴神創真。」

『その手の紋章。子神竜様と契約したということか？』

「ああ。ハクと契約した。返してしいか？」

『いや、それならば良い。それと、もし契約した者がいたら伝えてほしいと神竜様から言われている。大切に育てよとな』

「當たり前だ。」

「そうか。私は神竜様伝えに行く。」

「じゃ、この魔は殘していくのか？」

『うむ。そのつもりだが？』

「迷なやつだなぁ。まあ、いい。俺が倒すし」

『それでは、さらばだ。また逢う日まで』

「出來れば會いたくないね」

すると、古龍は翼をはためかせ空の彼方へと飛んでいった。

そして、ソウマは魔を片付けることにした。

「さてと。準備はいいか？行くぞ！」

再び魔はき出す。それと同時にソウマ

は強化をかけ魔に突撃して言った。