《規格外の殺し屋は異世界でも最兇!?》死神の片鱗
「なぁ兄ちゃん、よく聞こえなかったわ。もういっぺん言ってみな?」
ダメだ、もう我慢の限界だ....
「だからさー、あんたらの格がまじでキモすぎるんだけど自覚無いのか?って聞いたんだけど?結構大きな聲で話したはずなんだけど耳悪いの?それとも頭が悪いのかな?」
隣でフィーナさんが唖然としているが今は放っておこう...それよりも......
「おぅ兄ちゃん、いきがってんじゃねえよ。お前今の狀況分かってんのか?あ?」
「馬鹿じゃないから分かってるさ。うちのメイドさんを街のみんなで寄って集って罵倒罵聲浴びせて、あんたら馬鹿じゃないの?」
「てめぇ、言ってくれるじゃねえか…大お前の橫にいるがどんな存在が知ってんだろ?そいつを庇うって事はてめぇも同じ目に合うのも分かってんだろうなぁ?」
フィーナさんがどんな存在?んなもん決まってんだろ...SI・RU・KAだよ!
こちとら昨日會ったばかりだぞ、ただまぁこの際だから....
「そうだなぁ、たしかにフィーナさんは変な人だとは思うよ、過去が過去なだけにしょうがないのかもしれないけどすぐ自分が〜って言うし、人間不信が酷すぎるし、おまけに待ち時間より早く來すぎて地面に絵を描いてるような寂しい人だし…」
「それ、今言わなくても良い奴ですよねぇ!?」
フィーナさんが抗議の聲を荒らげるが今はまだ無視だ....てかこの人いじるの楽しいなぁ…
「だったら兄ちゃn「でもな」....」
ごっついおっさんが何か言いかけたがそれを遮るように俺は言葉を被せた
「なくともあんたらとは違って心は腐ってねえよ?忌み子?吸鬼の生まれ変わり?なにそれ?おいしいの?俺にお前らみたいなゴブリン共の常識を當てはめてくんじゃねえよ!」
「てめぇ、今俺達のことをゴブリン呼ばわりしたな…それがどういう意味をするのか分かってんだろうなぁ!」
これも昨日本で読んだのだが、この世界でのゴブリンはただ本能のままにを貪り棒を振り回すだけの種族とされている。これを人に向けて言うことは最大級の侮辱に等しい(らしい)
まぁこんだけ煽りまくったんだ(ほとんど鬱憤晴らしだったけど)あとは....
「もう容赦しねぇ!お前ら!こいつをリンチだ!この舐めきったクソガキを後悔させてやるぞ!」
うん、単細胞バカゴブリン共は扱いやすくていい....そいじゃ仕上げ行くか!
「ねぇフィーナさん、右太に隠してるナイフ貸してくれないかな?」
俺がそう言うと
「何をするつもりですか?言っておきますけどこの國の騎士団長として殺すのだけは許しませんよ…」
「分かってるって、殺しゃしないよ。ただの正當防衛じゃれあいをするだけだよ…」
そう言ってナイフをけ取ると....
俺は目を瞑り深呼吸をしながら10數える....
思考が加速し暗闇の中で向かい合わせの自分と対峙する──────────
1 さぁ、自問自答の時間だ
2 敵は?
 ざっと15人、ほとんどが筋質の冒険者であろうマッチョ、ヤンキー、etc...
3 今回の行理由は?
  なんでだろうな〜よく分からんけどとりあえずムカついたからだな...
4 手持ちの武は?
  ナイフ1本のみ、まぁ1本あれば十分だろう
5 相手の裝備は?
 
  ナイフ持ちが數人とほとんどが金屬の棒や剣など
6  今回の対処は?
  全員を戦闘不能に、いや、行不能にする。殺しは無しだ。
7 勝つ見込みはあるか?
 問題ない、徹夜明けで若干眠いけど相手が相手なだけに遅れはないだろう
8 この戦闘に意味は?
  ほとんど無いな、強いて言うならうるさいやつを黙らせてさっさと靜かにするだけだ
9 最後だ、お前は何者だ?
 師匠の弟子、殺し屋、ただの高校生だ。
10 それともう1つあるじゃないか
  あぁそうだな、俺は《死神》だ
呼吸を整え目を開く、から余計な力が抜けていき、頭の中はさっきまでとは違い綺麗に澄み渡っている。思考が加速していき景が褪せていく。周りのきもクリアゆっくりになって見える。
これは俺がいつも殺しの依頼を遂行する時にやる俺なりの切り替えルーティンだ。心の波を落ち著かせることで集中力を極限まで尖らせて目的を果たすための....まぁ要するに余計な思考を削ぎ落とすだけなんだけどな…
ん?誰に話しかけてるかって?第三者様である読者だよʬʬʬ
え?それが余計な思考になってる?
HAHAHA....siruka!!!
まぁ冗談はその辺にしておいてと....。
さぁ躙じゃれあいの時間だ─────
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読者の皆様、お久しぶりです!およそ1週間開けてしまいました、なにぶん夏休みが開けて學校が再開....部活もどんどん厳しくなるわでもうヘトヘトなんですよ…orz
まぁそんなこんなでだいぶ覚開けてしまいましたが、これからも不定期更新(出來れば3~4日に1度くらい?)のペースでやっていきたいと思います!
想などありましたら書いてもらえると至上の喜びにございますのでなにとぞこれからも【規格外の殺し屋は異世界でも最兇!?】をお楽しみください!
それではまた次回會いましょう!
【書籍化・コミカライズ】小國の侯爵令嬢は敵國にて覚醒する
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8 179異世界転移は分解で作成チート
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