《勇者の孫、パーティーを追放される~杖を握れば最強なのに勇者やらされてました~》第九話 『真の勇者』
アルフたちが町の悩みを解決していく一方で、三銃士の魔王討伐パーティーにもきが出てきた。
「おい、酒持ってこい!」
サイフォスは相変わらず荒れている。
この酒場はアルフたちがいる村とは別の村で、魔王が住む魔大陸に最も近い村と言われている。
そんなところで勇者募集をするのだ。
強いやつしか來るわけないというのがサイフォスの理論。
そこまで都合よく話が進むわけないと思いきや、いきなり聲がかかった。
「あの、僕は勇者をやっているものですが、三銃士の方々ですよね。パーティーにれてしいのですが」
「そうだが、お前はそれに見合った力のある勇者なんだろうな?」
「勿論です。剣技にも魔法にも自信がありますよ、なんなら試してみてください」
純樸そうな青年だ、サイフォスはまたどうせ外れだろうと思いながらも力試しをやる事になった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
「サイフォス! こいつ強いよ。わたしでも剣で勝てるかわからない」
フィーナがあり得ないと言った表で剣を打ち合いながら言った。
「魔法も自信がありますよ。サイフォスさん全力で魔法を打ってください」
「そうか、それでは最強の火の魔法火焔球ほむらで相手してやる……死ぬなよ?」
「はい! 善処します」
「火の霊よ、我が下僕しもべとなり業火の炎で焼き払わん」
――ゴオォォォォ
サイフォスの手からは渦巻くほどの炎が現れて、青年の眉間めがけて飛んで行く。
「やはりなかなか強い……放ってはおけんな」
青年は誰にも聞こえないようにぼそっと喋ると、腕を一振りしただけで魔法を消し去ってしまった。
「火焔球ほむらを消し去っただと!? 貴様名前は!?」
「ジャキといいます。試験は合格ですか?」
「勿論だ、こういうやつを求めてたんだよ。あんなアルフとかいうクズじゃなくてな」
サイフォスは急ににこやかになり握手を求めだした。
「それではよろしくお願いしますね。サイフォスさん」
「ああ、々足引っ張んなよ」
「ははっ、お互い頑張りましょう」
こうして三銃士の魔王討伐パーティー第二期が結されたのであった。
やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中
王太子から冤罪→婚約破棄→処刑のコンボを決められ、死んだ――と思いきや、なぜか六年前に時間が巻き戻り、王太子と婚約する直前の十歳に戻ってしまったジル。 六年後の未來を知っているジルは未來を変えようと焦り、顔も見ず別の男性に求婚するが、即答で了承を返したのは隣國の若き皇帝(六年後は闇落ち予定)だった。 皇帝に求婚を真に受けられ、誘拐され、後に引けなくなったジルは腹をくくる。 「あと六年ある、それまでに皇帝を更生させればすべて解決する!(と思いたい)」 これは魔力チートで軍神令嬢と呼ばれていた男前幼女が、王太子のしつこい求婚(復縁)を回避しつつ、かつての部下と再會したり、かっこよく物理で事件を解決したり、呪われた皇帝と本當の夫婦になるお話。 ◆原作書籍1~4巻発売中(イラスト:藤未都也先生)◆ ◇コミカライズ1巻~3巻発売中(作畫:柚アンコ先生)◇ ◆mimicle様にてボイスドラマ配信中◆ *月刊コンプエース様にて第二部コミカライズ連載中* ※R15は念のためです
8 95魔滅の戦士
悪魔。それは人間を喰い、悪魔の唾液が血液に入った人間は感染し、悪魔になる。ある日突然家族が悪魔に喰われた少年は、悪魔を殺すために、戦士へとなった。少年は悪魔を滅ぼし、悲しみの連鎖を斷ち切ることが出來るのだろうか?
8 66小さなヒカリの物語
高校入學式の朝、俺こと柊康介(ひいらぎこうすけ)は學校の中庭で一人の少女と出會う。少女は大剣を片手に、オウムという黒い異形のものと戦っていた。その少女の名は四ノ瀬(しのせ)ヒカリ。昔に疎遠になった、康介の幼馴染だった。話を聞くと、ヒカリは討魔師という、オウムを倒すための家系で三年もの間、討魔師育成學校に通っていたという。康介はそれを聞いて昔犯した忘れられない罪の記憶に、ヒカリを手伝うことを決める。
8 165Fog HOTEL
運命のように迷いついた先のホテルは普通のホテルではなかった。 そこに居た従業員には大きな秘密があったのだ。 だが、誰がそのホテルに私を導いたのか 私の運命を左右するホテルでの出來事は誰が導いているのか。 謎と恐怖の先にあるものを手にした時に人はどうなるのだろか? どうぞ心の準備が出來ましたら、ページを進めて下さいませ。 恐怖と人々の思いが絡まったラビリンスから出れますことを願っております。 主な登場人物 ~Fog HOTELの従業員~ 優 ジェネラルマネージャー リーダー的存在 戦略を立てるのが好き。 恵吾 シェフ 副リーダー的存在 仲間の仲介役。 光 ベッドメイキング 誰にも束縛されず自由を愛している。 快 ウエイター 臆病者でいつも仲間の顔色を気にしている。 零士 ウエイター 喧嘩ぱやいが、誰よりも熱い思いを隠している。 青空 ベルボーイ いつも笑顔でいるが、本當の自分を隠している部分もある。 歩夢 バトラー いつも落ち著いた雰囲気で、信仰深い。 不定期ですが小説が出來次第、隨時アップしていきますので楽しんでいただけたら嬉しいです。コメントなどはお気軽にして頂けたら作品の參考にさせて頂きます(⁎ᵕᴗᵕ)⁾⁾
8 141「お前ごときが魔王に勝てると思うな」とガチ勢に勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい
少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。 全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。 肩身の狹い思いをしながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。 だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。 奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。 しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出會い、最弱の能力”反転”の真価を知る。 戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出會った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。 ――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。 日間最高1位、週間最高1位、月間最高2位にランクインしました。みなさんの応援のおかげです、ありがとうございます! GCノベルズ様から書籍化決定しました! 発売日はまだ未定です。 カクヨムとマルチ投稿してます。
8 54名無しの英雄
主人公アークと幼馴染のランはある日、町が盜賊によって滅ぼされてしまう。ランは盜賊に連れ去られるが、アークは無事に王國騎士団長に保護される。しかし… この作品は筆者の処女作です。生暖かい目で見てやって下さい(✿。◡ ◡。) *誤字、脫字がありましたら教えていただけると幸いです。 毎日0時に更新しています
8 87