観客席に戻る、周りから化けを見るかのような目で見られた。

更に2時間後、「第一試験終了！続いて第二試験を始める！」と言われた、周りは困した様子だったが俺は特に焦らなかった。

理由は単純に人數が多すぎるからだ、試合に勝った250人を全て學させたら全部で2500人學することになるからだ。

「試験容だが10人で集団戦をして貰う、上位2名は學決定だ、それでは早速始める」

學決定とまでもう言うのか、と言うことは大500人近く學することになるのか...

おっと早速呼ばれた、今度は待たなくて済んだ。

「それでは、開始！」

審判が言った瞬間俺に対して八人が魔法を放とうとしていた、まぁ第一試験を見ていたなら當然そうなるだろうとは思っていた。

俺は初めての集団戦という事でこの前手にれた魔力調律とやらを使うことにした。

「火炎の矢よ、我が敵を穿て！ファイヤアロー！」「大いなる風よ、其のを切り刻め！ウインドカッター！」「大地よ、ロックボール！」

痛々しい詠唱が聴こえて來る、中には詠唱省略をしている奴もいたが関係ない、俺は魔力調律を使うと念じるだけ。

飛んできた魔法の數々が跳ね返る、ついでにし魔法を付與して自追尾するようにした。

たったそれだけで試合は終わった、「そこまで！勝者3421番と3500番！」

俺ともう一人のの子...金髪の長低めの可いの子の勝ち判定のようだ、し困している様子だったが喜んでいた。

「お前らはもう帰っていいぞ、また一週間後に來るように」

という事なので俺はレイの訓練場に向かった、った瞬間とんでもない発音が聞こえ走ったのだが...そこにはレイが立っていて周りにボロボロの男達7人と軽傷のが2人倒れていた。

「ん、終わり？」

「あっ...あぁ、試験は終了だ、また一週間後學校に來るように」

無事合格だったようだ、心配する必要なんてなかったなと一安心する。

「あっ、君たち！校門前で制服を売っているだろうから買ってから帰りなさい！」

「おいレイ、帰るぞ」

俺は一聲かけて制服を選んでいた、黒と白を基調とした服のようだ、俺はL、レイはSサイズを買った。

気分的にレイの手を握りたい気分だった、手をばしてし開く、レイが強く握る。

「二人とも早めに終わった...早く帰ってご飯」

「そうだな、今日はスープの気分だ」

「レイも一緒...運命？」

「俺達は運命共同だぞ」

そんな冗談を言いながら笑って帰った、が昇華してから初めて笑ったかもしれない。

宿屋に著くともう14時だった、宿屋の主人に言ってご飯を持って來させる、こんな平和な毎日が続けばいいなとふと思った...