俺たちはその日の夕方に街についた。

街の近くの森に１回オスカーを下ろして、そこから走って帰った。そこで、気づいた。この世界のスキルに無限収納はない。いや、実際あるが、確認されていない。大の人はマジックバックを持ってそこにものをれて持ち歩いている。しかし、マジックバックも安くはない。1番安いもので、金貨1枚はする。しかも容量は三畳間くらいの量しからない。だから、適當なカバンを作ってそれをマジックバックに見せることにした。

王都の門を通り、ギルドに向かう。

「ルミナ。依頼が終わったから手続きを頼む。」

「し、シンヤさん！ステラさん！もう終わったって西の森まで馬車で半日以上かかるんですよ！こんなに早く終わるわけないじゃないですか！」

「それが出來る移手段があったってことだ。それより、ガランに會えるか？」

「どんな通手段ですか……今聞いてきます。ちょっとまってて下さい。」

そう言ってルミナは奧にっていった。

俺とステラが付前で待っていると1人の男が話しかけてきた。

「おいおいテメーら。西の森に今日依頼をけてもう終わっただと？そんなわけねえだろうが！なんかせこい手段使ったんだろ！」

「…………」

「おい！何無視してんだよ！」

俺は無言でいると、周りからひそひそと聲が聞こえる。

「おいおい、あいつ何やってんだよ。」

「話聞いてなかったのかよ」

「何があったんだ？」

「お前も知らないのか。あいつ今日登録したやつなんだけどよ。試験でギルドの冒険者全員でかかって瞬殺されたんだぞ。」

「は？噓だろ？新人がそんなわけないだろ」

「ほんとなんだって！それでその姿から付けられた二つ名は《異端者ルールブレイカー》。魔法もや武も桁違いだ。俺は1度だけSSSランクの戦いを見たことがある。けど、あいつの戦いはそれよりすごいと思わされちまった」

「うそだろ……」

何やら変な名前が付けられたようだ

「おお！聞いてんのか！」

「さっきから耳元でうるさいぞ。雑魚に要はない。引っ込んでろ三下。」

「なんだと〜！このＣランク冒険者のプレル様にそんな口を聞くとは！殺してやる！」

そう言って三下は剣を抜いた。つーか、Ｃランクって弱くね？

「ギルドカード剝奪されるぞ？」

「しるかぁぁぁぁぁ！！」

「はぁ、あまり面倒ごとは嫌いなんだが」

「絶対に殺してやる！」

「おうおう、やれるもんならやってみろ。そのでできるならな」

「え？あ、あ、うぎゃゃゃゃゃぁぁぁぁ！！！！！」

三下の両腕は逆方向にネジ曲がり、足は側に何回転も捻れている。

「お、おい。何やったんだ。今の。見えなかったぞ」

「うそだろ……」

俺がやったのは簡単だ。高速で男の近くに行き高速でをねじ曲げ、高速で戻ってくる。それだけだ。まあ、それでも人間には見えない様なスピードでだが。つーか、さっきからその人のうそだろしか行ってなくね？

「まったく。もう絡んでる奴がいたのか……」

その聲が聞こえ後ろをみると、ガランがいた。

「それで？ギルマスを呼び出すとは何かあったのか？まさか、そいつの事じゃないだろう？」

「ちげーよ。依頼の難易度についてだ。あれはどう見てもSS以上の力がないと出來ないぞ」

「どういう事だ？あのクエストはそんな難しいものじゃないだろう。」

そういうガランとルミナの前にデスオークの魔石を出した。

「でか！こ、これはなんだ？」

「魔石だ。けれど普通のオークのじゃない。」

「魔石は分かるが……これほどの魔石一なんの」

「デスオークだ」

「な！デスオークだと！そんなバカな！あそこには最高でも中級のソルジャー程度しかいないはずだぞ！」

「こっちがエンペラー、これがキング、これがジェネラル、これがソルジャー、これがウィザード、これが普通のオークだ。全てあそこの森にいた。」

「な、なんだと……今までそんなことが確認されたことがない。一なぜ……というかそれを君たちだけで倒したのか？」

「正確にはシンヤだけで」

「俺はキング以上のオークを、ステラは下級のオーク雑魚を処理した」

「…………そうか。済まなかった。これはギルドのミスだ。報酬は追加で払おう。魔石も高額で買い取らせてもらう。」

「？魔石は回収じゃないのか？」

「いや、魔石はあくまで証明だ。見せればいい。」

「そうなのか。じゃあデスオークとエンペラーだけ殘してあとは買い取ってくれ。それと、オークのを売りたいんだがどうすればいい？」

「それはこちらで預かります。裏の倉庫に置いていただきたいので著いてきてもらえますか？」

「わかった。それと、こいつはいいのか？」

俺は気絶して転がっている三下を指さした。

「本當はどうでもいいんですが……仕方ないですね。誰か奧の部屋に運んで頂けますか？それと、彼の財産は剝ぎ取っておいてください。それは付の私の席に」

そう言うと、近くの付嬢たちがき出した。

「ルミナって実は偉かったりするの？」

「一応、このギルドの付嬢のリーダーです。」

「意外ね」

「酷いいいようですねステラさん」

そんな他もない話をしていると、倉庫についた。

「ここに出してください。出來れば種類別でお願いします。」

「わかった」

俺はオークから順番に出していく。キングオーク以上のは無限収納に殘しておいた。もちろん自分たちで食べるためだ。

出し終わって後ろを見ると、ルミナが放心狀態になっていた。

「おーい。ルミナ〜。おーーーい！！」

「は！！し、シンヤさん……この量は一。お二人で倒したんですか？」

「ああ。これで終わりだ」

「今日は帰れないな……」

「何か言ったか？」

「いいえ、戻りましょう」

俺たちが付に戻ってくると付嬢が話しかけてきた。

「シンヤ様とステラ様ですね？私は付嬢のリーンと申します。ギルマスからここに戻ってきたら部屋に読んでほしいって言われたので案します！。」

「でしょうね。私は付に戻るわ。リーンお願いね」

「うん。ではこっちです」

俺はリーンについて行って前に案された部屋にった。そこにはガランがいて、機の上に3つの皮袋が置かれている。中には何かがっているようだ。

「來たか。それで今回の報酬についてなんだが。まず、魔石だな魔石はオークの魔石105個、オークウィザードの魔石が68個、オークソルジャーの魔石が96個、オークジェネラルの魔石が32個、オークキングの魔石が5個。それで、合計が金貨1723枚だ。そして、今回ギルドの依頼の難易度についてのお詫びとして金貨100枚。そして、さっきの暴でお詫びとしてプレルの財産の4分の3を渡す。結果的に金貨1900枚とマジックテントの報酬だ。」

「わかった。マジックテントをあんなやつが持ってたのか？」

「ああ。素行や口は悪いが腕はＣランクの中ではいい方でな。そこそこ稼いでたみたいだ」

「そうか。じゃあありがたく貰っとくか」

「ああ、それとオークのの換金なんだが……どうせこの量の魔石だ。も大量だろ。だから明後日來てくれ。報屋のことと一緒に渡す。」

「わかった。」

「なあ、うちの専屬にならね？」

「やだ。旅したいからな」

「そうか。一応ギルマスとしての推薦狀は書いておくよ」

「そうか。じゃあそろそろ宿に行くか。」

「ちょっと待ってくれ。さすがにこの量の金持ってたら周りの目がやばいだろ。うちのシステム使わねえか？」

「システム？」

「ああ。ギルドでは、金を預けることが出來るんだ。まあ、預ける時は金貨10枚からだが。それはほかの冒険者ギルドでもけ取ることが出來る。ギルドカードにその金額が書かれるんだ」

「なるほどな」

「どうするの？」

(んー無限収納にれちゃえば絶対に取れないんだが、それだと怪しまれるだろうな。しは預けるか)

「じゃあ、1500預ける」

「わかった。ギルドカード貸してくれ」

「あいよ」

ガランはギルドカードをけ取って金貨と一緒に下に降りた。

「明日どうする？俺はやりたいことがあるんだけど」

「私は図書館に行こうかしら。」

「わかった。じゃあ明日は別行だな。俺はしばらく時間がかかるかもしれない。」

「わかった」

ステラと話していると丁度、ガランが戻ってきた。

「君のとステラさんのお金を預けておいたぞ。それと、2人でひとつの金庫に預ける形になるから。」

「わかった。それと、どこかいい宿知らないか？」

「それなら、ここから王城の方にし歩いて武屋があるんだがその隣が高級宿泊屋になってるよ」

「ありがとな」

俺とステラはギルドを出てその宿に向かった