神夜は翌日に目を覚ました。

「･･･んぁ？」

橫を見るとステラがスースーと可い音をたてて寢ている。

神夜はステラを起こさないようにベットから降りて著替えた。

「さて、今日は何をするかね？」

窓を開けるとまだ比較的冷たい空気がってきて寢起きのを引き締める。

それと同時に寒かったのかステラを起こしてしまった。

「･･･しゃむい･･･あ、神夜。おはよう」

「おはようステラ。ゴメンな。寒かっただろ？」

「ううん。大丈夫、今日は何するの？」

「まあ、飯を食ったらギルドに行ってその後はアレクの仲間だとかいうアルステッドとかいう貴族の所に行く。」

「分かった。ついて行ってもいいの？」

「いいぞ。今日はゆっくりとすごしながらやって行こうか」

「うん！」

神夜とステラは街でゆっくりとすごしながら冒険者ギルドに行き、アルステッド辺境伯の屋敷に行き、最後に第1王子ルークの元へ行くことにした。

宿屋の階段を降りて將さんにご飯は要らないと言って街に出た神夜とステラは人通りがそこそこ多く、屋臺や店が多い通りにやってきた。

ところが神夜は今なんとも言えない狀況だった。

「･･････」

「神夜、どうしたの？」

「いや、どうして腕に抱きついてるんだ？」

ステラは宿を出てから神夜の腕に抱きついてずっと歩いてきたのだ。

しかも、らかい2つのが腕にあたってかなり理を削られる。

「･･･ダメ？」

上目遣いをされて神夜は何も言えなくなる。

「うっ･･･はぁ、今回だけだからな」

「はーい」

神夜としてはステラとを育むつもりは無いのである。まあ、それも復讐が終わるまでの話だが･･･

そんなこんなで神夜とステラは冒険者ギルドに著いた。

中にると冒険者たちの視線が一斉に集まりすぐに散っていく。

そんなことを気にせずに付まで行き、ルミナに話しかける。

「ルミナ。ガランはいるか？」

「あ、神夜さん。おはようございます。例の件ですね？只今確認してきます」

どんな容なのか伝わっていたようですぐにガランの元へ確認に行った。

しばらくするとルミナが戻ってきた。

「お待たせしました。ギルマスの部屋に案します。」

神夜とステラはルミナについて行ってガランの元へ向かった。

「ギルマス。神夜さんとステラさんを連れてきました。」

「うむ、ってくれ」

中から聲が聞こえ部屋の中にる。

中でガランは紙の資料を持ちながらソファに座っていた。

「やっと來たか。昨日はどうしたんだ？途中から姿が見えなくなるし、昨日來るって言ってたくせに來ないし」

「ああ、済まなかったな。し用事があっただけだ。それよりもどうだった？」

魔神と戦ってたなどとは言わない。

魔王を助けてましたなんても言わない。

神夜は基本的にガランを信用していないのだ。理由は簡単だ。この國の國王と繋がりがあるから。

他に事があったとしてもそれだけで信用出來ない。

「ああ、これでどうだ？」

ガランは脇に置いてあった資料を神夜にわたし、神夜はそれに目を通す。

「･･･なるほど。わかった、助かったよ」

資料に書かれていたのは信用出來るであろう報屋とそいつがいる場所、合言葉などだった。

「それの処分は早めにしてくれよ。バレたらこっちが消される」

「分かっている。それじゃあまたな」

と言って神夜達は部屋を出た。資料は既に神夜の無限収納の中である。

呆気なくギルマスとの話し合いが終わったため、神夜達は再び街を歩き出す。

すると、ステラが話しかけてきた。

「さっきのって、報屋の資料でしょう？今日あいにいくの？」

「いや、今日は行かないよ。また今度な。それに今日はまだやる事あるし」

その後晝過ぎまでのんびりと王都で過ごし、晝食を食べ終わったあと神夜たちの姿は貴族街の口にあった。

「さてとここからは貴族街な訳だが、アルステッド辺境伯とやらにはどうやって會おうかね。」

「ん？普通に正面から行けばいいんじゃないの？」

「それだと國王にバレる可能があるだろ。」

「じゃあ忍び込んで直接會う」

「それも面倒になるだけだ。急に知らない奴が目の前に現れて見方です。なんて言っても信じられるか？」

「･･････無理」

「だよなぁ。はぁ、まあ、そう納得させればいいか。じゃあ行くぞ」

「うん」

神夜とステラは貴族街に足を踏みれて行った。