《小説家の作詞》『ねぇ僕を見て』

ねぇ、僕ね今日さ

テストで100點取ったよ

先生にも褒められたけど

どこか満たされなくて

ねぇ、僕ね今日さ

道端でタンポポ見たよ

元気に咲いていたんだけど

僕は下を向いたまま

僕の聲を聞いて

泣いてぶ慘めな僕

命ばかりを數えては

時間が僕をすり減らしていく

躓いては転んだの

を流してくちびる噛む

息吹いぶきが僕を吹き飛ばしてく

ねぇ、僕ね今日さ

帰り道で虹を見たよ

雨が降った後の晴れた空が

どこまでも綺麗だった

ほら 君も見てよ

心臓が脈を打ちながら

ただひたすらに夜を眠る

何も言わなくても僕は生きる

息をしては嘆いたの

何も変わらないままの僕が

いつか誰かを救えるかな

桜が散るのは春のため

波が帰るのは夏のため

が落ちるのは秋のため

雪が溶けるのは冬のため

じゃあ僕は、誰のため?

泣いてぶ慘めな僕

命ばかりを失っては

命が僕をすり減らしていく

傷ついては気づいたの

命って儚いんだって

そんな儚い命の一つに

僕はなれるかな

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