「［捕縛弾ほばくだん」

魔人が魔神獣に網のようなものを手から無數に出す。

その攻撃に対し魔神獣が攻撃をする。

「［波なみ］」

魔神獣が攻撃をすると、捕縛弾が打ち消される。

「くっ、大人しく死ねぇぇ！」

魔人が剣を取り出すと魔神獣に向かって走り出す。

「剣に魔力を込める。行けぇぇ！［炎の龍フレイムドラーク］　︎」

魔人の剣が炎に包まれ魔人の背中から炎のドラゴンが現れる。

魔人の剣が魔神獣を切り裂く。

「手応えあり！」

その瞬間魔神獣が魔人に向かって攻撃する。

「［対等反］」

魔神獣が魔人に向かって炎のドラゴンを放つ。

「え、噓だろ」

魔神獣が放った攻撃が魔人を焼き盡くす。

その景を見た良が驚愕する。

「（強いな…）」

すると闘技場の真ん中に突然魔人が現れ。代するように魔神獣が消えた。

「勝負アリ！」

と言う聲が聞こえてくる。

その聲と同時に闘技場の観客席から聲が聞こえてくる。

「くっそー勝てると思ったのに」

「やっぱりなぁー魔神獣に勝てるわけが無いんだよなぁー」

「くっそー！2銀貨損した」

その聲がしたと思うと良の目の前にあった柵が上に上がり、良の後ろにある壁が柵の方へと向かい、良を闘技場の中へと押しやる。

良が闘技場の真ん中へと歩いて行くと、魔人が大聲でぶ。

「次の命知らずの挑戦者の名は！」

と審判の魔人が良に名を問う。

「お、俺の名は、秋山良だ！」

良が魔人と同じ大きさの聲でぶ。

「おぉー気合がありますね」

魔人が良に言う。

「では紹介も終わりましたし、では戦っていただきましょう」

そう魔人が言うと、魔人が突然消え代するように魔神獣が現れる。

「（ん？突然消えて突然現れた？なんでだろう）」

良が疑問に思っているところに早速魔神獣が攻撃してくる。

「［（三重の追撃波トリプルパルス］」

早速先手を取られたので良が揺する。

「早いな、まあいい［地の極み］」

良が波を避ける。

「よし、回避功」

良が追撃を回避すると、もうまた二つ波が來る。

「ま、まだあんのかよ［短地］」

良が連続で波を避ける。

その景を見た観客が歓聲を上げる

普段はストレートに褒められる機會があまりない良は応援の聲に照れる。

「こ、これは。負けるわけにはいかねぇな。次は俺の番だ」