《異世界生活語》実用実験開始、また課題が出た
ここからは実用実験だ、油に落ちていた小枝でを開けると、固まる前に油を染込ませた芯を差し込んだ、この格好だけ見ると箱りロウソクといった雰囲気をかもし出しているが、あくまで中は元獣脂だ、大量の煤を上げるため使いにならないとして廃棄された脂、流石に納屋の中で火をつけて大量の煤など上げた日には、大目玉なので庭先に出る。
魔法で広つけても良いが、ここは自然の火を使った方が風があるってもんだ、カマドにはまだ燻っている火があるので、それを持ってくる。
納屋の片隅にほこりを被った、陶と言うよりも土に近い皿に燃えカスを移して、小枝と一緒に持って戻る、発明品第二號エドワード式ロウソク?の著火式だ。
小枝に移した火を芯に移すと、チロチロと燃え始めた、そこでひとつの疑問が生まれた。
”煤が出ないのだ”。
あれほど大量の煤がと言われたのにもかかわらず、白煙すら上げずににいわゆる完全燃焼している。
そっと息を吹きかけて再度著火してみるが、結果は同じ煤を上げることなくロウソクのような、落ち著いた炎が俺の癒しが必要ないピュアな心でも癒してくれるのだ。
再度息を吹きかけ、今度は魔法で著火してみるが別段変化は起きない、もしかしたら魔法に反応するかと思ったのだが、まあそれなら魔法が得意で無い人は無煙に気付いた事だろうし。
ここから出る結論としたら、湯に溶け出た濁りの中に、不完全燃焼を起こす質が含まれてたと言う事になる、やっぱり食べて大丈夫なんですか?この世界の、まあ健康を害した人もいないし何より、味しいので食べるんですけど、それでも何とも疑問が殘る水溶質は、これからの研究材料として心にとめておく必要がありそうだ。
「は~、こんな時にラット実験でも出來れば有害無害くらいは、すぐ解るんだけどな」
思いついた事があるので、安全確認が出來れば舐めてみたい所だが、いくらなんでも墨を薄めたようなスープを舐める勇気を持った人がいるだろうか、いくらなんでもそれは無い、これは今後の課題だとすることにしよう。
さて骨だがいきなり畑に撒くのは危険すぎる、俺の実験に家族の食料保障を天秤にかけることになるのはやりすぎだ、ここはほかのところで実験するとしようではないか。
一番先に思いつくのは、農大時代にやった鉢植え試験の再試だ、いくつかの鉢植えを用意して、何もしない區畫、試験Aをする區畫、Bをする區畫、A+B両方を併用する區畫と、本來ならさらにCDE・・・と試験用がプラスして行くのだが、まあこんなじに區畫ごとに試験をして結果を記録していく方法だ。
もっとも、この世界に來てからというもの、プラスチックは元より素焼きの鉢すら見ていない、鉢植えと言う概念が無いのか、それとも高級品扱いで庶民の手に屆かないだけか。
無いねだりをしても仕方が無いので今回は、俺式ロウソクに使ったものと同じ、木枠で囲ったトロ箱鉢で行くのだが。
後は父からいくつか、カイバクの苗を貰ってそれの生育試験をしてみよう、フフフッ海賊王・・・じゃなかった異世界版化學料の父に俺はなる。
【書籍化・コミカライズ】三食晝寢付き生活を約束してください、公爵様
【書籍発売中】2022年7月8日 2巻発予定! 書下ろしも収録。 (本編完結) 伯爵家の娘である、リーシャは常に目の下に隈がある。 しかも、肌も髪もボロボロ身體もやせ細り、纏うドレスはそこそこでも姿と全くあっていない。 それに比べ、後妻に入った女性の娘は片親が平民出身ながらも、愛らしく美しい顔だちをしていて、これではどちらが正當な貴族の血を引いているかわからないなとリーシャは社交界で嘲笑されていた。 そんなある日、リーシャに結婚の話がもたらされる。 相手は、イケメン堅物仕事人間のリンドベルド公爵。 かの公爵は結婚したくはないが、周囲からの結婚の打診がうるさく、そして令嬢に付きまとわれるのが面倒で、仕事に口をはさまず、お互いの私生活にも口を出さない、仮面夫婦になってくれるような令嬢を探していた。 そして、リンドベルド公爵に興味を示さないリーシャが選ばれた。 リーシャは結婚に際して一つの條件を提示する。 それは、三食晝寢付きなおかつ最低限の生活を提供してくれるのならば、結婚しますと。 実はリーシャは仕事を放棄して遊びまわる父親の仕事と義理の母親の仕事を兼任した結果、常に忙しく寢不足続きだったのだ。 この忙しさから解放される! なんて素晴らしい! 涙しながら結婚する。 ※設定はゆるめです。 ※7/9、11:ジャンル別異世界戀愛日間1位、日間総合1位、7/12:週間総合1位、7/26:月間総合1位。ブックマーク、評価ありがとうございます。 ※コミカライズ企畫進行中です。
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※書籍化が決まりました! ありがとうございます! 宮廷錬金術師として働く少女セイ・ファート。 彼女は最年少で宮廷入りした期待の新人。 世界最高の錬金術師を師匠に持ち、若くして最高峰の技術と知識を持った彼女の將來は、明るいはずだった。 しかし5年経った現在、彼女は激務に追われ、上司からいびられ、殘業の日々を送っていた。 そんなある日、王都をモンスターの群れが襲う。 セイは自分の隠し工房に逃げ込むが、なかなかモンスターは去って行かない。 食糧も盡きようとしていたので、セイは薬で仮死狀態となる。 そして次に目覚めると、セイは500年後の未來に転生していた。王都はすでに滅んでおり、自分を知るものは誰もいない狀態。 「これでもう殘業とはおさらばよ! あたしは自由に旅をする!」 自由を手に入れたセイはのんびりと、未來の世界を観光することになる。 だが彼女は知らない。この世界ではポーション技術が衰退していることを。自分の作る下級ポーションですら、超希少であることを。 セイは旅をしていくうちに、【聖女様】として噂になっていくのだが、彼女は全く気づかないのだった。
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