《初心者がVRMMOをやります(仮)》PCとAIの関係
難しそうな顔をしたジャッジがスコーンを持ってくると、すぐさまディッチが食らいついた。
「これ、ほんっとうに味いんだ! これが食えるなら山中からおりてもいい!!」
ディッチがそこまで言うならと、ディスカスとジャスティスも手をばす。
止められない、止まらない。そんなCMがどっかにあったなぁ、とか三人を見て思ってしまう。
ジャッジはしょっちゅう食べているので、がっつく必要はない。それよりも、オアシスで手にれた果で作ったデザートの方がかなり気になる。あと、渡したをどう料理してくれるのか、この二點だ。
「ほぉれも、ふぁのこの(これも、あの子の)?」
「ジャス、口にれながら話すな。これはカナリアのAI、セバス作。現実世界よりも飯が味い」
「分かるっ」
ごくりと飲み込み、ジャスティスが言う。
「カナリアもセバスに習って時々息抜きがてら作ってるな。……リースは混ざらんが」
カナリアの息抜きなのだ、二人で楽しく作るのがいいのだろう。
「ついでにセバス君はお茶を淹れるのも上手い!」
「ディッチさん、あなたが自慢することじゃないでしょうが」
「カナリア君が自慢しないのだ。誰かがしないとダメだろうが」
それにも一理あるか、そんなことを思ってしまう。
「で、何でまたAIが料理なんかしてるわけ?」
ディスカスが不思議そうに訊ねてきた。
「初期設定で、どうやったのか補助スキルと料理スキルがなりに高かった」
「それだけじゃ分からんぞ。ジャッジ」
ジャスティスの言葉に、ジャッジは出會ったときの話をする。
「最悪、リースが補助全般をする可能があったからな。攜帯食料に飽きてたのもあって、セバスに飯の用意を頼んだ」
購して、軽く調理しなおすのを考えていたのだが、調味料を買ってきたあの時は驚いた。とっさにリースに調理を頼んでしまったのは、悪くないと思ってしまう。
最初の頃、を焼くだけだった。どこかの店からお茶と菓子を購していた。気がついたら、全て作るようになっていた。
今ではリースと共に、拠點にある畑で野菜を取っている。……正直、自分の目を疑ったこともある。
「AIの長は千差萬別って聞いてたけど、初の見聞だわ」
ディスカスが驚いたように呟いていた。
「カナリアの場合、セバスをただのサポートキャラとして見ていなかった、というのがでかいと思うぞ。自分は初心者だから教えを請う側で、セバスは教える側。他のNPCや俺らにもそれをあてはめてくる」
そして、プレイして數ヶ月経つのに、セバスチャンをメンテナンスしているのを見たことがない。
AIのメンテナンスは、主であるPCしか出來ない設定だ。他者がメンテナンスできるようにするには、PCがタブレットで設定をいじくる必要がある。
そんな蕓當、カナリアには出來ないし、頼まれていない。時々、教える立場上、カナリアのタブレットを見るが、セバスチャンにメンテナンスが必要の文字は一度も見かけていない。
そして、何よりも、リースの長もめまぐるしくなっている。
最初の頃はカナリアに補助魔法をかけていたからだと思っていた。セバスチャンと組んでいるからだと思っていた。だが、未だに長するスキルが多く、時々メンテナンスをしても、以前ほど手がかからないのだ。
何故なのか。おそらくカナリアのおかげだろうとジャッジは思っている。無意識に、、、、同じ人間として扱っているカナリアと共に、AIたちも長しているのかもしれない。
つまり、カナリアはもとよりセバスチャンもどんな風に長していくのか、全く見當がつかないのだ。
「……意識改革かぁ……俺らもやってみるか」
ディッチが呟いたが、生粋のゲーマーであるジャッジたちには難しいと思った。
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